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本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「遍く」です。

「遍」がつく漢字には「普遍(ふへん)」や「満遍なく(まんべんなく)」などが挙げられます。ただ、送り仮名がついたことで「これ、なんて読むの?」と戸惑った人もいるはずです。とはいえ「遍く」を「へんく」と読むのは、残念ながら間違い。
「遍く」の読みは「〇〇〇く」。どこかで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

「あまねく」です。
「遍く」とは
もれなくすべてに及んでいるさま。広く。一般に。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。例文には「世間に遍く知れわたる」などが挙げられます。また先で「遍」がつく漢字に「普遍」を紹介しましたが、「遍く」は「普く」と表すこともできます。
「遍」の読みは
だけ。
ちなみに「普く」の「普」の読みも
のみです。合わせて覚えてしまいましょう!
なお、日常生活で主に使う漢字として定められている「常用漢字表」にのっていない「表外読み」は、ひらがなで表記するのが慣例です。そのため「遍く」も「普く」も、日常で目にすることは滅多にないと思われます。そもそも「あまねく」という表現自体、馴染みが薄く感じられた人もいるかもしれませんね。
参考文献:知ってる?「表外読み」読めない常用漢字に注意!|意味・読み、語源と変化|どれだけ知ってる?漢字の豆知識|日本漢字能力検定
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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