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昨今はフリマアプリをダウンロードしたことがある人も多いのではないでしょうか。今年6月には、「住宅宿泊事業法(民泊新法)」が施行され、全国的に「民泊」が解禁になります。モノやサービスなどを個人間で共有できる「シェアサービス」が身近になってきていますが、実際にどれくらいの人がどのようなサービスを利用しているのでしょうか? 「シェアサービス」の利用経験や、興味の度合いを株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(東京都新宿区、以下リサーチ・アンド・ディベロプメント)が調査しました。
シェアサービスはどれくらい知られている?リサーチ・アンド・ディベロプメントが首都圏在住の18~79歳男女3000人を対象に年1回実施している『CORE 2018 調査概要』という調査研究のなかから、「シェアサービス」の利用に関する調査分析を紹介します。
調査対象となったのは、下記の7項目。
なんと95%もの人は先ほどの7つのサービスのうち、いずれかのサービスを知っているとのこと。
けれど実際に利用したことがある人は2割程度にとどまり、利用経験者はまだまだ少ない現状もうかがえます。ちなみに使用率が一番高いのは、やはりフリマアプリ(15%)でした。次いでカーシェアリングや民泊の利用者も増えつつあるようです。
支持されているのは意外な魅力……?では実際に、「シェアサービス」のどんな部分が支持されているのでしょうか。
利用していない人には安くモノを買える「経済性」のイメージが強いようですが、実際に利用してみると金銭的な面だけでなく、「モノの有効活用」「利用の敷居の低さ」そして「活用体験を共有する人とのつながり」を良い点としてあげる人の割合が高くなります。 例えば一番利用率の高いフリマアプリでいうと、自分の不用品を販売して誰かに喜ばれたりすることが、「人の役にたった」という自分自身の喜びにつながることもあるのかもしれませんね。
ちなみに、集計・分析をしたリサーチ・アンド・ディベロプメントの担当者によると、「若年層の民泊、フリマアプリの利用率が予想以上に高かった」そう。
「利用率では大きく遅れをとる40代から50代も利用意向は予想以上に高いと感じました。興味はすごくあって、あと一押し『どういう楽しさがあるのか』が納得できればデビューする人が沢山居そうです」(リサーチ・アンド・ディベロプメント)
認知が広がっているシェアサービス。民泊も解禁される2018年は利用者としてデビューする人が増えるタイミングかもしれません。
この記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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