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対象によって変化する敬語はいくつかあります。「来る」もその一つ。尊敬語の「来る」と謙譲語の「来る」は言葉が違います。「来られる」という言葉もアリですが、もっとスマートな敬語があります。今日はそんな「来る」の敬語をチェック!

問題です。図の四角には、「来る」の敬語が入ります。何か分かりますか?

ここでパッと答えが出た人は優秀ですね!
実は、最近の学校(2008年~)では、敬語の分類は5種類で教えています。
尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語、美化語です。
私が小中学生の頃は、丁重語と美化語はありませんでした。
今日答えてもらうのは、「来る」の謙譲語と尊敬語です。
すぐに答えに飛びつかないように、少しヒントを出しますね。

ヒントとして、最初の1文字を表示しました。
これなら分かった人も多いのでは?
え?自分の考えたのと文字数が合わない?

来るの謙譲語は「まいる(参る)」、尊敬語は「おいでになる」です。
尊敬語は、「いらっしゃる」でもOKです。「いらっしゃる」は「居る」「来る」「行く」の尊敬語なので、全部それ!と覚えてもOK
わりと便利な尊敬語ですね。
「来られる」という言葉も文法的にはOKなのですが、「おいでになる」「いらっしゃる」という言葉の方が敬語として一般的で、「来られる」の使用に敬意を感じないという人もいるようです。
それは、受け身や可能の意味もまざったように感じるのではないかと推察します。
たしかに
よりも
の方が敬意が強い感じがしますね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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