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王室に学ぶ|ジュエリーの付け方2つのお約束。「昼夜の区別」ともうひとつは…【気品を身につけるシンプルな教え#3(前編)】

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目次

プロトコールは「国際儀礼」と訳されますが、国際社会になった今、「プロトコールは私に関係ないわ」ではありません。
国際交流や国際ビジネスを行う場合や、ホテル、一流レストランなどの場面において、プロトコールを取り入れることが必要になってきているからです。
今回は、プロトコールの中でもドレスコード(服装規定)にある、ジュエリーのお約束について(一社)日本プロトコール&マナーズ協会主任講師の松田玲子先生に教えていただきました。

【連載・気品を身につけるシンプルな教え#3(前編)】

 

 

 

宝石の身に着け方で大切なことは「昼と夜の区別」です

 

宝石の身に着け方のお約束には、「昼と夜の区別」と「年功序列」と2つ大切なことがあります。
こちらの写真をご覧ください。エリザベス女王は、日中青空の下、サマセットのブルートンを訪れました。
500周年を記念してキングス・ブルートン(男女共学の独立した中等教育寄宿学校)は新しいミュージックセンターを正式にオープンしたからです。

 

「昼と夜の区別」のことをお話しますと、プロトコール(国際儀礼)のドレスコードでは、女性の昼間の礼装は、肌を出す分量が少ないほど格が高い装いとなり、肌を出す分量が多いほど、格下(カジュアル)となります。
ジュエリーにおいても、昼間はパールなどの、光を内に秘めた宝石が基本です。エリザベス女王もパールを身につけていますね。

 

そして「年功序列」のお約束を守っている王室の方々

 

上の写真では、エリザベス女王とカミラ夫人(ウェールズ公妃)とキャサリン妃が同時に会しています。
コーンウォールの地元の複合型環境施設エデン・プロジェクトで開催された「ビッグ・ランチ」(大昼食会)に出席され、昨年からのコロナ禍を通じて、コミュニティをサポートしてくれたことに感謝の意をあらわしています。

 

友人や近隣の人たちと集まり、一緒に食事を楽しむことができる「ビッグ・ランチ」は、プラチナジュビリー(記念日を祝うために開催されるお祝い)の一部です。

このシーンは、まさに「年功序列」がはっきりあらわれています。エリザベス女王のパールは3連で、カミラ婦人は1連です。
年齢を重ねるごとに豪華な宝石を身につける事が許されているのです。

 

私たちも親族の結婚式などでは、自分より目上の方が出席される場合は、自分が身につけるジュエリーのほかに、少し控えめなジュエリーも持っていき、調整するといいでしょう。

 

 

 

 


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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