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40代の婚活には、意外と初めての経験が少なくない。婚活歴5年を超えたOTONA SALONE編集部長・アサミ(49歳)。これまでの婚活で100人以上もの男性と出会ってきた。
時は数年前に遡って、ジェントルさんとの復縁編。ラブラブな関係に戻ったのはうれしいのだけれど、彼が将来をどう考えているのか少しわからなくなって……。この話は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
【40代編集部長の婚活記#266】
唐突に彼が話してきた、ハイヒールの話。仕事のことかと思いきや、私に履いてもらいたいのだという。
ジェントル「あなたに履いてもらいたいの。絶対、似合うから」
え、そんな高価なものを!!
ジェントル「もうすぐお誕生日でしょ? プレゼントしたいの」
恐縮な気持ちとうれしい気持ちが相まって、ドキドキしている。誕生日プレゼント? そんなことまだ何も考えていなかったから素直にうれしい。復縁してから数カ月、こんなにラブラブで……いいのかしら! 別れていたことがウソのようだ。
恋人から誕生日プレゼントをもらうなんて何年ぶりだろう……?
ジェントルさんとお付き合いするまで恋人いない歴・約10年だったのだから、同じ期間、もらってないわけで。そもそも人生において、自分の誕生日の時期に「恋人がいたこと」もあまりなかったわ。恋人から誕生日プレゼントをもらったこと自体、数える程度。
ジュエリーだってバッグだって靴だって、欲しければ基本的に自分で買ってきた。自分へのご褒美として。「彼にプレゼントしてもらった」と言っている女性を少しうらやましいと思いながらも、自分はそれに値しない人間だと受け止めていた。
そんな自分が、恋人にプレゼントをしてもらえる……なんという光栄!

翌日、二人で向かったのは銀座にあるショップ。アート作品のようにディスプレイされた美しいハイヒールが並んでいる。
ジェントル「どういうデザインがいい?」
カラフルな靴、キラキラの靴、サンダル、ブーツ……どれもステキなデザインだったけれど。
アサミ「ずっと履けるような、シンプルなハイヒールがいいな」
彼からのプレゼントをずっと大切に使いたい。だからこそ、一生モノになるようなシンプルなものをリクエストした。
ジェントル「OK、じゃこの辺だね」
アサミ「うん。使いやすいのはブラックか、ベージュかな」
ジェントル「そうだね」
恋人と一緒にお買い物するのも久しぶりよね。相談しながら決めるっていうのも、幸せな時間だ。
アサミ「これはどうかな」
実用性を考えて、歩きやすそうなヒールの高さが5cmくらいのパンプスを指差した。
ジェントル「え、もっとヒールが高いほうがステキじゃない?」
アサミ「じゃ、こっちかな」
今度はヒールの高さ7cmくらいのパンプスを選んだ。
ジェントル「それもいいけど、これくらいのヒールが美しいと思うんだけど」
そう言って彼が指差したのは10cmのピンヒールだった。
アサミ「デザインとしてはとても美しいけど、歩けるかしら?」
実用度を考えたら、7cmヒールが限界かもしれないけど……。
ジェントル「履いてみて決めよう、ね!」
店員さんに声をかけ、7cmと10cmヒールのブラックとベージュを試着したいと伝える彼。
ジェントル「靴のサイズは何cmだっけ?」
アサミ「23.5cmです。ブランドによって23cmのときもあるけど」
ジェントル「OK。じゃ2サイズずつお願いします」

試着する靴を店員さんが持ってくるのを二人で待った。
ジェントル「ね、身長のわりに靴のサイズ小さくない?」
アサミ「そうかも。身長のわりに手足小さめなのよね」
ジェントル「手もちっちゃいもんね」
アサミ「身長は平均より5cmくらい高いのに、靴のサイズは平均くらいなの」
ジェントル「末端が小さい」
アサミ「そうなの」
すると両手で私の手をすっぽりと包み込んできた。
ジェントル「ホントだ。ちっちゃーい。かわいい」
客観的にみたら、いい年をしてお店でイチャつくカップル(苦笑)。ちょっと恥ずかしいけど、ま、いっか。いままでの人生でこんな風に人前で仲良ししたことなかったもんね。
何よりスキンシップで彼の愛情が伝わってくる。言葉もそうだけど態度も、相手に伝えることって大事だ。
そもそも「いい年をして」なんて、考えなくてもいいのかもしれない。
何歳になっても、恋愛するのは自由。結婚するのも自由。その年齢に上限なんてないわけだから、仲良くするのだって自由よね。
自分が婚活を始めるまで、40代で恋愛なんて絶対にないと思い込んでいたけれど……実際、いま40代後半で恋愛している。むしろ20代、30代のときよりずっと楽しんでいる。
30代後半くらいから「いい年をして」という考えに囚われていたのかもしれない。でも40代半ばになって、婚活を始めて、彼と知り合って、その考えを捨てられるようになった。
この気持ちに至ったのが、私はたまたま婚活であり、彼だったけれど、けっして恋愛には限らない。仕事でも、趣味でも、勉強でも、何歳でチャレンジしていいんだ。それを教えてもらった気がする。
店員さんがたくさんの靴箱をかかえて戻ってきた。
私と彼のまわりにハイヒールがズラリと並べられる。こんなにたくさんの美しいハイヒールに囲まれて……テンション上がる! なるで映画のワンシーンみたいなシチュエーション。ちょっとくらい浮かれても、いいよね。
ジェントル「36が23cmで、36.5が23.5cm相当なんだって。どっちから履いてみる?」
アサミ「36.5にしようかな」
ジェントル「じゃ、7cmヒールの36.5からにしよう」
ハイヒールに足を入れ、立って少し歩いてみる。
ジェントル「ちょっと余裕がありそう?」

あら、目ざとい。なんでもお見通しね。久しぶりに会ったときもほんのちょっとやせたこともすぐ指摘されたし。アーティストだけに細部にこだわるタイプってことか。
アサミ「ゆるいってわけではないけど、確かにちょっと浮くかも?」
ジェントル「じゃ、36を履いてみて」
サイズを変えて履き、また少し歩いてみた。かなり足にピタッとフィットする感覚。
アサミ「こっちだとジャストサイズというか、まったく余裕がない感じ」
ジェントル「履いているうちにレザーが伸びるし、フィットしてるほうがいいんじゃないかな」
ハイヒールはフィット感が大事なのだと、店員さんもアドバイスしてくれた。
ジェントル「じゃ、今度はヒールの高さを変えてみよう。10cmヒールを履いてみて」
アサミ「歩けるかしら…」
10cmのピンヒールを履くことなんて、この10年くらいすっかりなくなった。20代、30代の頃はなくはなかったけど……。ここ最近は高くても7cmヒールだった。
ドキドキしながら10cmヒールの靴を履いて歩いてみる。おっと、かなり高い! 歩けなくはないけど、歩く場所を選ぶ高さ!
ジェントル「すごいキレイ。カッコいい」
アサミ「歩く場所を選びそうだけど」
ジェントル「こっちのほうが絶対いい。似合う」
アサミ「えー、悩む! 歩きやすいのはさっきのだけど」
ジェントル「僕はあなたに10cmヒールを履いてもらいたいな」
そんなこと言われると弱い……。やっぱりせっかくの彼からのプレゼント。彼にもよろこんでもらいたい。でも実用性から考えると……。
アサミ「どうしようかな」
ジェントル「履いた脚がホントにキレイ。7cmヒールでももちろんいいんだけど、こっちはもっと美しく見える」
アサミ「アスファルトの上を歩くのは大変かも」
ジェントル「大丈夫。その靴を履くときは僕がエスコートするから」
やだ、そんな……。ジェントルさんエスコート専用靴?
アサミ「それじゃ、こっちにしようかな」
彼の言葉に乗せられて、10cmのブラックハイヒールに決めた。実用性は低いけど……特別な日に履くパンプスとして大切にしよう。
アサミ「ステキなプレゼント、ありがとうございます。大切にします!」
ジェントル「今度、この靴を履くのに似合うホテルのラウンジでデートしようね」
アサミ「ステキ、いいんですか?」
ジェントル「オシャレしてきてね」
アサミ「はい」
ジェントル「そのときは僕もお気取りで行くよ」
ちょっぴりカッコつけた表情の彼。それがなんともかわいくて! 年上の男性にそんなこと言うのは失礼かもしれないけれど、思わず言ってしまった。
アサミ「かわいい」
ジェントル「ホント? ありがとう」
肩をギュッとして私を抱き寄せた彼。またキュンとしてしまう! 私って幸せ者だ。こわいくらい幸せな日々。こんな日がいつまでもいつまでも続きますように……。
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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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