海外ドラマには、素敵な女性がいっぱいです。
その一方で、不快な女性もいますよね。
当記事では、男性の視点で不快な女性キャラを85作品のなかからセレクトしました。
なお、85本の海外ドラマのうち、最近話題のドラマに出演しているキャラや、TVで放送されたことのある知名度の高いキャラを優先的に取り上げています。
また、見た目は好みに大きく左右されるので、見た目ではなく内面で選んでいます。
サーセイ・ラニスター(ゲーム・オブ・スローンズ)
サーセイ・ラニスターは、ロバート王の妃で、ファンタジー作品によくいるタイプ、いわゆる悪い女王です。
弱いものイジメをしたり、残虐行為や近親相姦をしたりとやりたい放題、まさに悪辣無双といった感じなのですが、実は、上述した2人に比べて不快感はそれほどありません。
それは自分が悪だと自覚しているからだと思います。
もしかしたら、好意的な目で観ている男性も、意外といるんじゃないでしょうか。
ほんと悪い奴なんですけどね。
レイチェル・ゴールドバーグ(UnREAL)
(レイチェルは写真左)
レイチェルは、リアリティ・ショーのプロデューサーです。
この作品は、過酷な撮影によって、人間の醜い部分がどんどん露わになっていくのですが、そのなかでも主人公のレイチェルがもっとも不快なキャラになっています。
彼女のどういったところが男性から見て不快なのかは、作品に出てくる男性の同僚が全部説明しています。
特に不快に感じるのは、さんざん人の人生をぶち壊しているのに、自分のほうが被害者だといわんばかりの態度をとることです。
キャリー・ブラッドショー(セックス・アンド・ザ・シティ)
(キャリーは、写真右から2番目)
不快な女性キャラの堂々1位は、作品のコンセプト通りに「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリー・ブラッドショーです。
この作品が制作された1998年には、“女性の視点で見ると不快な”男性向け作品がたくさんありました。そのような作風にモノを申すべく、そういった作品の男女の立場を逆転させて作ったのが、この作品であり、主人公のキャリー・ブラッドショーでした。
ですから、男性がキャリーを観て抱く不快感は、当時の女性が男性向け作品を観て抱いていた不快さと同質のものなんです。
エミー賞を7回受賞、ゴールデングローブ賞を8回受賞した本作は、その後の作品に多大な影響を与えました。
今の女性向けドラマが男性にも楽しめるのも、男性向けドラマが(おそらく)女性にも楽しめるものになったのも、キャリーのおかげだと思います。
以上、いかがでしたか?
どの作品も面白いので、興味をもった方はぜひご覧になってください。
個人的には「UnREAL」がイチオシだったりします。