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子育てには欠かせないアイテム「ベビーカー」。「ベビー」も、「カー」も、英語だから当然海外でも通じると思いきや、実は海外では別の言葉で呼ばれています。いったいなんと呼ばれているのでしょうか。
なんと「ベビーカー」は海外では通じません。びっくりですが、和製英語なのです。海外で使うと、「子どもがまたがってペダルを漕ぐ車のおもちゃかな?」と勘違いされるかもしれません。ではなぜ、日本では「ベビーカー」と呼ぶようになったのでしょうか?
きっかけとされているのが、1947年に大阪で創業したベビーブランド、アップリカ。アップリカは1949年に開発第一号のベビーカーを発表、これまで高級イメージがあった「乳母車」だけでなく、日本の狭い住宅環境に合ったコンパクトで身近な「ベビーカー」を生み出しました。
アップリカは、日本において最も歴史のあるベビーブランドのひとつ。日本におけるベビーカーの歴史と、アップリカは切っても切れない関係かも知れませんね。
では海外で「ベビーカー」はなんと言うのでしょうか。
アメリカでは「baby stroller」が一般的です。また、イギリスでは「pushchair」。他に「baby pram」や 「baby buggy」と呼びます。
どちらもゆりかご型になると呼び方も変わります。アメリカで baby carriage、イギリスでは carrycotと呼ぶようです。
初めて日本で「ベビーカー」(当時は乳母車)が使われたのは1867年、持ち込んだのは、なんと福沢諭吉!当時男の子が二人いて、さらに女の子が生まれる予定だった福沢諭吉は、その子のためにアメリカから持ち帰ったそうですよ。
ベビーカーが英語圏ではまったく違う呼び方だったとは驚きです。ひょっとしたら、お子さんが使っていたベビー用品の中にも和製英語のものもあるかもしれません。ぜひ調べてみてくださいね。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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