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バーベキューで使用される着火剤やカセットコンロ。使い方を誤ると、意外な危険に見舞われることがあります。
(※画像はイメージです)
バーベキューは家族で楽しめる夏のレジャーの代表格ですが、気軽に使用している着火剤やカセットコンロも、誤った使い方をしてしまうと思わぬ事故につながりかねません。やはり火の扱いには、正しい知識が必要です。
政府広報オンラインはX(ツイッター)で「火の扱いには注意」と題し、夏のレジャーにひそむ様々な火の危険性について紹介しています。
火の扱いには注意!バーベキューの火起こしに使う着火剤やガスライターなどは、使い方を誤ると大きな事故につながることがあります。正しく使って、バーベキューや花火などの夏のレジャーを安全に楽しみましょう。-政府広報オンライン
出典:政府広報オンラインHP
カセットこんろを2台並べたり、こんろを覆うような大きな鉄板や鍋などを載せたりしないでください。熱がこもりやすくなり、カセットボンベが過熱し、爆発することがあります。
バーベキュー等の野外調理でよく使われるカセットコンロですが、このカセットコンロに装着した「カセットボンベ」が爆発する事故が発生しています。
政府広報オンラインによると、平成23年(2011年)から令和3年(2021年)までにカセットコンロ・カセットボンベで発生した重大製品事故件数は約100件にのぼります。
事故発生の原因は大きく2つあります。
鉄板からの熱でカセットボンベが加熱され、ボンベ内の圧力が上昇して爆発します。一度に大人数がやけどを負った事例もあり注意が必要です。
炭火によってボンベが過熱し、ボンベ内の圧力が上昇して爆発します。
こうした危険行為は取扱説明書でも禁止されていることがほとんどでしょう。使用前に取扱説明書をよく読み、注意事項を守って正しく使用しましょう。
出典:政府広報オンラインHP
着火剤で点火するときは十分な距離を取り、つぎ足しは絶対にしないでください。
火起こしが簡単にできる着火剤はとても便利なアイテム。しかし使い方を間違えると重大事故につながります。
着火剤には揮発性が高く引火しやすい「メチルアルコール」が使われています。メチルアルコールの炎は見えにくいため、火がついているにもかかわらず「火が消えているかも」「弱まっているかも」と思って着火剤を追加してしまうケースがあるようです。しかし着火剤をつぎ足すと、大きな炎が上がったり爆発したりして、大怪我をする危険性があります。
着火剤を用いて点火するときには、十分に安全に注意しましょう。また、子どもには絶対に使わせないようにしてください。
————————————-▼着火剤を使用する際の注意点
✅火と十分な距離を取ること✅適量の着火剤を使用すること✅着火剤のつぎ足しは絶対にしないこと————————————-
日頃、あまり野外での火の扱いに慣れていない人も、夏場はキャンプなどでバーベキューの体験をすることがあるでしょう。便利なアイテムも誤った使い方をしてしまうと危険に直結します。正しく使えるようにあらかじめ知識を得ておきましょう。
(マイナビ子育て編集部)
参考政府広報オンライン:バーベキューや花火などでは「火」に注意!
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