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大切な人や自分を守ってくれる、身に付けるだけで気分が上がる、そんなお守りのような存在、誕生石。2021年12月には63年ぶりに日本の誕生石が改定され、新たに10石が追加、全29石になりました。この連載では、そんな新・誕生石の特徴や魅力を紹介します。11月は「シトリン」と「トパーズ」です。
11月の誕生石は、「シトリン」「トパーズ」の2種類です。その特徴や意味を紹介します。
シトリンは黄色の石英を指し、和名で黄水晶と呼ばれています。シトリンの歴史は古く、果実のシトロン(citron)の実の色に由来していると言われています。
ほとんどのシトリンは通常アメシストを加熱処理することによって黄色に改変されており、天然の色のシトリンは大変貴重です。商業的にレモン・クォーツと呼ばれている黄色い水晶がありますが、色調が異なるためシトリンとは呼ばれません。見かけの色や外観がトパーズに似ているためシトリン・トパーズと誤った名称で呼ばれていたこともあります。また美しく濃い色合いものはマデイラ・シトリンの名で流通しています。
トパーズの歴史は古く、紅海のトパソス島Topasosに因む説と、輝きが強いことからサンスクリット語で火を意味するTapaと、ギリシャ語で探し求めるを意味するTopazosに由来する説があります。トパーズは一般的に黄色が良く知られており、和名では黄玉と呼ばれています。黄色以外にもブルー、ピンク、ゴールデン、シェリーカラー(インペリアルトパーズ)などがあります。特にインペリアルトパーズは稀産です。
(文:株式会社 明治堂 会長 望月英樹、写真:協同組合山梨県ジュエリー協会)
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