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お年玉を袋に入れる時、お札や硬貨の「表面」を正面に向けるのがマナーとされていますが、ではどっちが「表」でどっちが「裏」か知っていますか?今回は、お金の「表と裏」について解説します!
まず、お札は「人物が表面」となっています。
1万円札……福沢諭吉が描かれている面が表5千円札……樋口一葉が描かれている面が表千円札……野口英世が描かれている面が表
ちなみに今年2024年の夏前には、お札の人物やデザインがリニューアルした新札に切り替わる予定。1万円札は渋沢栄一に、5千円札は津田梅子に、千円札は北里柴三郎に、それぞれ変わります。
とにもかくにも「人物が表」であるとインプットしておきましょう。
ただし、今となっては滅多に見かけない「2千円」は、例外的に「人物が裏面」です。2千円札は、表面に沖縄県の守礼門、裏面に紫式部が描かれています。
独立行政法人国立印刷局
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硬貨は「草花などの絵が表面」で、「数字(金額)が裏面」となっています。何円の硬貨であるかがひと目でわかる数字が描かれた面が、実は裏面であることに驚いた方もいるのではないでしょうか。
硬貨は「数字が裏」であると覚えておきましょう。
下記の写真では、左側が表面、右側が裏面です。
独立行政法人造幣局
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お札をポチ袋に入れる時は「三つ折り」にします。
【1】お札の表面を上に向けます。
【2】お札の左側の1/3を内側に折ります。
【3】お札の右側の1/3を左側にかぶせるように折ります。これで「三つ折り」が完成します。
【4】最後にかぶせた面が表に来るようにポチ袋に入れます。この時、お札とポチ袋の上下が逆さまにならないよう注意しましょう。
ポチ袋から三つ折りの状態で出した時に、「裏面の左側にある絵」が見えれば正解です。リニューアル前の現在のお札では、1万円札が「鳳凰」、5千円札が「花(かきつばた)」、2千円札が「源氏物語絵巻」、千円札が「富士山」が見えるように入れてくださいね。
お札が複数枚になる時は、お札を重ねた状態で三つ折りにしてポチ袋に入れます。もちろん、お札の向きはきれいに揃えてください。
実はお札の横幅は、金額によって違っており、金額が大きいほどお札の横幅は長いのです。そのため、異なる金額のお札を入れる場合は、金額の大きいお札が下になるようにして重ねると、きれいな三つ折りになります。
お札と硬貨を一緒に入れる場合も、表と裏を揃えるようにしましょう。三つ折りにしたお札の上に、草花などが描かれた表面を上にした硬貨を置き、ポチ袋に入れます。
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お年玉をもらう子ども自身は、お札や硬貨の裏表など気にも留めないかもしれませんが、親が気にする場合も。また、知っておくとおしゃべりのネタにもなりますよね。
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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