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薬味として料理を引き立てるねぎですが、使う量が少なくて、中途半端に残って傷んでしまうことはありませんか? ねぎは生で食べるのと加熱して食べるのでは、まったく違う味わいが楽しめます。どちらもねぎならではのおいしさなので、たっぷり使って上手に使い切りましょう♪
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
通年流通しているねぎですが、旬は冬。寒い季節に食べたくなる鍋物には欠かせない野菜ですよね。和食や中華料理でもよく使われる材料なので、冷蔵庫に常備しているご家庭も多いと思います。
薬味として使う場合、使用量は数cmくらいですよね。ちょっとずつ使っていると、気がついたら変色して傷んでいることも。
長さもあって保存しにくいのもあり、鮮度が落ちる前に使い切れるようなメニューも取り入れ、ムダなく使いこなせると◎。ねぎの魅力と、たっぷり使うレシピをご紹介していきますので「使い切りたい!」というときの参考にしてくださいね♪
ねぎといっても、種類や地域によって呼ばれ方や名前が異なります。今回は「長ねぎ」または「白ねぎ」と呼ばれる長いねぎで、その特徴や使い方をみていきます。
青い部分と白い部分は栄養も味わいも違う「長ねぎ」は白い部分が多めなものが多いですが、緑の部分もおいしく食べることができます。色が違うだけでなく、栄養や味の特徴も異なり、それぞれに魅力的。辛味成分は白い部分に多く、青い部分はビタミンが豊富。
生だと辛みと香りが強い薬味として使うときは生のまま刻んで使いますよね。ツンとする辛味成分は熱で飛んでしまうので、パンチのあるこの辛味や香りを生かしたいときには加熱せずに使います。
空気にさらされることでも辛さは飛んでしまうので、ちょっと和らげたい場合はしばらく空気にさらしておくのも◎
加熱すると甘くなる辛味成分が加熱によって失われてしまいますが、それによって隠れていた甘味成分を感じられるようになるため、ねぎは加熱すると甘く変身します。
実は果物並みの糖度があるんです。シャキシャキした食感もとろりとやわらかになり、何とも言えないおいしさに。
切り方によって見た目も味わいも変わる細長いねぎは生で食べるときはみじん切りや小口切りにすることが多いですが、加熱料理だと大きく切っても辛くないのでOK。
香りや辛味を重視する料理なのか、甘味ややわらかな食感を重視する料理なのか、ネギの特徴を踏まえて、用途や好みで切り方も変えるといいですよね。
ねぎはさまざまな料理で使われますが、今回はねぎをメインにたっぷり使うレシピをピックアップしました。使い方やほかの食材の組み合わせなどはアレンジできるので、おうちにあるものや家族の好みに合わせてみてください。
シンプルに焼いたねぎは、とろっとした食感と甘さが際立ち、いくらでも食べられそうな味わいになります。
材料・ねぎ……好きなだけ・油……大さじ1・塩……適量・ブラックペッパー……適量
※しょう油を少し垂らしたり、油をごま油に変えてみても◎
作り方① 食べやすい長さに揃えて切る。② 油をひいたフライパンで焼く。③ 塩とブラックペッパーを振って仕上げる。
こんがりと焼き目をつけたほうが香ばしさも加わっておいしいです。じっくりとやわらかくなるまで焼いてくださいね♪
たっぷりねぎを使ったタレは、さまざまな料理や食材に使える万能ダレ。ねぎの辛味がアクセントとなり、食欲が増します。冷蔵保存で1週間程度はもつので、まとめて作っておくと便利です。
材料・ねぎ……1本・しょうが……1片・ごま……大さじ1・ごま油……大さじ1・中華だし……小さじ1・砂糖……大さじ2・しょう油……大さじ3・酢……大さじ3・ブラックペッパー……適量
※大葉やにんにくを加えたり、レモンや柚子などの柑橘系の果汁を加えてもおいしいです。
作り方ねぎとしょうがをみじん切りにして、ほかの材料と一緒によく混ぜるだけ。お好みで調味料の量は調整してください。
肉や魚のソテーのソースとしてかけたり、湯豆腐にもぴったり。目玉焼きや揚げ物にかけてもおいしいです。生野菜や温野菜、麺類やご飯にも合って、本当に万能!
お気に入りの使い方を見つけてくださいね♪
かき揚げには、甘味を感じるたまねぎがよく使われますが、ねぎも負けないくらい甘くやわらかくなって、油との相性も抜群。緑の色もキレイで、彩りとしても映えます。ねぎだけのかき揚げもおいしいですが、今回はうまみのあるちくわと一緒に揚げてみました。
材料(4人分)・ねぎ……2本・ちくわ……3本・てんぷら粉……50g・水……50ml・揚げ油……適量
※通常の衣よりも少し固めのほうがまとまりやすいです。水の量で調整してください。※塩や天つゆなどお好みでつけてください。※にんじんやコーンなど、家にあるものと一緒にかき揚げにしても◎
作り方① ねぎは1cm幅に、ちくわは5mm幅に切る。② てんぷら粉と水を混ぜてから、ねぎとちくわを加えて混ぜる。③ 揚げ油を温め、スプーンでまとめるように落として、カラリと揚げる。
※油に落としたら、まわりが固まるまではいじらないようにしましょう。
ねぎと豚肉の組み合わせは間違いなし! 肉巻きにすればメインおかずになります。ねぎがやわらかくなるまで火を通せば、甘味とうまみのしっかりある、子どもも喜ぶ一品に。
材料(3~4人分)・ねぎ……2本・豚薄切り肉……12枚・塩こしょう……適量・砂糖……大さじ1~2・しょう油……大さじ1~2・油……適量
※薄切り肉の幅が狭い場合は倍量にしてください。ねぎ1カットに薄切り肉1~2枚で巻きます。
作り方① ねぎを6つにカット。② 豚薄切り肉を広げ、塩こしょうをふり、ねぎをのせてくるくる巻く。③ フライパンで焼く。④ 肉に火が通ったら、砂糖としょう油を加えて煮からめる。
※ねぎまで火がなかなか入らないような場合は、水を少し注いで蓋をして蒸し焼きにすると中まで火が通ります。お好みの大きさにカットして器に盛りつけてください。
肉ダネにもたっぷりねぎを練り込み、ソースもねぎがメインの和風ハンバーグです。ポン酢でさっぱりした味に仕上げましたが、バター醤油や白だしで味つけしても♪
材料(4人分)・ねぎ……2本・豚ひき肉……400g・卵……1個・しめじ……1株・しょうが……1片・パン粉……大さじ3・牛乳……50ml・薄力粉……大さじ1・ポン酢……100ml・水……100ml・塩こしょう……適量・大根おろし……お好みで
作り方① 卵、パン粉、牛乳、薄力粉、塩こしょうを混ぜる。② ねぎ1本としょうがはみじん切りにし、ひき肉と①に加えて粘りが出るまで練る。③ 4つに分けて形を整え、フライパンで両面を焼く。④ 水を注いで蓋をして蒸し焼きにする。⑤ 中まで火が通ったらいったん取り置き、斜め切りにしたねぎ1本と、石づきを落としてほぐしたしめじをフライパンで炒める。⑥ ねぎに火が通ったらハンバーグを戻し、ポン酢を加えてひと煮立ちさせる。
※大根おろしはお好みでハンバーグにのせてください。
ねぎと白菜は中華料理ではよく使われる野菜です。くたっとするまで煮込んであげると、たくさんの量でも食べることができます。おかずとしてもOKな食べるスープで、体の中からぽっかぽかに♪
材料(4人分)・ねぎ……1本・白菜……1枚・カニカマ……4本・卵……1個・ごま油……大さじ1・中華だし……大さじ1・水……700ml
※水は野菜を煮込むときの蒸発分もあるので、少なくなっていたら足してください。味が薄い場合は塩こしょうで整えてください。
作り方① 鍋に水を注ぎ、ねぎは斜め薄切り、白菜は1cm幅に切り、カニカマはほぐして入れて煮る。② 野菜がやわらかくなったら中華だしを入れ、溶いた卵を回し入れる。③ 仕上げにごま油を加えて完成。
※今回は全卵1個の代わりに、残りものの2個分の卵白を使用したため、色が白くなっています。ねぎと一緒に入る具はおうちにあるものでOKです。
ねぎは薬味としてだけ使っていると、なかなか使い切れずに傷んでしまうこともありますが、たっぷり使うメニューを取り入れれば、ムダなく消費するのは難しいことではありません。
生の辛いパンチのある味わいも、加熱した甘くやわらかな味わいも、どちらもねぎの魅力です。いろいろな料理で楽しんでくださいね♪
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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