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仕事をしている女性にとって、育児休業からの復職は大きなターニングポイント。自分自身にも子どもの生活にもさまざまな変化が訪れ、これから職場復帰を控えている人は不安を抱えているかもしれません。そこで先輩ママの体験談をお届け。
今回は、不動産業界の営業職として働く女性のエピソードをご紹介します。
(32歳、子ども0歳、不動産業界)
(※写真はイメージです)
第一子の産休に入るまで、営業の仕事しかしたことがなかった私。
男も女も関係なく「数字が勝負!」という、ちょっと特殊かつハードな世界のため、産休・育休明けに営業職に戻る人はあまりいませんでした。これまでは事務職に替わるか退職してしまう方が多かった中、私は産休前と同じ営業として復帰しました。
今にして思えば、周りに前例がなかったことで、かなり気負っていたのかもしれません。とにかく「数字、アポ優先!すべて自分で‼」という感覚が抜けず、常にいっぱいいっぱいの状態。家庭も仕事もぜんぜん上手く回すことができませんでした。
(※写真はイメージです)
そんな日々を送っていた中、復職後の様子を確認するため人事部と面談する機会がありました。
人事部の担当者に今の状態を正直にお伝えすると、「アウトソーシングするところはして、自分の得意を伸ばすべき。今は数字より効率化だ」と即座にアドバイスが。
その言葉で、ようやく現実に気付くことができました。もちろん、がむしゃらに頑張るのが悪いことではありませんが、あまりに目標数字や自己完結にこだわることで、一人で仕事を抱え込んでしまっていたようです。きっと私がキリキリし過ぎて、周りも声をかけづらかったのではないでしょうか。
(※写真はイメージです)
それからは、単純な作業や基本的な業務は、積極的に若手の社員や事務職さんの力を借りるようにしました。こちらからどんどん話しかけたり、アイスブレイクを試みたり、仕事が円滑に回るような努力はもちろん惜しみません。
そうするうちに、状況はどんどん改善してきました。もちろん数字だけを見たら、過去の一番良かった時には及びませんが、仕事への向き合い方がすごく変わりました。
あのままがむしゃらに数字を追いかけていたら、きっと参ってしまっていたのではないでしょうか。今はタイムマネジメントが上達したことで、何よりもワークライフバランスが上手く取れている実感があり、充実しています。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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