/
実社会を約2/3サイズで再現した街で、こどもたちがリアルなお仕事を体験できる【キッザニア】。子育て中の人なら誰もが知るあの大人気施設を8歳息子と取材してきました!事前にネット上で「攻略法」や「効率的に回る方法」の記事を見かけたのですが、ほぼ読まずに訪れた我が家でもしっかり満喫。その体験談をご紹介しましょう!
【キッザニア】は、3歳から15歳までのこどもたちが好きなお仕事にチャレンジし、楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる“こどもが主役の街”。実在する企業が出展する約60の 「パビリオン」があり、約100種類ものお仕事やサービスを体験することができます。
本物そっくりのユニフォームを身に付け、本格的な設備や道具を使って、大人さながらのお仕事を体験できるのが楽しさのヒミツ。お仕事体験後には専用通貨の「キッゾ」でお給料をもらえ、お買い物をしたり、お客さんとしてサービスを受ける際の支払いに使ったり、銀行に預金したりと、実際の社会生活をリアルに体験できます。
コンセプトは、Education(学び)とEntertainment(楽しさ)を組み合わせた造語の「エデュテインメント」。お仕事を体験できる“テーマパーク”というイメージが強い【キッザニア】ですが、じつは楽しいだけでなく、学びがあり、人間力を高めることを目的とした“職業・社会体験施設”なんですって。
メキシコ発祥の【キッザニア】は、現在日本では東京、甲子園、福岡の3か所で展開中。今回我が家が訪れたのは、ららぽーと豊洲内にある【キッザニア東京】です。
■所在地:東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲1 ノースポート3F■TEL:0570-064-646■営業時間:第1部/9:00~15:00第2部/16:00~21:00※第1部・第2部の完全入れ替え制■定休日:不定休■料⾦:[園児(3歳~)]◎平日 第1部(6時間) 4,000円 第2部(5時間) 3,300円◎休日 第1部(6時間) 5,000円 第2部(5時間) 4,000円◎H.S(※)第1部(6時間) 6,400円 第2部(5時間) 4,700円[小学生]◎平日 第1部(6時間) 4,500円 第2部(5時間) 3,800円◎休日 第1部(6時間) 5,500円 第2部(5時間) 4,500円◎H.S(※)第1部(6時間) 6,900円 第2部(5時間) 5,200円[中学生]◎平日 第1部(6時間) 4,500円 第2部(5時間) 3,800円◎休日 第1部(6時間) 5,500円 第2部(5時間) 4,500円◎H.S(※)第1部(6時間) 6,900円 第2部(5時間) 5,200円[大人(16歳~)]◎平日 第1部(6時間) 2,400円 第2部(5時間) 2,300円◎休日 第1部(6時間) 2,500円 第2部(5時間) 2,400円◎H.S(※)第1部(6時間) 2,900円 第2部(5時間) 2,600円[シニア(60歳~)]◎平日 第1部(6時間) 1,300円 第2部(5時間) 1,200円◎休日 第1部(6時間) 1,400円 第2部(5時間) 1,300円◎H.S(※)第1部(6時間) 1,800円 第2部(5時間) 1,500円※H.S(ホリデーシーズン)とは、夏休みなど【キッザニア】が定めた特定日のこと。※アクティビティ体験は、3~15歳のこどもが対象です。※入場には予約1件(1グループ)ごとに、大人(16歳~)の同伴が必要です。ただし中学生の場合、大人の同伴は必要ありません。■アクセス:[電車の場合]◎東京メトロ有楽町線「豊洲駅」の「2番出口」より徒歩8分◎ゆりかもめ「豊洲駅」より徒歩8分[車の場合]◎都心方面より首都高速10号晴海線 豊洲出口より約1km◎川崎・羽田方面より首都高速湾岸線(東京湾トンネル) →首都高速10号晴海線(有明方面)豊洲出口より約1km◎千葉湾岸方面より首都高速湾岸線→首都高速10号晴海線(有明方面) 豊洲出口より約1km◎千葉京葉方面より首都高速7号小松川線→両国JCT(箱崎方面) →首都高速9号深川線→辰巳JCT(有明方面) →首都高速湾岸線→首都高速10号晴海線(有明方面)豊洲出口より約1km■駐⾞場:入庫後最初の1時間は無料。「ららぽーと豊洲1」「ららぽーと豊洲2」の駐車場をご利用いただいた場合、プランに応じて駐車サービスあり※「ららぽーと豊洲3」は駐車サービス対象外・駐車券は、【キッザニア東京】の入場手続き時に必ずご提示ください。・規定のサービス時間以降は、30分ごとに400円の料金がかかります。・駐車場の高さ制限は2.1mです■トイレ:あり■⾷事:施設内にあるテーブル席で、RF1、シャウエッセン、ピザーラエクスプレス、モスバーガーの食事が楽しめます。—————————※変更がある場合がありますので、詳しくはHP等でご確認ください。公式HP▶【キッザニア東京】公式サイト
初めて【キッザニア東京】に行くときに、「平日or休日」あるいは「第1部or第2部」のどの枠で行くか迷う人も多いはず。筆者もかなり悩んだ末に、混雑を避けてゆったり楽しめそうな「平日第2部」を選びました。パパが行けないので不安はありましたが、強力な助っ人・じいじが付き添ってくれるというので、思い切って行ってみることに。
そして、とうとう迎えたデビュー当日!エントランスに到着すると、「あれ、今日って平日だよね?」と目を疑うほどの長蛇の列ができていました。
てっきり平日第2部はガラガラだと思い込んでいたのですが、そんなことはないのですね。さすが【キッザニア東京】、すごい人気ぶり!
さらにビックリしたのは、エントランスにドーンと出現した巨大なANAの飛行機。
なぜここに飛行機があるかというと、【キッザニア】のエントランスは世界共通で「空港」をテーマにしているから。“楽しいこどもの国”に入国するという世界観を演出しているのだそうです。搭乗ゲートを模したエントランスは、キッザニアという外国に旅立つみたいでワクワクが止まりません。
ちなみにこの飛行機は、実際に空を飛んでいた本物だそう。どおりでリアルだと思いました(笑)
ゲートを抜けて進むと、車や信号、ベンチなどが実物の約2/3のスケールで再現された可愛らしい街並みが広がっていました。
リアルだけどファンタジー感もある、独特の世界観に心が躍ります。
意外にも街の中は人がまばらで、ゆったりと過ごせる感じでした。やはり平日第2部だからでしょうか!?
写真を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、施設の照明は全体的に薄暗くなっています。その理由は、「夕暮れ時~夜の街」を演出しているから。
「夜の街に出かけるのはこどもたちの憧れだから」という理由からだそうで、こんなふうに細かくつくりこまれた設定が、こどもたちをワクワクさせるんでしょうね。
夕暮れの街の雰囲気をゆっくりと楽しみたいところですが、早々に予約枠が埋まってしまうお仕事もあるため、入場したら真っ先に第1希望のパビリオン(お仕事やサービスを体験できる建物)に行って予約を済ませましょう。
我が家は、息子の第1希望のカーモデラーのお仕事体験ができるパビリオンをめざしました。
いち早く目的のパビリオンに辿り着けるように、事前に【キッザニア東京】 公式サイトなどに掲載されたシティマップで、位置を確認しておくことをおすすめします。
カーデザインスタジオに到着し、さっそく予約にチャレンジ。予約の方法はいたってシンプルでした。入場時にもらえる「JOBスケジュールカード」をパビリオンのスタッフに手渡し、必要事項を記入してもらうだけ。
©KCJ GROUP
このときに大切なのが、こども自身が受付をすることです。大人が代わりに並んで受付することはできないので、注意してくださいね。
そして無事、カーモデラーの予約をゲット!じつは先日息子と行った「ジャパンモビリティショー2023」のアウトオブキッザニアでも、このお仕事が第一希望だったのですが、予約が速攻で埋まって体験できませんでした。息子にとって念願のお仕事でもあり、今回予約を取れて大満足の様子でした。
体験の内容が「本格的で楽しい」「思っていた以上にリアル!」などと、ネット上で評判の【キッザニア】。果たして真相はどうなのでしょう?
息子の初仕事「カーモデラー」の体験が始まりました~!
ところで「カーモデラーって何?」という方もいらっしゃると思うので、まず説明しておきましょう。
カーモデラーとは、カーデザイナーが描いたデザイン画を、“クレイ”という種類のちょっと珍しい粘土を使って、立体モデルに仕立てる人のこと。カーデザイナーとともに、クルマのデザイン部門を支える重要なお仕事です。
カーモデラーのお仕事体験は、カーデザイナーがどんな思いでデザインを考えたのかを読み取るところから始まります。
「フォルムは丸っこい?角ばっている?」「ライトはどんな形をしている?」など、カーデザイナーの思い描くイメージをしっかりと捉えます。普段から道行くクルマの特徴を観察するのが好きな息子は、「僕の得意分野だ!」と言わんばかりに前のめりに参加。お~、いい感じです!
次は、デザイン画と見比べながらクレイモデルを削っていきます。
実際の現場でも使われている道具で作業するので、リアリティたっぷりに体験できるのがいいですね。息子もいつになく真剣な眼差しで、作業に集中します。
その後も木ベラで窓の部分を削ったり……
竹串でドアを描いたり……
道具を使い分けながら、理想の造形になるよう真剣に作業をしていました。
体験内容がリアリティ抜群でこどもがハマるという噂は、どうやら本当だったようです。1つ目のお仕事にして、さっそく実感!
ジャーーーン!こちらが完成したクレイモデルです。
つくったクレイモデルは、記念に持ち帰ることができます。クレイは硬化しない粘土なので、自宅でも楽しめるそうですよ。
体験後は、お給料のキッゾとクレイモデルを受け取ります。
お給料をもらって達成感が得られるのはもちろんですが、つくったものが持ち帰れるから嬉しさも2倍増しになりそうですね。
次は「ぽん酢工房」のお仕事に挑戦。息子は大好きな味付けぽん酢をつくれるということで大はりきりです。
おなじみの味ぽん(R)カラーのユニフォームを身に付け、手洗い・消毒を済ませたらお仕事開始。このユニフォーム、見ている大人もテンションが上がります。可愛い~!
まずは、味付けぽん酢や、その原料のお酢について学びます。
我が家の冷蔵庫のスタメン選手でもあり、超身近なぽん酢ですが、じつは大人も知らないことがいっぱい。それをこどものうちに知ることができるのはいいなと思いました。
そして、いよいよお待ちかねの味付けぽん酢づくり!
使用するのは、こちらのディスペンサー。味付けぽん酢の原料の「お酢」「かんきつ果汁」「シロップ」「しょうゆ」が出てくるんですって。
こどもたちは手渡された計量カップに、ディスペンサーから4種類の原料を順番に入れてブレンド。
わぁ~、楽しそう!これ私もやってみたーい!!
ろうとを使ってボトルに充填してキャップをしたら……
専用のマシーンでラベルをつけます。
ペットボトルなどでもおなじみ、熱で縮む性質を利用してボトルに密着させる「シュリンクラベル」のしくみを体感。どんな形の容器にもぴったり密着するってすごいですよね~
キャップの上に【キッザニア東京】のロゴのシールを貼り、レシピカードの丸枠に自分の顔写真のシールを貼ったら、世界に1つだけのオリジナルラベルの味付けぽん酢が完成です!
わぁ~、これは特別な記念になるうえ、超実用的なのが嬉しい(笑)。
普段愛用している味付けぽん酢を一からつくれて息子も大満足。本格的な設備を使うこちらの体験は、まるで工場に入り込んでつくっているようなワクワク感がありました。
続いて挑戦したのは、お客さまからの問い合わせや相談に電話でこたえる「コールセンター」のお仕事。
まだ電話を持たない息子には無縁のお仕事ですが、だからこそ知ってほしくて予約を入れてみました。
最初に、 “テレコミュニケーター”としてお客さまと話すときの基本的なマナーを研修で学びます。
口の開き方や、スピード・抑揚・間の取り方を押さえた話し方を練習。
電話応対時には、お客さまの感情を表す「感情バロメーター」が表示されるとのこと。お客さまの感情の変化をバロメーターで見ながら、落ち着いた状態を表す“青”のほうになるように、相手の気持ちに寄り添った応対を心がけましょうということでした。なかなかリアリティたっぷりで奥が深い!
次は、ヘッドセットをつけて実践的な研修に入ります。
本物のテレコミュニケーターのようにパソコン操作も求められますが、こどもにも分かりやすいタッチパネル式なのでご安心を。
初心者の息子は、いちばん難易度の低いハンバーガーショップのオーダー受付を担当。経験の有無に合わせて3つのレベルから選べるのがいいですよね。
最初は恥ずかしさからか小声で受け答えしていた息子ですが、すでにコールセンターのお仕事を経験済みで、手慣れた様子で話すまわりの女の子たちにつられて、徐々に聞き取りやすい声の大きさで話せるように。ちょっと成長してるー!
そして、いよいよ本番!果たして、研修の成果は出せるのでしょうか!?
お~、しっかり声も出ていて、出だしはどうやら順調です。その調子~。ひとひとつ丁寧に心を込めて応対しています。途中ちょっと言葉に詰まった場面もありましたが、無事に任務終了!
体験が終わると、評価レポートを印刷してもらえます。
評価の全体的な良し悪しがひと目でわかるグラフも表示されていて、「バランスが取れていていいですね!」とスタッフにお褒めの言葉をいただき大満足の息子でした。
息子に「コールセンターのお仕事はどうだった?」と尋ねると、「困っている人を助けるのはいいなと思った!」との答え。普段息子がなかなか触れることない職種を体験することができ、内容も仕事のやりがいも学べたようで良かったなぁと思いました。
こちらは、【キッザニア】のCMで見かけて以来、息子が「これやってみたーい!」と熱望していた「食品開発センター」のお仕事。
食品開発センターの開発者になりきって具材を選び、チャーハンやピラフなどの冷凍食品をつくれます。
えび、チャーシュー、ウインナー、ミックスベジタブル、ねぎ……。色鮮やかな具材が用意されているから、「どれを入れようかなー?」と選ぶのが楽しそう!栄養や彩りも考えてバランス良く入れたいところですが、こどもがやると好きなものばっかりになっちゃいますよね(笑)※具材は、時期によって変わることがあります。
続いて、ドライアイスのパウダー版「スノードライ」を使うための準備へ。
目を守るためにゴーグルをつけ、低温やけどをしないように手袋をはめます。
全員でスノードライをつくるマシーンのスイッチをオン。
ガラスケースの中が煙で真っ白になり、まるでマジックショーを見ているような楽しさです。
出来上がったスノードライがこちら。
具材とご飯を入れた袋に、スノードライを混ぜて強くシャカシャカと振ります。
この作業、めっちゃ楽しそう!息子の弾ける笑顔から、本気で楽しんでいる様子が伝わってきます。そして、シャカシャカ振ること約1分。具材とご飯がパラパラに急速冷凍されました。
袋の中身をカップに入れれば、オリジナルの冷凍食品が完成!
開発した冷凍食品は、レンジで温めてもらってからの受け取りになります。
こちらのお仕事体験で何より印象的だったのは、息子が終始笑顔で楽しんでいたこと。見ているこちらも嬉しくて、胸がいっぱいになりました。
最後のお仕事は、こどもたちが大好きな “ハイチュウ”がつくれる「お菓子工場」。【キッザニア東京】の中でも予約が早々に埋まってしまうお仕事の一つだそうですが、ギリギリ最終枠の予約を取ることができました。
しかもなんとこちらの体験は、すべて英語で行うとのこと。普段英会話教室に通って英語を学んでいるはず(?)の息子ですが、日常で使う機会がないからどんどん忘れてしまいます。こうして楽しみながら英語に触れる機会があるのはとてもありがたいです!
つくるのは、ハイチュウのグリーンアップル味。機械と手作業を組み合わせてつくっていくそうです。
最初に、2枚のシートを重ねて棒のような形に巻きます。
巻き終わったら、手で引っぱって太い棒状にのばします。
かなり硬そうでなかなかのびませんが、なんだかとても楽しんでいる様子。噛みごたえバッチリのあのハイチュウの生地をのばすのって、確かに大変そう!
太い棒状にしたハイチュウを、成型機に入れてさらに細くのばします。
ニョロッと細い形になって出てくるさまが楽しいようで、息子も興味津々で見ていました。
成型が終わったら、専用のマシーンで一口サイズにカットします。
うずまき模様の可愛らしいハイチュウが出来上がりました~!
パクっと食べたくなるところですが、ここはグッと我慢!容器に詰めたあと、専用の機械にかけ、高温で密着するフィルムを使ってふたをします。
シールを貼ってパッケージをデザインしたら完成です。
こちらが完成したハイチュウ。
市販のハイチュウと比べると大粒なので、さらに噛みごたえアップ。ジューシーな味わいは、いつものハイチュウと同じでした。でも自分でつくったハイチュウは特別なんでしょうね。息子が一粒一粒大事そうに食べていたのが印象的でした。
お店で売っているお菓子がつくれるなんて、こどもたちには夢のような体験。とっておきの楽しい思い出として、息子の記憶に残ったら嬉しいなと思いました。
【キッザニア】では、希望のお仕事の予約は取れたけれど、体験時間までにかなり時間が空いてしまうこともあります。この空き時間を有効に使うと、満足度がグーンと上がること間違いなし。我が家が見つけた、初心者向けの空き時間活用法をご紹介します。
すでに予約しているお仕事の集合時刻までに終わるアクティビティなら、体験可能です。ぜひ時間に合うアクティビティを探してみましょう。お仕事の集合時刻や所要時間は、【キッザニア】公式アプリの「空き状況」、各パビリオン前のインフォメーションボードで確認できます。
また館内4か所に設置されたデジタルサイネージでは、お仕事の空き状況がサッと確認できるので便利。
©KCJ GROUP
待ち時間の少ないお仕事や、すでに受付を終了したお仕事がタイムリーに表示されるので、アクティビティの実施状況が把握しやすくなっています。
また、通常のお仕事体験よりも所要時間が約15分と短い「アルバイトアクティビティ」もあります。
「アルバイトアクティビティ」はユニフォームの着用もなく、気軽に参加できる内容となっているそうです。我が家はタイミング的に体験できなかったのですが、空き時間の有効活用にぴったりですね。
オープニングを飾る「ウェルカムダンス」をはじめ、街のあちこちで楽しいイベントが開催されています。街を回りながら、お子さんが興味のあるイベントに参加するのもおすすめです。
冒険好きの男の子「ウルバノ」(右)と、遊ぶこと&食べることが大好きな「バッチェ」(左)
我が家は街を歩いていて、偶然【キッザニア】のキャラクターたちに遭遇。いっしょに記念撮影を楽しみました!
口座を開設して、お仕事体験でもらえるキッゾを「銀行」に預けましょう。
口座を開くと、ネックストラップ付きのお財布と本物さながらのキャッシュカードがもらえます。
キャッシュカードがあれば、ATMでキッゾの残高照会や引き出しができます。なお預金は銀行窓口のみ。ATMではできないのでご注意くださいね
首から下げて使えるお財布は、こどもが自分でキッゾを管理するのに便利です。入場時に50キッゾを受け取れるので、それを預けてすぐさまお財布をゲットしたいところですが、銀行は【キッザニア東京】の営業開始直後と終了間際の30分が混雑するそう。1つか2つお仕事を体験したあとで、空き時間に行ってみるのがおすすめです。
王道ではありますが、空き時間を利用して食事を楽しむのはいかが。【キッザニア東京】は、飲食の持ち込みは不可となっています(ただし離乳食、アレルギー除去食、こども用の水筒は持ち込みOK)。食事や飲みものは、施設内にあるフードコートで購入して、各テーブル席で楽しみましょう。
我が家は息子がちょうど空き時間に「お腹が空いたー」と言ったので、モスバーガーで夕飯を買って食べることに。夕方早めの時間だったので、お店もテーブル席も空いていて、すぐに食べることができましたよ。
ちなみに【キッザニア】では、テーブル席に荷物を置いての場所取りはできません。ご注意くださいね。
お仕事体験をするとお給料としてキッゾがもらえますが、逆にキッゾを支払って体験するアクティビティもあります。自分が食べるソフトクリームをつくったり、レンタカーを借りて運転したり、自分で書いた名前をはんこにしてもらったりと、楽しそうなアクティビティがいっぱいです。
またデパート店内にある商品は、キッゾを使って買うことができます。
©KCJ GROUP
我が家は最後のお仕事までキッゾを貯めて「デパート」でお買い物をする予定でしたが、【キッザニア東京】の営業終了時間の直前だったため、もうすでに閉店しているとのことでした(涙)デパートでお買い物をしたい方は、空き時間などを利用して早めに訪れましょう。
初めて来場する場合は、こどもたちがアクティビティを体験する様子を見学したいという保護者の方が多いと思うのですが、2回目以降となると「ゆっくりしたい」と思う方も多いはず。そんなときは、【キッザニア東京】の2階にある保護者専用のラウンジを利用するのがおすすめです。
こちらのラウンジは原則こどもは入室できないので、ゆったり過ごすことができます。
こどもが慣れている場合や、いっしょに周るお友だちと来た保護者の方が多く利用されているそうですよ。ドリンクバーは300円で、購入時のレシートを提示すれば退場するまで利用可能。なんて素敵なシステム~。次回お友だちと来ることがあれば、ぜひ利用してみたいです!
初めての【キッザニア東京】を満喫するために、事前に2つだけ準備していきたいことがあります。
まず1つ目は、体験したいお仕事を決めていくこと。冒頭でもご紹介したように、【キッザニア東京】で体験できるお仕事やサービスは約100種類!とにかく種類が豊富なので、事前に【キッザニア東京】公式サイトなどをお子さんと見ながら、体験したいものを決めていくほうが、当日スムーズに行動できます。我が家は体験したいお仕事を7つほど決め、絶対やってみたいものから優先順位をつけていきました。
2つ目は、【キッザニア】公式アプリのダウンロードをすること。
お仕事の空き状況が分かるほかに、パビリオンやショップ、トイレなどの場所が分かるシティマップを表示できたり、体験記録がマイページで確認できたり、いろいろと便利です。ぜひ事前にダウンロードして行ってくださいね。
せっかく【キッザニア】に行くのなら、息子にできるだけたくさんのお仕事を体験させたい。とはいえ、攻略法とか考えるのは無理……。あれこれ考えるうちに、なかなか【キッザニア】デビューに踏み切れないでいた筆者。でも今回攻略法なしで気軽に行っても満喫することができ、「こんなことなら、もっと早く来れば良かったー」と後悔しています。
体験できるお仕事やサービスが約100種類もあるから、一度に全部体験するのは到底無理。初めての【キッザニア】は、「どんなとこなんだろう?」「希望のお仕事が体験できたらラッキー」と気軽にサクッと訪れることをおすすめします。「せっかく行くんだから、たくさん体験させなきゃ!」の呪縛から解放されれば、もっとシンプルに楽しめるようになり、初めてでも大満喫できると思いますよ。
息子が体験したお仕事は全部で5つ。真剣な眼差しで取り組んだり、弾けんばかりの笑顔で楽しんだりする息子の姿を見て、こんなにこどもが本気で楽しめる体験内容になっているのはすごいな~と思いました。さすが【キッザニア】です。筆者のように、攻略法を考えるのが面倒だから行ってみないなんてもったいない!ぜひ気軽に訪れてみてください。
(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ、取材協力:キッザニア東京)
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
3518
「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。
恋愛・結婚の人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント