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コロナ禍で大学受験を控えていた学生たちは、無事合格した後も普通の大学生活が送れるかも分からず、不安になっていたはず……。今回は、50代男性が息子の大学受験時に体験したエピソードを紹介します。
(※画像はイメージです)
2019年の冬、末っ子の息子(長男)が大学受験に悩んでいたころの話です。
長男の第一志望は東京にある某大学でしたが、長男の学力と比較すると難易度が高く、模擬試験でも厳しい判定が続いていました。
浪人してでも第一志望の大学を目指すのか、浪人を避けるためにレベルを落として第二志望の大学への合格を目指すのか、悩ましい選択に迫られていました。
(※画像はイメージです)
年が明け、新型コロナウィルス感染症が世の中に蔓延し始めました。まったく予期していなかった出来事に、「もし第一志望の大学に合格できたとしても、東京のキャンパスに通って大学生活を送ることができるのか」と新たな懸念も生じてしまい……。
どの大学に行くにしろ、実際に通学できないのであれば、レベルを落として第二志望にしたところで意味がありません。
父親の私の希望としては、あくまでも第一志望を目指せばいいと思っていました。仮に合格できずとも、本人に悔いは残らないのではないか……と。また万一、浪人して入学が一年遅くなれば、コロナも落ち着いて安心してキャンパスに通えるようになるのでは、という目算もありました。
(※画像はイメージです)
悩んでいた長男が家庭教師の先生に相談をすると、「やればよかったと後悔するよりも、やらなければよかったと後悔する方がよい」とのアドバイスが。結局、第一志望の大学を受験することにしました。
それを聞いて私も、「その方がこれからの本人の人生においてよい経験になる」と納得しました。結果的に一浪しましたが、長男は第一志望の大学に合格することができ、東京のキャンパスで大学生活を楽しんでいるようです。
あのとき、家庭教師の先生が息子のことを思って親身にアドバイスしてくれたおかげで、悔いを残すことなく、憧れの大学ライフを楽しめているのだと思います。本当にありがとうございました。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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