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子どもには就学を機に、できるようになってほしいことをつい求めがちです。あれこれ子どもに教えこもうとせず、的を絞ってみませんか。今回は、3人の子どもの小学校入学を経験した私が、やってよかったことと後悔していることを紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®︎の門傳(もんでん)奈々です。
卒園、そして小学校入学を控え、入学準備を進めている方も多いのではないでしょうか。
今回は小学校入学を3回経験した私が、やってよかったこととやって後悔していることをまとめてみました。ぜひ参考になれば幸いです。
我が家では、すでに中学生の長男・小学校高学年の長女・低学年の次女がいて、3人の小学校入学を経験済みです。
小学校の入学を前にあれもこれもしなくては……と考えていた長男の経験を経て、少しずつポイントを絞って準備した長女の入学。そして最後の次女の入学の準備は「これだけやっていれば自分が納得できる!」という絞り込みを行い、あれこれ手を出しすぎない準備を行いました。
結果的に私が子どもの小学校入学準備でやってよかったことは以下の3つです。
入学準備でやってよかったこと・通学路の確認・朝の生活習慣の確立(起床〜登校まで)・学用品の収納場所の確保
普段持っていくであろうものをランドセルに入れて、ランドセルを背負って通学路を確認しておくとよいでしょう。
小学校の通学路は、子どもと一緒に確認するようにしました。確認する時間も気をつけて、通学や下校の時間帯に合わせて確かめるようにしました。
「登校班があるから大丈夫」と思っていても、帰りは高学年の子よりも1年生のほうが早く帰ってくるので、一人でも帰ってこられるように複数回確認しました。
また、長男のときはやらなかったのですが、長女と次女は実際にランドセルを背負わせて歩き、確認しました。
実際に小学校生活がはじまると、登校時間が決まっていることもあり、園児時代に比べて親子ともに朝の時間帯が忙しくなってきます。
そこで起床時間と朝食の時間を決め、その2つの時間を軸に登校準備をするようにしました。
学用品の収納は、学校生活がはじまってからも見直すことができるようにしておきましょう。
子どもの学用品置き場を決めたら、親もプリントの管理法などを決めましょう。
入学前にランドセルや教科書、ノート、プリントなどをどこにしまうのかを大まかに決めておいたのがよかったです。
この「大まかに決めておく」ということが大切!
きちっと決めてしまうと「その通りにさせなくては」という意思が働いてしまい、結果的に親子で苦労します。
ざっとだけ決めておいて、入学後に流動的に変えていくという柔軟性を持たせておきましょう。
小学校入学準備をいろいろやったことで、逆に失敗していることもたくさんあります。その失敗の中で「これはやらなくてもよかった」と振り返って気づいたのはこの3つです。
やらなくてもよかったこと・あれもこれもやらせようと(親が)欲張る・兄弟にプレッシャーをかける・帰宅後すぐに宿題をやらせようとする
あれもこれもやらせないと……という焦りは悪循環を生む場合もあります。
第一子の就学準備は、親も子も初めての経験です。そのため「小学校で困らないよう、いろいろできるようにしなくては……」と思いがち。私もそんな不安感から、あれこれ子どもに教えこもうとしました。
当然、すぐに子どもが全部できるようになるわけではなく……それを見てこちらが焦る、という悪循環でした。
今となっては、もう少し子どものペースを見ながらやるべきだったと反省しています。
上の子がいると下の子の面倒を見てもらいたくなりますが、声がけには気をつけましょう。
第二子以降にやりがちなのが、上の子どもに向けて「お願いね!」「(下の子を)ちゃんと見ていてね!」とプレッシャーをかけてしまうこと。
しかし、常に一緒に居られるわけではないですし、彼らにも自分の友達との世界があります。
今であれば「こんなこと言われても困るよね~」と思えるのですが、当時はつい親の願望を子どもに押しつけていたように思います。上の子は上の子、下の子は下の子。第一子もまだ子どもであることを親自身が意識する必要があった、と後悔しています。
帰宅後すぐに宿題をやらせようとしてもなかなか進まないものです。
子どもが帰宅してすぐに「宿題をやってね」「遊びに行く前に宿題を終わらせてね!」と言う……これも親の不安感から、ついやらせてしまうことだと思います。
大人でも仕事が終わって帰宅した後は、ひと息つきたいものですよね。子どもも学校で緊張感をもって過ごしています。帰宅後はホッとひと息つきたいでしょう。
急かすことのないように、もう少しゆとりをもって声をかけてあげたらよかったな……と今更ながら反省することも。
いかがでしたでしょうか?
小学校への入学準備は、不安にかられてあれもこれもやらなくては……と思ってしまいます。また、情報も探せばたくさん見つかりますが、ついその情報に振り回されてしまうこともありますね。
その情報に踊らされて「あれもこれも……」と焦ってしまいますが、入学時にはやる必要がないこともあります。我が子に必要なことに的を絞って準備してみましょう。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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