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災害時用にさまざまアイテムを揃えるのは、時間もお金も手間もかかります。そこで、日頃から使っているものを災害時に使えないか探してみませんか。今回は、キッチンで使う調理器具の中でもオススメのものをご紹介していきます。
こんにちは。名古屋在住、4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎の中矢くみこです。
自然災害が多い日本。防災グッズとして、食料品を備蓄したり、避難リュックを用意している人も多いのではないでしょうか? しかし、意外とそれ以外の準備については思いつかない、どうしたらいいのかわからないという声をよく伺います。
そこで今回は、キッチンに注目! 災害時にも役に立つ、普段から使えるオススメのキッチンアイテムを3つご紹介します。
短時間の加熱で調理ができるアイテムといえば圧力鍋です。
我が家で使っているのは、アサヒ金属「ゼロ活力なべ」。主にご飯を炊くのに使っています。
朝、浸水する時間がないときは、加熱時間を少し長くすることで、モチモチのご飯が20分ほどで炊き上がります。
普段、3〜4合の量が多いのですが、加熱している時間は15分程度。カセットコンロを使う場合も、短時間でご飯が炊けるのは助かります。
デメリットとしては、お鍋の内側にご飯がつきやすいので、つけ置き洗いが必要な点です。
https://kumikonakaya.hatenablog.com/
炊き立てを別の入れ物に移すことでこびりつきは最小限になります。ただ、それでもテフロン加工の炊飯器釜のように、さっと水洗いででんぷん質が落ちるわけではありません。
つけ置きが難しい災害時などは、こびりついたお鍋でスープなどを作る、お湯を沸かすなどすれば、水を無駄にせず、落ちやすくなりますよ。
段を重ねることで、まとめて料理ができるせいろ。6人家族の我が家にとっては、たくさんの量を一度に作れるところが魅力です。
せいろをのせているお鍋で汁物を作りながら上で蒸す、といった同時調理もできるので、ガス代の節約にも!
https://kumikonakaya.hatenablog.com/
せいろの中にクッキングシートを敷けば、汚れも最小限。蒸しパンなどをつくるときも、ベーキングカップを使えば洗い物はゼロです。
使い終わったあとは、乾燥させるためにレンジフードの上に出しっぱなしにしています。
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少しずらして乾きやすいように。
もともとは、せいろが乾いたら吊り戸棚の中に収納していましたが、いまではレンジフードの上が定位置になりました。
災害時のことも考えて、カセットコンロを用意している家庭も多いですよね。我が家も1台持っているのですが、鍋が大きくなると、カセットボンベへの輻射熱が心配になります。
そこで、カセットコンロをもう1台増やす代わりに、キャンプでも使用できるガスコンロ(バーナー)を購入しました。
https://kumikonakaya.hatenablog.com/(写真左【SOTO】レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330/写真右のシングルバーナー ST-301は生産中止)
重さは250g(本体のみ)で、コンパクトに折りたたむことができます。
カセットコンロと同じ場所、食品備蓄スペースに収納しています。
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カセットコンロとは異なり、ガスボンベの位置が離れているので、ある程度の大きさの鍋でも対応可能です。(熱源は中央に偏ります。)
コンパクトに持ち歩けるキャンプアイテムなので、今はトレッキングなどに出た際に軽食やコーヒーなどを飲むときに使うことが多いですが、普段使いに慣れる意味でも、ときどき料理に使うようにしています。
災害のときにだけ使うものに、お金をかけたり収納スペースを確保するのは大変です。普段使っているものが非常時に活用できるか? という視点で、身の回りのものをチェックしてみると、意外と使えるものが見つかるかもしれません。
普段の使い方だけではなく、家族みんなで、非常時を想定しながら使ってみることで、子どもが防災への意識を持てたり、漠然とした非常時の不安が少し和らぐ気がしています。
今回の記事が、みなさまの防災アイテムの参考になれば幸いです。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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