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キャッシュレス化が進んでいる現代でも、現金を収納するのに欠かせない「お財布」。お札を折らずにしまえる長財布や、コンパクトに折りたたむ財布、また色や素材、ブランドにこだわって選んでいる人も多いですよね。今回は、みなさんが使っているお財布のタイプと、お財布を活用した節約術についてうかがいました。
メインで活用している財布のタイプでもっとも多かったのは「長財布」です。約51%の人が使用しています。次いで多かったのは、「二つ折り財布」の約32%でした。
「三つ折り財布」はお札を3つにたたむ形の財布で、とてもコンパクトになるのが特徴です。マネークリップはお札のみをはさむ金具で、コインケースを別に持つ必要があります。また、キャッシュレスが進む現代、カードケースを財布の代わりに持ち歩いている人も。とはいえ、多くの人はしっかり現金が収納できる財布を使っていることがわかりました。
※画像はイメージです
●現金を持ち歩くのは4千円までと決めている。大きな金額を入れるとつい使ってしまうし、一度細かく崩すと減りが早いから。(女性/46歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
●お財布にはなるべく現金はいれないようにしている。入れても新券をいれて、現金決済のみのところで使うようにしている。(女性/30歳/建設・土木/事務系専門職)
●1週間の予算分しか財布に入れない。(女性/41歳/小売店/販売職・サービス系)
財布を使った節約術のひとつは、現金を入れすぎないことです。普段節約を心がけていても、使えるお金がそこにあれば、使ってしまうのが人間の心理。決まった予算のみ、財布に入れるようにしましょう。また、1万円札やきれいなお札を入れておくと、なぜか崩したくない、手放したくないという気持ちがわいてきます。ささいなことですが、お金を使う際のハードルを上げておくと、使いすぎを防げます。
節約術①を実践するためにおすすめしたいのは、ミニ財布、マネークリップ、三つ折り財布といった、コンパクトなタイプ。これらのタイプを選んだ人は、スリムでコンパクトになる点を重視しています。サコッシュなどの小さなバッグにも入れやすいサイズだと便利です。
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●スリムでコンパクトだから、ポケットやショルダーバッグに入れやすい。(男性/43歳/商社・卸/営業職)
●色が好みで、カバンなどと合わせて揃えてるブランドであること、コンパクトで持ち運びに便利なこと。そしてあまり現金を入れない(無いから買わなくていいか! という心理になるように)(女性/29歳/小売店/販売職・サービス系)
●あまり現金を使うことはないため、小さめの財布を選んだ。(男性/39歳/情報・IT/事務系専門職)
アンケートによると実際に使用している人は少数派ですが、そのコンパクトさを活かして、現金をあまり入れないという意見が多くありました。コンパクトなタイプのものは、革製の上質なものがさまざまなブランドで展開されているので、探してみてはいかがでしょうか。
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●レシートを入れるポケットを確保している。(男性/47歳/商社・卸/営業職)
●レシートを溜めっぱなしにしない。クーポン券を使いやすくする。(女性/45歳/団体・公益法人・官公庁/事務補助)
●レシートを溜め込まない。不要なカード類の整理を定期的に行う。(女性/35歳/医療・福祉/専門職)
お金を節約するためには、お金の出入りを把握しておく必要があります。商品などを購入して支払いをした際に出るレシート管理を徹底しましょう。レシートは財布に入れっぱなしにせず、1日の終わりには出しておきます。溜め込んでしまうと面倒になってしまうので、その日のうちに家計簿への記録をすますのが一番おすすめです。また、財布の中身を定期的に出して整理することを習慣にしましょう。
レシートは、ポイ活(ポイントを貯める活動)にも利用できます。受け取ったレシートを撮影するだけでポイントがもらえるアプリがあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
節約術②のレシート管理に向いているのは、長財布・二つ折り財布です。ある程度容量があり、ポケットや仕切りが複数あると使いやすいでしょう。
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●お札を折らずに入れられる。カードポケットが多く、カード以外のポケットも複数ついている。小銭入れの口が大きく開き見やすい。(女性/46歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
●レシートが沢山入る。(女性/47歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
●お札が綺麗なまま入る。収納が多いのですっきりとおさまる。(女性/44歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
長財布や二つ折り財布はお札、小銭、カード、レシートがすべて入るので、お金の流れを一元管理しやすくなります。お札を折り曲げず、きれいなまま持っておけるところもメリットです。
紙のレシートをもらう機会が多い人、カードの枚数が多い人は、二つ折り財布より長財布のほうがすっきりと使えます。
現金とキャッシュレスを併用しているという人は多いでしょう。レシート管理がどうしても苦手という人は、キャッシュレスでの支払いを増やすのも1つの方法です。キャッシュレス決済は自動で利用履歴が残るためレシート管理の手間が省けますし、家計簿アプリを活用すれば管理も容易です。
また、多くの場合ポイント付与があり、上手に使えば節約につながりやすいでしょう。お財布がかさばらないのもありがたいですね。ただし、クレジットカードは後から請求が来るため、うっかり使いすぎないようにきちんと利用状況を把握する心がけは欠かせません。
財布はお金の住む家のようなものです。お金にとって住み心地のよい整理整頓された財布は、お金の流れが見えやすく、浪費防止につながります。スマホを利用したキャッシュレス決済が主流になっても、いざというときのために現金は必要ですし、それぞれの決済に適した管理がますます重要になってきます。財布を選ぶ際は、デザインや色の好みに加えて、ぜひ活用の仕方まで考えてみてください。
マイナビ子育て調べ調査日時:2024年2月3日調査人数:118人(20代~40代までのパパ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)
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