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ポカポカ陽気の中で、お花見をしながら食べたいスイーツを集めました。子どもと一緒に作れるものから、ちょっとがんばって挑戦してほしいものまでありますが、どれもお花見気分を上げてくれるスイーツばかりです。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
「花より団子」という言葉がある通り、お花見にはおいしい食べ物が欠かせません。もちろん桜の花もしっかり楽しみたいですが、おいしいものを食べながらのんびりお花見できるといいですよね。
今回はお花見弁当と一緒に持っていきたくなるような、春らしい色合いやビジュアルのスイーツをピックアップしました。食後やちょっとつまむのにちょうどよい量やサイズになっているので、ぜひお花見のお供に作ってみてください。
屋外で食べるお花見スイーツは、持ち運びやすさや取り分けやすさ、食べやすさなども配慮する必要があります。一緒に行く人数や年齢、好みなども踏まえて、メニューや量を考えましょう。
せっかくのお花見なので、桜を意識した色合いやビジュアルだと◎。この季節ならではの味わいや楽しみ方ができるとうれしいですよね。
キレイなピンクの桜を閉じ込めたゼリーとミルクゼリーと合わせて2層にしました。甘じょっぱい桜ゼリーもミルクゼリーも、フルフルやわらかな緩め仕上げ。お弁当と一緒に食べるのにちょうどよい、容量が100mlくらいの小さめプリンカップで作ってあります。
材料(小さめプリンカップ5個分)・桜塩漬け……5輪・桜フレーク……小さじ1/4・牛乳……300ml・水……100ml・粉ゼラチン……5g・水(ゼラチン用)……大さじ2・砂糖A(ミルクゼリー用)……25g・砂糖B(桜ゼリー用)……10g
桜スイーツの材料はスーパーなどではあまり見かけませんが、春先にカルディで販売されていることがあるので入手しやすくなりました。製菓材料の専門店やネットでも購入できます。
作り方① ゼラチンにゼラチン用の水をかけてふやかし、電子レンジで10秒ほど温めて溶かす。② 鍋に半量の牛乳と砂糖Aを入れて沸騰しない程度に温めて溶かしてから、火を止めてゼラチンのうち3/4の量を加える。② ゼラチンが完全に溶けたら、残りの牛乳を加えて混ぜる。④ 容器に注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
※牛乳を半量あとで加えるのは、ゼラチンはしっかり溶かしつつ、早く冷ますことができるからです。
⑤ 桜の塩漬けを軽く洗って塩を落としてから、水(分量外)に15分ほど浸けて戻す。⑥ キッチンペーパーで水気を取る。⑦ 鍋に水と砂糖Bを入れて沸騰しない程度に温めて溶かす。⑧ 火を止めて、残っている1/4のゼラチンを加えて完全に溶かす。⑨ 桜フレークを加えて混ぜる。⑩ 牛乳ゼリーの表面が固まったら、粗熱を取った⑨を静かに注ぎ、⑥の桜を入れて広げてから冷蔵庫で冷やし固める。
※桜ゼリーの温度が高いとミルクゼリーが少し溶けてしまうため、少し冷ましてから入れてください。
通常250~300mlのものを固めるゼラチンの量で400mlのゼリーを作っているため、やわらかくてジュレとゼリーの間のような食感になります。
お花見に持っていくときには、フタがない容器でもワックスペーパーを被せてリボンを結んで持ち運びOK。多少ゆれたり傾いてもこぼれませんが、逆さまにはしないようにしてくださいね。
お花見の定番のお団子を、気分も華やぐビジュアルに仕上げました。串団子もできますが、持ち運びやすいように重箱入りにしても可愛いです。今回はお花見団子と同じ明るい春色にするため、白あんをベースにした3色のあんクリームで作っています。
材料(5人分)・だんご粉……150g・ぬるま湯……130~150ml・白あん……250g・無塩バター……40g・冷凍枝豆(実のみ)……50g・砂糖……大さじ1・塩……ひとつまみ・水……大さじ2・ラズベリージャム……小さじ1~2・ドライストロベリーダイス……少量
※ラズベリージャムは、冷凍ラズベリーに砂糖を加えてとろみがつくまで煮たものでもOK。ピューレやパウダーなどでも代用できます。水分が多いとクリームが緩むので注意してください。
団子の作り方① だんご粉にぬるま湯を加えて耳たぶのやわらかさに練る。② 15個に分けて丸める。③ 沸騰させた湯に入れてゆでる。浮き上がってからさらに2~3分ゆでてから、冷水に浸けて冷ます。
※商品によって加える水の量が多少変わるので、増減してください。※もちもち感を出したい場合は白玉粉を加えてみたりしてみて。
白あんバタークリームの作り方① 白あんを白っぽくなるまでよく混ぜる。② やわらかくしたバターを加えてよく混ぜる。
※ベースとなる白あんバタークリームです。白あんが甘いので、バターを加えただけでミルキーな洋風白あんになります。白あんもバターも混ぜる前にしっかり滑らかにしてから混ぜないと、塊ができてかえって混ぜるのに時間がかかります。
ずんだ白あんバタークリームの作り方① 枝豆を解凍し、薄皮をむいてからすり鉢で擦る。② 鍋に①と砂糖、塩、水を入れて弱火にかけ、なめらかになるまで練る。③ 冷ましてから白あんバタークリームを大さじ2加えて混ぜる。
※今回は絞り出すため、枝豆は細かくするようにしてください。
ラズベリー白あんバタークリームの作り方① ジャムの中に種がある場合は濾す。② 残っている白あんバタークリームを半分に分け、①を加えて混ぜる。
仕上げお団子は串に3個ずつ刺したり、重箱に詰めたりしてスタンバイ。3色の白あんバタークリームは、それぞれ口金をセットした絞り袋に詰めて、絞り出していきます。
・白……口金の形は丸。横に線を描く用に隙間なく絞る。・緑……口金は星形(8切使用)。お団子全体を覆うように細かく絞り出す。・ピンク……口金は雫の形(バラ口金#103使用)。細いほうを上に向けて小さな弧を描くように花弁を絞る。2段に絞って中心に刻んだドライストロベリーをのせる。
ピンクのクリームは八重桜をイメージしてひらひらに。ちょっとコツが要りますが、多少ゆがんでもナチュラルな雰囲気が出るので挑戦してみてください。ちょっとそれは難しい……と感じたときは、無理にお花にしなくても大丈夫! 色合いだけでもお花見団子らしくなるので安心してください。
ちなみに、お花見団子の3色はひな祭りの菱餅と同じ。この色の意味も同じく、邪気を払い、健康に過ごせるようにとの願いが込められています。
クリームはかなり多めで残ります。パンやカップケーキなんかにも合うので、絞る練習がてらデコレーションしてみるのもオススメ。
型抜きクッキーを桜型で抜いて、鮮やかなピンクのいちごバターを挟んで明るい春色に♪ パクっとひと口で食べられる気軽さが、春のピクニックにぴったりです。
材料(15~20個分くらい)■クッキー・薄力粉……120g・無塩バター……70g・卵……1/2個・砂糖……50g・バニラエッセンス……数滴
■いちごバター・いちご(冷凍可)……100g・砂糖……50g・レモン汁……小さじ1・バター……100g
クッキーの作り方① バターを室温に戻してやわらかくし、砂糖を加えて擦り混ぜる。② 卵を溶いて3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。③ バニラエッセンスを加えて混ぜる。④ ふるった薄力粉を加えて混ぜる。⑤ ラップを広げて生地をのせ、さらにラップをかけてはさみ、めん棒で伸ばす。⑥ 冷蔵庫で30分以上冷やしてから桜の抜き型で抜く。⑦ オーブンペーパーをバットに敷いて⑥を並べる。⑧ 170℃に予熱したオーブンで10~12分焼く。
※ラップで挟むことで粉をふらなくても伸ばすことができ、そのまま冷蔵庫にも置くことができます。カッティングボードなどの上で作業すれば、ボードごと移動もできて崩れません。※クッキーの半量は花芯部分を小さな型で抜いていますが、こちらはお好みで。穴から挟んだいちごバターのピンクが見えて、可愛く仕上がります。
いちごバターの作り方① いちごをカットして砂糖をまぶしてしばらく置く。② 水分が出てきたら鍋に入れて火をつけ、焦げないように混ぜながら煮る。③ とろみがついたら火を消してレモン汁を加えて混ぜる。④ バターを室温に戻してやわらかくし、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。⑤ 冷ました③を3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
あとはクッキーにいちごバターを挟んだら完成です。いちごバターは冷やすと固くなるので、ある程度冷やしてしっかりさせてからのほうが挟みやすくなります。
ミルキーで甘酸っぱいいちごバターはまさに春の味。クッキーもしっとりして馴染んでくるので、作りたてよりもひと晩置いてからのほうがオススメ。
常温だと暖かい日はバターが緩んでくるので、つぶれないように持ち運ぶときには瓶に詰めると◎。プラカップや紙製の紙コップ、マフィンカップなんかもイイですね♪
ベリー系の酸味のようなフルーティーさが魅力のルビーチョコ。クリームチーズと混ぜると、落ち着いた大人ピンクの色に変わります。マシュマロやナッツ、ビスケットと混ぜてザクザクカリカリ楽しい食感にしました。
材料(1本分)・ルビーチョコレート……100g・クリームチーズ……80g・マシュマロ……40g・ミックスナッツ……60g・ココアビスケット……30g・粉糖……大さじ2~3
※ルビーチョコレートが入手できない場合は、色合いや風味は変わりますがいちごチョコで作ってみてください。
作り方① ミックスナッツを10分ほどフライパンで弱火で乾煎りする。② ルビーチョコレートを細かく刻む。③ ボウルに入れて50℃のお湯で湯煎して溶かす。④ 室温に戻してやわらかくしたクリームチーズを加えて混ぜる。⑤ ①、マシュマロ、手で割ったココアビスケットを加えて混ぜる。⑥ ラップを広げてのせ、包んで棒状にして冷蔵庫で冷やし固める。
※ルビーチョコレートは高温で溶かすと分離してしまいます。湯煎の温度は50℃程度にして、溶けやすいように細かめに刻んでから溶かすようにしましょう。
しっかり冷やして固まったら粉糖をまぶして完成です。
クリームチーズのコクと酸味で、濃厚なチョコサラミになります。食べやすい幅にカットしてお召し上がりください♪
お花見に持っていくときには、カットしてからワックスペーパー等で包むとイイですよ。
お花見に持っていくスイーツは、持ち運びやすい形状で、取り分けもしやすく、食べやすさも大切です。お弁当もあるときには、少なめの量や小分けにできるようなものにして、調整しやすくすることも大事。桜を意識した色合いやビジュアルにすれば、お花見気分もいっそう高まります。
春先は日によっては気温が上がることもあります。冷たいほうがおいしいものや溶けやすいものなどは、クーラーバッグに入れるなど暑さ対策もしてくださいね。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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