/
とある週末「魚釣りがしたいなぁ」とつぶやいた小2息子(取材当時)。そこで、釣り堀で手軽に釣りが楽しめる【清川リバーランド】に家族で遊びに行ってきました!釣りの経験は2回程度のほぼ初心者の息子ですが、果たして自力で釣り上げることはできるのでしょうか!?ワクワク&ドキドキの瞬間がいっぱいの釣り堀体験をレポートします。
都心から車で約1時間半。神奈川県愛甲郡清川町の大自然に囲まれた【清川リバーランド】は、屋根付きのハウスでBBQができたり、施設内を流れる人工の浅い川で魚のつかみ取りや水遊びができたり、大きな釣り堀で魚釣りができたり……家族連れで1日中思い切り楽しい時間を過ごせる、アウトドアレジャースポットです。釣りや魚のつかみ取りは予約不要で楽しめ、気が向いたらいつでも向かえる気軽さも嬉しいポイント。
春には桜が咲き誇り、お花見をしながらの釣りやBBQは格別。夏は敷地内を流れる「谷太郎川」での川遊びが人気です。秋には紅葉を愛でながらレジャーを楽しめ、四季折々の魅力があります。
1日たっぷり遊び尽くしたら、コテージやバンガローに泊まって美しい星空を観察するのもおすすめ。シーズン中はBBQも宿泊施設も予約が殺到するので、ご予約はお早めに!
■所在地:神奈川県愛甲郡清川村煤ケ谷2450■電話:046-288-3715(お問い合わせ時間9:30~16:00)■営業時間:◎日帰りBBQ/9:00~17:00(土日祝・GW・夏休み期間を除く平日・3月は16時まで)◎釣り・魚のつかみ取り/9:00~16:00■定休日:毎週木曜日、第1・3水曜日※11月は毎週水・木曜日定休、12~2月は休業期間■予約:日帰りBBQ、宿泊施設は要予約。魚のつかみ取り・釣りは予約不要■料⾦:◎管理料金大人(中学生以上)500円、子ども(3歳以上)400円※釣り・つかみ取り、BBQ、バンガローのご利用には管理料金がかかります◎釣り・つかみ取り料金竿1本 100円、ニジマス1匹 400円、イワナ(つかみ取りのみ)1匹 600円※獲った魚は、共同の炉で一匹につき+100円で焼いて食べることができます◎BBQ材料持ち込みの場合 BBQ場所代一か所1,100円(約8名座れます)食材利用(要予約)の場合BBQ材料費1,700円~(大人1名)※機材のレンタル料金については公式HPでご確認ください。機材は持ち込みも可◎コテージ(6人用)期間A 16,500円、期間B 22,000円◎バンガロー(5.5畳)期間A 5,500円、期間B 6,600円※期間A…期間Bに含まれない日曜日から金曜日の平日※期間B… 土曜日及び祝日前日、GW、夏休み期間■アクセス:[電車の場合]小田急線「本厚木駅」から、神奈中バス「宮ケ瀬行き」または「上煤ケ谷行き」に乗車し、バス停「煤ケ谷」で下車し、徒歩10分[車の場合]東名高速道路「厚木IC」から約30分■駐⾞場:約100台分あり(無料)■トイレ:あり■⾷事:なし—————————※以上の情報は変更がある場合がありますので、詳しくは公式HP等でご確認ください。
東名高速道路の厚木ICから車を走らせること30分。森の中にある【清川リバーランド】は、整備されながらも大自然が色濃く残った気持ちのよい施設です。
我が家が訪れたのは春先だったので、木々はちょっぴり寒々しい姿。でももう少し季節が進んだらみずみずしい若葉が生い茂り、素晴らしい景色が広がるのでしょうね。
到着したら、こちらの白い建物で受付をしましょう。
入場料となる「管理料金」を支払い、チケットを受け取ります。管理料金は、大人500円、子ども400円となっています。
続いて坂を下って園内を進み、釣り堀前にある受付にチケットを出して、釣りの申し込みをしましょう。釣り堀の料金システムは、釣れたら1匹400円のニジマスを買い取る「買い取り方式」です。
だから事前に支払うのは、釣り竿レンタル料1本につき100円のみ。エサ代は無料となっています。
以前我が家が訪れた別の釣り堀の料金システムは、10匹までの「釣り放題方式」。受付時に家族3人分の入場料や釣り竿レンタル代、エサ代などでトータル8,000円近くを支払いました。川を区切った流れのある釣り場は、自然に近い形で楽しめるのは良かったのですが、料金的に気軽にはできないなぁ~と思ったものです。でもこちらの「買い取り方式」なら、最初に支払う金額が格安なので、釣り初心者でも気軽に挑戦できそうですね。
釣った魚は「1匹につきプラス100円」を支払えば、スタッフにさばいてもらえて、共同の炉で焼いて食べられるとのこと。気軽に食べていける価格設定も嬉しいですよね。もちろん、お持ち帰りもできるそうですよ。
まだ朝早い時間帯だったため、釣り堀は貸し切り状態。これはラッキーです。
釣り堀を覗き込んでみると、たくさんのニジマスが放流されていました。「わぁー、いっぱいいるね!」と歓声をあげる息子。
レンタルの釣り竿は、糸と針のみがついた非常にシンプルなもの。とっても軽く、身長120センチの小柄な息子にもちょうどいい長さで、扱いやすそうです。
釣りエサの定番といえば、ブドウ虫などを生きたままの状態でエサにする「生餌」ですが、扱うのが苦手という方も多いのでは?かくいう筆者もその1人。
練り餌の原材料は、小麦粉、サナギ粉、マッシュポテトなど
でも、そんな方もご安心を!こちらでは粉と水を混ぜ合わせて水で練った「練り餌」を使用するんです。
練り餌をイクラぐらいの大きさに丸めて釣り針に刺せば、スタンバイOK。エサつけはいつも完全にパパ任せでしたが、これなら筆者も手伝えそう。
エサつけを終えた釣り糸を、そーっと釣り堀に垂らしてみます。
が、すぐにはニジマスは寄って来ません。やはり警戒しているのでしょうか!?初心者でも簡単に釣れるとも聞く釣り堀ですが、子どもはそうはいかないんだろうなぁ……と思っていたときです。
キターーー!意外にも、釣り開始数分後の早々のアタリ。でもピチピチ、バタバタと大暴れするニジマスは、釣り上げる寸前で逃がしてしまうことも多いもの。最後まで油断大敵です。
ニジマスと格闘する息子をドキドキ、ハラハラしながら見守っていると……
見事、釣り上げに成功しました~!
釣れた魚から針をはずす作業は、パパがお手伝い。こちらの釣り針は外しやすく、作業に手間取ることがないのも嬉しいところです。
ニジマスの入ったバケツを覗き込み、「やったー、僕が釣ったー!」と大喜びする息子。
嬉しさのあまり、ダブルピースまで飛び出しました。
その後も2匹目、3匹目と順調に釣り上げに成功。
釣れる喜びを実感し、とても楽しそうな息子。ニジマスを釣り上げるたびに誇らしげな息子を見ていると、こちらまで嬉しくなります。糸を垂らすとすぐに魚が食いつく“入れ食い状態”とまではいきませんが、子どもが「釣れなくてつまんなーい」となる前のほどよいタイミングで釣れるのが、この釣り堀の良いところかもしれません。
その後周りにお客さんが増えてきたことで、アタリが遠のき苦戦する息子。でも1時間ちょっとの間に、5匹も釣り上げました。小2にしては、なかなか上出来なのかしら!?パパも途中で息子と交代して2匹を釣り上げ、トータル7匹をゲットしました。
じつは筆者も何度か挑戦したのですが、釣果はまさかの0匹。数か月前に行った渓流釣りでは息子よりも筆者のほうが釣ったのですが、もう追い越されるとは……!?子どもの成長に驚きです。
釣り上げたニジマスは、受付に持っていくとスタッフが手際よくさばいてくれます。
串に刺したあと「塩」も振ってもらえるので、下準備は完全お任せ
釣ったニジマスを改めて見ると、その大きさにビックリ。普段スーパーで買って食べるものの2倍ぐらいはありそうです。「こんなに大きなニジマスを3人家族で食べられるかしら……?」と不安になりましたが、炭火焼きで食べたほうが断然おいしいだろうということで、7匹全部を焼いて食べていくことにしました。
このときに、ニジマス7匹分の料金と、1匹につき100円の焼き代の合計で3,500円を支払いました。先に払った入場料と釣り竿レンタル料とすべて合わせても、合計5,000円。これはリーズナブルですよね!
ニジマスを焼いて食べられる共同の炉はこちら。
我が家が利用した時間帯は、これまたラッキーなことに貸し切りでしたよ。
スタッフがすでに火を起こしてくれているので、あとは自分たちで焼くだけ。
網や炭などの道具を用意しなくても、手ぶらで行って焼いて食べられるのが嬉しいですね。
わぁー、いい匂い!
香ばしい香りが漂って、焼き上がりが待ちきれない息子。お箸を持って炉の前に座ったかと思ったら、うちわをあおいで炭に風を送ってみたり、立ってウロウロしたり、大忙しです(笑)。
そうこうしているうちに、ようやく焼き上がりました~!
串が熱すぎて手では持てないので……
お箸でほぐして一口試食。
「ん-、うまい!」と言ったあと、息子の笑みがこぼれます。
続いて筆者も食べてみると、皮はパリッと香ばしく、身はほくほくジューシーで感動の食感。さすが炭火焼きならではのおいしさです。素材の味が光る絶妙の塩加減で、箸が止まりません。
串が持てる程度に冷めてきたので、ガブッとワイルドにかぶりつく息子。
「これ、僕が釣った魚かな?」と言いながら、嬉しそうに食べていました。自分で釣った魚は、また格別の味わいのようです。
そのまま家族3人で食べ進め、気がついたらニジマス7匹をペロリと完食。量にも味にも大満足の実食タイムでした。
園内でいろんなキャラクターと出会えるのも楽しさのヒミツ!
「子どもと釣りに挑戦してみたいけれど、親子ともに初心者だから、どこに連れていけばいいか分からない……」そんなファミリーは、ぜひ【清川リバーランド】を訪れてみては?初心者でも釣れる楽しさを実感しやすく、親子で釣りデビューするのにぴったり。釣りは手ぶらで楽しめますが、お箸や紙皿を持っていくと、子どもに食べさせるときに便利かもしれません。
釣り堀は東京のど真ん中にもあるけれど、自然の中に身を置いてゆったり楽しめるのがここならではの魅力。心も体もリフレッシュできること間違いなしです。
ゴールデンウィークや夏休みのお出かけにもぜひ!
(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)
✅ 【関連記事】田舎体験をいろいろ楽しむならここ! 農園なのにもはやアミューズメントパーク【小松沢レジャー農園】(埼玉県秩父郡)
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
3513
「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。
恋愛・結婚の人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント