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おしゃれで手が込んでいるイメージのキッシュですが、食パンで作れば、簡単で手間もかからずに作れてしまいます。おいしくて気分も上がり、栄養も摂れるキッシュトーストの作り方をマスターして、時短朝メニューを増やしてみてください♪
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
朝ごはんはしっかりと摂ったほうがいいとわかってはいるものの、忙しい朝はなかなか手をかけたご飯を作るのは難しいですよね。パパっと作れるご飯になり、ついワンパターン化したり、味気ないものになってしまうことも。
でも、エネルギーの補給だけでなく、気分が上がるような味やビジュアルの朝ごはんであれば、朝から元気が出ますよね。
おしゃれでご馳走感のあるキッシュトーストは、手間がかかりそうですが、実は作業時間はそこまでかからず、焼くのはトースターにお任せ。具材や味つけを変えれば、さまざまな味を楽しむこともできます。
焼き時間は少しかかりますが、その間にほかのことを済ませられるので、時間が限られる朝にはぴったりのメニュー。作り方は簡単なので、慣れればさっと作れるようになります。朝メニューのひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
キッシュは本来パイ生地を使用しますが、この生地を食パンに変えて作るのがキッシュトースト。こんがり焼けばサクサク感もしっかり味わえ、栄養バランスもこれ1枚で整えることができます。気軽に作れるので、まずは基本の作り方をマスターしましょう!
使う食パンは中をへこませるため、厚みが必要です。今回は食べ切りやすい6枚切りの食パンを使用しました。
まずは凹ませる目安となるラインを包丁でつけていきます。端から1cmほど内側に、浅く切り込みを入れていきましょう。
切り込みに合わせて、スプーンの底を押し当てて凹ませていきます。
内側はシッカリと押さえて凹ませます。ここは指を使ったほうが短時間にできます。
次は卵液(アパレイユ)の準備です。
卵液の材料(1枚分)・卵……1個・生クリーム……大さじ1・塩こしょう……適量
生クリームを牛乳にすると、あっさりめの軽い味に。豆乳にすることもできます。シンプルに塩こしょうで味つけしますが、これも具材や好みでアレンジしてもOK! カレー粉やケチャップ、白だしや中華だしを加えてみたり、粉チーズやマヨネーズでコクを加えてみても◎
甘いスイーツ系のキッシュトーストにする場合は、甘味や香りを足しても大丈夫。
フォークで白身を溶きほぐすように混ぜれば、卵液のできあがり。
凹ませた部分に卵液を注ぎ入れていきます。卵液の量は、具材が何もなければ凹ませた部分にちょうどぴったり入るくらいの量があります。具材をたっぷり入れたい場合は流れ出てしまうので、無理に入れないようにしてください。
上から具をのせていけば、あとは焼くだけ!
焼くのはトースターやグリルなど、おうちにある器具で。卵液に火が通る前にパンが焦げるのを防止するため、アルミホイルで上を覆って焼きます。焼き時間の目安は10分程度。
アルミホイルを外して、さらに3~4分焼いて香ばしく焼き上げます。卵液に火が通っていたらOKです。カリッとなるまで焼くとおいしいですよ♪
我が家はトースターがないため、オーブンのグリル機能で焼きます。鉄板に4枚のせられるので、一度に複数枚焼けるのでオススメ。1~2人分の場合は、魚グリルのところで焼いています。焼き時間は具材やパンの厚み、ご家庭の器具によって多少変わるので、時間を調整してくださいね。
キッシュトーストは1枚ずつ具材を変えることもできるので、好みの味にそれぞれ調整しやすいのもイイですよね。卵に合う具材で考えていくと失敗しないので、いろいろ挑戦してみてください。
定番のほうれん草とベーコンのキッシュトースト。食べる前にブラックペッパーをふりかけても◎。
材料(1枚分)・食パン……1枚
(具材)・ほうれん草……20g・ベーコン……10g・しめじ……5g
(卵液)・卵……1個・生クリーム……大さじ1・塩こしょう……適量
作り方① ほうれん草はゆでて水を絞り、4cm幅にカット。ベーコンは5mm幅に、しめじは石づきを切り落とす。② パンにくぼみをつけ、混ぜた卵液を注いでから具を入れる。③ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して3~4分焼く。
※時間に余裕のあるときは、あらかじめ具材をバターで炒めると本格的な味になります。
彩りのキレイなトマトとブロッコリーの組み合わせ。ウインナーも入れて子どもが喜ぶ味にしました。
材料(1枚分)・食パン……1枚
(具材)・たまねぎ……1/8個・トマト……1/4個・ブロッコリー……3房・ウインナー……1本
(卵液)・卵……1個・生クリーム……大さじ1・塩こしょう……適量
作り方① ブロッコリーはゆで、トマトはいちょう切り、たまねぎは薄切り、ウインナーは輪切りにする。② パンにくぼみをつけ、混ぜた卵液を注いでから具を入れる。③ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して3~4分焼く。
アスパラガスも人気。朝の忙しいときには、下処理がしてある冷凍のものを活用すると便利です。粉チーズを卵液に加えたり、上にチーズをかけて焼いても◎
材料(1枚分)・食パン……1枚
(具材)・アスパラガス……1~2本分・ベーコン……10g・たまねぎ……1/8個
(卵液)・卵……1個・生クリーム……大さじ1・塩こしょう……適量
作り方① ベーコンは5mm幅に、たまねぎは薄切りにする。② パンにくぼみをつけ、混ぜた卵液を注いでから具を入れる。③ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して3~4分焼く。
※生のアスパラガスを使う場合は、根元の皮をむき、4cm幅に切って下ゆでしてください。
和風味にもできるキッシュトースト。味つけを塩こしょうではなく白だしでつけて、具材はなんとネギとちくわ! もっちりとした食感のちくわがいい仕事をしてくれます。お好みでソースをかけて召し上がれ♪
材料(1枚分)・食パン……1枚
(具材)・ちくわ……1本・ネギ……5cm・青のり……小さじ1/4
(卵液)・卵……1個・生クリーム……大さじ1・白だし……少量
作り方① ちくわとネギは5mm幅の輪切りにする。② パンにくぼみをつけ、混ぜた卵液を注いでから具を入れる。③ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して3~4分焼く。
食べ応えのあるツナマヨポテトを具にしたキッシュトースト。マヨネーズでコクも加わります。ちょっぴりしょう油を加えて和風にしてもよさそう!
材料(1枚分)・食パン……1枚
(具材)・じゃがいも……1/4個・ツナ缶……1/4缶・コーン……5g・たまねぎ……5g・マヨネーズ……大さじ1/2
(卵液)・卵……1個・生クリーム……大さじ1・塩こしょう……適量
作り方① サイコロ状に切ったじゃがいもと、薄切りにしたたまねぎを耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジ600Wで3分加熱する。② ①にコーンと油を切ったツナを加え、マヨネーズで和える。③ パンにくぼみをつけ、混ぜた卵液を注いでから具を入れる。④ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して3~4分焼く。
写真の具は4枚分の量です。生のままでは火が通らないので、パンに入れる前にレンチンである程度火を通しておきます。レンチンしている間にパンや卵液の準備をすれば、効率よく短時間にできます。
通常イメージするキッシュをスイーツ系にアレンジ。卵はスイーツにもよく使われる食材なので、違和感なく作ることができます。
基本の作り方は一緒ですが、卵液の味つけを甘く変えてフルーツをのせたり、酸味や香りをプラスしたりすれば、雰囲気が簡単に変わりますよ。
オレンジをのせた爽やかなキッシュトースト。オレンジを添えたフレンチトーストのような味わいです。オレンジの水分があるので、焼き時間は長めにしっかり火を通してみてください。
材料(1枚分)・食パン……1枚
(具材)・オレンジ……1/2個・粉糖……適量
(卵液)・卵……1個・生クリーム……大さじ1・砂糖……小さじ2・バニラエッセンス……数滴
作り方① 卵液の材料を全部混ぜる。② パンにくぼみをつけて卵液を注ぎ、皮を切り落として輪切りにしたオレンジをのせる。③ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して4~5分焼く。④ 粉糖をふりかける。
甘みと酸味があるフルーツは、同じく酸味のあるヨーグルトとの相性抜群です。生クリームの代わりにヨーグルトを使って、コクがあるけれど軽い仕上がりに。
材料(1枚分)・食パン……1枚
(具材)・キウイ……1/2個・ブルーベリー(冷凍)……6粒
(卵液)・卵……1個・プレーンヨーグルト……大さじ1・砂糖……小さじ2・レモン汁……少量
作り方① 卵液の材料を全部混ぜる。② パンにくぼみをつけて混ぜた卵液を注ぎ、ブルーベリーと皮を切り落として輪切りにしたキウイをのせる。③ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して4~5分焼く。
時間がない朝にチョコを溶かすのは面倒なので、ココアパウダーを混ぜてココアキッシュトーストに。甘酸っぱいベリー類がよく合います。甘さ控えめなので、砂糖を増量してもOK。
材料(1枚分)・食パン……1枚
(具材)・ラズベリー(冷凍)……5粒・ミックスナッツ……適量
(卵液)・卵……1個・生クリーム……大さじ1・ココアパウダー……小さじ1・砂糖……小さじ2
作り方① 卵液の材料を全部混ぜる。② パンにくぼみをつけ、混ぜた卵液を注いでからラズベリーをのせる。③ アルミホイルで覆ってトースターで10分焼き、ホイルを外して刻んだナッツをかけ、さらに4~5分焼く。
パンを使った朝にぴったりのレシピをこちらでも紹介しています。
時間をあまりかけられない朝ごはん作りですが、食パンを使って作るキッシュトーストなら、焼くまでの作業は5分もかからずに完了。焼き時間はかかりますが、その間にほかのことを済ませれば、限られた朝の時間を有効に使うことができます。
まずは基本の作り方をマスターして、お好みの味にアレンジしてみるとイイですよ♪
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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