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ALL DIFFERENT(オールディファレント)およびラーニングイノベーション総合研究所は、2024年入社の新入社員4,227人を対象に「新入社員意識調査」を行いました。
2024年4月、入社式を終えたばかりの4,227名の新入社員に対し、これからの仕事に対して「やるぞ!」という気持ちをどれくらい持っているか0%〜100%で質問しました。
やる気度0〜30%を「やる気度が低い」、40〜60%を「まあまあやる気度がある」、70%〜100%を「やる気度が高い」と設定しました。
結果、「やる気度が低い」新入社員は2.7%、「まあまあやる気度がある」新入社員は15.3%、「やる気度が高い」新入社員は82.0%となりました。
次に、新入社員が社会人としてスキルアップするために、今後取り組んでみたいことがあるか質問しました。
結果、63.9%の新入社員が「会社での仕事を通じてスキルアップをはかっていきたい」と回答。次に、「自分の人脈を通じてその人から学びたい(31.9%)」「インターネット等で提供されるサービスを使って勉強したい(27.1%)」が続きました。
1位と2位との差は30ポイント以上もあり、仕事を通じて成長していきたいと考えている新入社員が大多数を占めていることがわかりました。
自分が成長するために必要だと思うものについては、「仕事を通じた成功体験」が67.8%で最も高い割合となりました。
次に「仕事を通じた失敗体験」が58.9%、「上司や先輩からの事後のフィードバック」が55.0%と続き、現場での実践経験や周囲からのフィードバックが必要だと考えていることがわかりました。
半数以上の新入社員が、成長のためには「上司や先輩からのフィードバック」が必要だと回答していますが、どのような上司を理想と考えているのでしょうか。自分のキャリアアップにつながる理想の上司を尋ねました。
57.4%の新入社員が「間違いを指摘して正してくれる」と回答し、「自分のことをよく見てくれ、声をかけてくれる(41.2%)」「具体的に手順を細かく教えてくれる(40.6%)」「仕事やキャリアの悩みを相談できる(40.2%)」が続きました。
一方、「どんな時でもほめて伸ばしてくれる(19.1%)」「誰に対しても公正でえこひいきしない(15.1%)」「過度な干渉をしない(6.9%)」は2割未満となりました。
次に、キャリア形成支援に対する捉え方を理解するため、会社に期待することは何かを聞きました。
「上司に相談できる機会をつくってほしい」が56.0%、「上司以外の社員に相談できる機会をつくってほしい」が34.2%となり、どちらも2014年の調査開始以降で最大の割合となりました。
中でも「上司に相談できる機会をつくってほしい」は、過去10年の増加幅も18.1%と、他の選択肢と比較し増加幅が大きいことがわかります。これより、近年は上司や先輩に相談しながらキャリアを決めていきたい傾向にあることが見てとれました。
最後に、今後3年間の会社での労働時間について、どのような考え方を抱いているか質問しました。
その結果、「定時に帰りたい」と回答した新入社員が48.2%で過去最大となりました。この割合は2020年を除き、2014年の調査開始以降増加し続けています。
一方、「毎日残業でもかまわない」「仕事・成長のためにできるだけたくさん働きたい」と回答する割合は減少傾向にあり、特に「仕事・成長のためにできるだけたくさん働きたい」と回答した割合は、2014年と比較し12.7ポイント減少する結果となりました。
調査名:ラーニングイノベーション総合研究所「新入社員意識調査(速報値版)」調査対象者:同社が提供する新入社員研修に参加した2024年入社の新入社員調査時期:2024年3月28日〜4月11日調査方法:Web・マークシート記入式、または自記式でのアンケート調査サンプル数:4,227人
ALL DIFFERENThttps://www.all-different.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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