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子どもが小さいうちはケアに追われて自分を労わるどころではない、というママパパは多いかもしれません。今回は、40代女性が病院での診察で体験した温かいエピソードを紹介します。
(※写真はイメージです)
現在、高校生、中学生と幼児の双子、さらにその2歳年下の末っ子の合計5人を子育て中で、基本、ワンオペです。パパには仕事をしっかりしてもらえるだけでありがたいので、ワンオペであることに不満はなく、毎日賑やかで楽しい日々を送っているのですが……
やはり体は悲鳴をあげていました。
1ヶ月ほど前、ひどい頭痛と胃痛に悩まされ、我慢できずに休日診療をしている病院へ行ったときのことです。上の息子たちは部活で不在、夫も仕事でいなかったので、双子と末っ子を連れて行きました。
初めて行く病院でしたが、診察してくれたのは女医さんで、緊張せずお話することができました。
診断結果は、ストレス性胃炎と肩こりからくる頭痛。すぐに授乳中でも飲める胃薬を出してもらえ、その場で飲ませてもらいました。
今日はこのまま診察終わりかな?と思い帰ろうとすると、先生が帰り際に一言。
(※写真はイメージです)
我が家の家族構成を聞くと、先生は「そりゃそうよね」と納得したような表情。「ゆっくりするのが一番だけど、ゆっくりするなんて無理な話よね。もう表彰もんよ、ママ。頑張ってるね!」と言ってくださいました。
普段、自分では「頑張っている」なんて意識していなかったので、人から言われて初めて「あ……私頑張ってるのか!」と思えました。
診察室を出ると、受付の方が温かいお茶を淹れてくれて、「どうせ暇だから」と子どもたちと一緒にお茶を飲む時間を過ごしてくれました。だからと言って症状が軽くなるわけでもないですが、それだけで肩の荷が下りたようで心軽やかに家に帰れました。
(※写真はイメージです)
母親になると、目の前のことを一生懸命やるのが当たり前で、「本当に頑張っている」という自覚を持つことが難しいのかもしれません。
実際には、身体的に大変な「幼児期の育児」と、精神的に悩む「思春期の育児」。大変な日々はこれからも続くけれど、自分のことを少しは労ろうと思えた1日でした。大事なことに気づかせてくれる言葉を、ありがとうございました。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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