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家の家事分担で悩んでいませんか? 子どもには自立のためにも、少しでもやってくれたら親としても助かりますよね。子どもに自発的に家事を行わせるには、本人がやりたいことと繋げることが効果的。タイプの異なる4人の子どもと暮らす中で、思考錯誤してうまくいった事例を3つご紹介します。
名古屋在住、4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。
もし我が子が自発的に家のことをしてくれたら……そう思うことはありませんか?
お手伝い&おこづかい制度が、まったく定着しなかった我が家。金額に対して面倒さが優先したようで、やっていたのはわずかな期間だけでした。
そんな子どもたちが、自分ごととしてやるようになった家事が3つあるんです。
・リビングのリセット&掃除機がけ・お風呂の掃除・自分の朝ごはんの準備
やりたがらなかったところから⇒必要性を感じて自分から動くようになったきっかけについてご紹介いたします。
リビングはいろんなものが集まってきやすく、散らかりがちですよね。我が家では、ベランダから取り込んだ洗濯物が置かれていたり、ソファに置きっぱなしのマンガや学習用タブレット、帰宅後に床に放りっぱなしの上着や靴下など。子ども達のものが多めです。
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そこで、子ども達にお願いをしたことがあります。
「常にリセットできなくてもいいけれど、友達が遊びにくるときはおもてなしの気持ちをもって、リビングのものを片づけて掃除機をかけること。そして、玄関の靴を揃えること。」
普段は声をかけても片づけないことが多いですが、お友達を誘った日は部屋を片づけはじめます。掃除機はいつもではありませんが、徐々に自分からかけてくれることも増えてきました。
お風呂掃除は誰がどんなタイミングでやっていますか?
我が家では、最後にお風呂に入った人がお湯を抜いて、お風呂を掃除することにしています。
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上の子が中学生になる前に決めたことですが、今、振り返るとタイミングもよかった気がします。お風呂に入る時間が遅くなる年ごろまでの数年間に、自然と「最後の人が掃除をするもの」という我が家のルールが浸透してきたからです。
最近は、中学生の長男が最後にお風呂に入ることも増えてきました。掃除する前提で最後に入ることを選んでいるので、イヤイヤかもしれませんが掃除してくれています。
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下の子ども達は、今はまだ掃除をすることはほとんどありません。なぜなら、掃除をしたくないから(笑)。我先にと入ってくれるので、早くお風呂に入ってほしい私にとっては都合がいいです。
寝坊してしまうこともある朝。今は、ご飯さえ炊けていれば、子どもたちが自分で用意して食べています。
しかし、もともとは「スクランブルエッグを作って!」「今日は食べない!」といったことが連日起きていました……。4人それぞれの日々の対応に疲れてしまって「食べたいなら自分で作って」と話したことが、子ども達自身で朝ごはんを用意するようになったきっかけとなったのです。
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食いしん坊で、食べたいものに貪欲。そんなタイプが多かったからか、今では自然に「食べたいものは自分で用意する」流れができました。
ご飯とお味噌汁だけは用意していますが、日によって食べたい量も変わるようで、自分で好きな量を器に盛りつけています。
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「食べたい!」は強いですね。下の息子が小3とき「スクランブルエッグは嫌!」と、見よう見まねで卵焼きを作りはじめたと思ったら、いつの間にか作れるようになっていました。
朝ごはんの時間に余裕がないときは、冷蔵庫にある納豆や残り物のおかず、ご飯のお供を各自出してきて食べています。
子どもが家事をやるきっかけは、子ども自身が「こうしたい」という思いが出たとき。このタイミングに「自分でやる」ことを提案してみると、家事も自発的にするようになるかもしれません。
無理強いをせず「必要だからやる」。大人がやれば早くて確実、ということもあるかもしれません。でも、子どもがいずれ巣立つときを想像しながら、生活できる力がつくといいなと思っています。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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