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小さな子どもにとって、時計をみながら行動するのは難しいですよね。特に朝の時間は親も忙しいのに、連日子どもに「遅刻するよ!」という声掛けをして、うんざりしている人もいることでしょう。そんな方は、ぜひ音楽アラームを使ってみませんか? 子ども自身が時間を意識した行動ができるきっかけ作りに、ひと役買ってくれますよ。
こんにちは。名古屋在住、4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎の中矢くみこです。
子どもが自分で時間を見て、行動してくれるといいなと思ったことはありませんか? 毎日「〇〇の時間だよ」「○時○分だよ」と同じ声かけをしても、なかなか動こうとしない……。どうやったら、自発的に動いてくれるのか?
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我が家も長男の小学校入学を意識したころから、子ども自身による時間管理についてずっと悩んでいました。
いろいろ試した結果、7年以上続いているのがスマホで音楽アラームをかけることです。時計がまだ読めない幼児時代でも、時計を見ながら行動するのは難しい年齢でも、うまくいった時間管理の方法についてご紹介します。
世の中にはステキな楽曲がたくさんありますが、中でも時間管理に向いていた楽曲は、この2つの条件が揃ったものでした。
1. 子どもが好きな曲2. 楽曲再生時間が分単位でキリがいい曲
アラームは毎日聞くもの。好きな曲がかかると、それだけでうれしくなるようです。聞き入ってしまうような曲より、動きたくなるような曲がオススメです。
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再生時間を気にするのは、目的が「時間管理」だから。何時何分なのか、音楽で把握できるように分単位のキリのいい音楽にすると「2回目が始まったから〇時だね」と、時計を見なくてもわかります。
これを、スマートフォン(我が家ではiPhoneを使用)にダウンロード。アラーム設定の「サウンド」に、ダウンロードした曲を選びます。
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そして、出発予定時間の少し前にアラームを設定。音楽が流れたら、準備をはじめるサインです。
我が家で5年以上、学校に行く前にかけている曲が、星野源さんの『ドラえもん』。この曲の再生時間は3分58秒。リピートするときに少し間があくので、ちょうど約4分間が計れます。
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家を出る8分前にアラームスタート。2回目が終わったら家を出ます。たとえ準備に時間がかかって、3回目の後半になったとしても、集団登校の待ち合わせ場所まで走ればギリギリ間に合う時間にアラームはセットしています。
子ども達も「今、何回目?」「もう2回目終わりそう」と、曲を聴きながら感覚的に時間がわかります。
それでも、時計が読めない、時計を見る習慣がつきにくいころは、毎回時間を聞かれるといった状況でしたが、時計が読めるようになり、曲と時計の時間が徐々にリンクしてくると「2回目が終わった今は何時何分」とわかるようになりました。
家を出る時間だけではなく、朝ご飯の終了時間にもアラームをかけていました。4人集まるともきょうだいでおしゃべりに花が咲いて、なかなか食べ終わらなかったのです。
そこで、おしゃべりをやめて食べることに集中する時間「モグモグタイム」がスタートするタイミングでも、音楽アラームをかけることに。
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家を出るアラームと間違えないように、別の曲を選んでいます。
藤岡藤巻さんと大橋のぞみさんの『崖の上のポニョ』。こちらは3分弱の曲です。2回リピートされる間に食べ終われるといいな、という時間です。
音楽がはじまったからといって、すぐにおしゃべりをやめるわけではありませんが、「はっ」と気がつくリマインドのような意味が大きかったです。もちろん「ほら、曲がなってるよ!」などといった声がけはしていました。
朝は特に、子どものこと以外にもやることが盛りだくさん! 親が時間を管理しながらも、少しずつ子どもが自分で時間に合わせて行動していけるといいですよね。
子どもの時間管理のきっかけとしても使える音楽アラーム。ぜひ、試してみてくださいね。
※Apple、iPhone、iPad、Lightningは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。※iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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