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蓋を開ければそのまますぐに使えるツナ缶。特に下処理も要らずにそのまま使える便利な時短食材として、おうちに常備している方も多いですよね。今回はこのツナ缶のうまみを活かした簡単レシピをご紹介します。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
パパっと加えるだけで、コクやうまみを出してくれるツナ缶は、切ったりする必要もなく手軽に使える食材です。あと一品手早く欲しいときや、ちょっとコクを加えたいときに大活躍してくれます。長期保存もできるので、非常時用にストックしておくのもオススメ。
ツナ缶の万人受けする味と幅広く使える汎用性は、ほかの缶詰めにはないくらい! 幅広く使えるので、ツナ缶を活用したレシピは、代表的なものから名前のないものまでさまざま。
今回ご紹介するのもほんの一部ですが、作業の手間や時間が少ないものばかりなので、忙しいときに取り入れてみてくださいね。
ツナ缶はマグロやカツオを加工した缶詰。水煮などもありますが、一般的にツナ缶というと油漬けのほうをイメージしますよね。
クセの無い味わいは魚が苦手な人でも食べやすく、骨や皮を取り除く手間もなく、小さなお子さんでも安心して食べられます。
ツナ缶の魅力は、それだけではありません。そのままシンプルに食べてもおいしく、しょう油やマヨネーズなど多くの味つけにも相性抜群。パンやごはん、パスタやうどんなどにも合い、野菜などに加えてもうまみやコクを加えておいしさをUPさせてくれます。
通常、肉や魚などでうまみを加えるためには、切ったり、臭みをとったり、骨を取り除いたりと、さまざまな下処理が必要になることが多いですが、ツナ缶は蓋を開けるだけで済んでしまいます。
メニューによってはのせるだけ、和えるだけで調理が終わってしまうことも! こんな手軽に使える、おいしい究極食材はなかなかないですよね。常備しておけば、あと一品欲しいときなどにとっても重宝します。
「ツナメルト」はツナマヨを挟んだチーズホットサンド。スクランブルエッグをプラスして無敵のおいしさに。食べ応えも増して満足度のあるホットサンドです。
材料(1人分)・ツナ缶……1/2缶・食パン……2枚・卵……1個・スライスチーズ……2枚・たまねぎ……1/8個・パセリ……適量・マヨネーズ……小さじ1~2・粒マスタード……適量・バター……10g・塩こしょう……適量
作り方① 卵を溶いて塩こしょうをふり、フライパンに流し入れて回しながら火を通し、スクランブルエッグにして取り出す。② フライパンにバターの半量を入れて溶かし、マスタードを塗った食パンをのせる。その上にスライスチーズ、スライスしたたまねぎ、マヨネーズで和えたツナ、①のスクランブルエッグ、ちぎったパセリ、スライスチーズの順に重ねる。③ 最後に食パンをのせてはさむ。④ 焼き色が全面につくようにフライ返しで上から押しながら焼く。⑤ 焼き色がついたらひっくり返し、バターの半量を加え、再度溶かしながら焼く。
※温まることでチーズが溶けて、食パンと具がくっつき、外れにくくなります。チーズで具と食パンをくっつけることで、ホットサンドメーカーがなくてもフライパンで作ることができます。
パンはサックリ、具はとろとろ〜♪ 一口食べれば「おいしい……!」と口から漏れてしまうような味! じっくりサクサクに焼いてくださいね。
ツナを使って炊き込みご飯を炊くと、鶏肉を使ったときとは違う、優しいうまみが楽しめます。何といっても作業が楽ちんなのに、しっかり手間をかけたような味になるのがうれしいご飯です。
材料(4人分)・ツナ缶……1缶・米……2合・油揚げ……1枚・ごぼう……30g・しめじ……1株・にんじん……100g・めんつゆ……大さじ3・水……適量
作り方① 米を研いで30分浸水させる。② 油揚げとにんじんは短冊切り、ごぼうはささがきにして水にさらしてアク抜きし、しめじは石づきを落としてほぐす。③ 米にめんつゆを加えてから2合のメモリに合わせて水を注ぐ。④ ②の具材とツナ缶を油ごと上にのせて炊く。⑤ 炊き上がったら全体をさっくり混ぜる。
※炊き込みモードがある場合はその設定にして炊いてください。無ければ通常通りで大丈夫です。
味つけは控えめですが、ツナとほかの具材のうまみで何杯も食べたくなる味。今回は簡単にめんつゆで味つけしましたが、白だしを使ったり、ほかの調味料やだし汁で仕上げてもOK。具材にひじきや昆布を入れたり、ほかのきのこを入れてもイイですね♪
ベーコンなどを使ったレシピが多いと思いますが、我が家ではツナを使ったこの簡単レシピのポテトグラタンが定番。煮込みすぎるとじゃがいもが崩れるので、火が通ったら生クリームとツナを加えて仕上げます。
材料(4人分)・ツナ缶……1缶・じゃがいも……4個・たまねぎ……1個・牛乳……400ml・生クリーム……50ml・とろけるチーズ……100g・コンソメ……1個・塩こしょう…適量
※濃厚な味にしたい場合は生クリームを増量してください。
作り方① じゃがいもを半分に切ってから1cm幅に切り、たまねぎは薄切りにする。② 鍋に、じゃがいも、たまねぎ、牛乳、コンソメを入れて煮る。③ じゃがいもに火が通ったら、ツナと生クリームを加えて混ぜ、塩こしょうで味を調える。④ 耐熱容器に入れてとろけるチーズをのせ、グリル(またはオーブン)で焼き色がつくまで焼く。
※加熱しすぎるとツナがパサつき、生クリームも分離するので、塩こしょうを加えたら軽くひと煮立ちさせて火を止めるようにします。
じゃがいものデンプンでとろみがつくので小麦粉不使用です。しっかりとろみをつけたい場合は、ツナ缶の油と小麦粉を混ぜて加えてみてください。
はんぺんとツナマヨ、そしてチーズのうまみが相乗効果となり、さらにおいしさUP! 子どもも大人も大好きな一品に。手がかかっているようですが、ツナマヨをはんぺんに詰めて、春巻きの皮を巻いて、少なめの油で揚げ焼きにするだけです。
材料(2人分)・ツナ缶……1缶・春巻きの皮……4枚・はんぺん……1枚・コーン……20g・とろけるチーズ……20g・マヨネーズ……大さじ1・パセリ……適量・薄力粉……適量・水……適量・揚げ油……適量
作り方① はんぺんを対角線でカットし、4つに分ける。② それぞれ長い辺に切り込みを入れて、ポケットを作る。③ ツナ、コーン、とろけるチーズ、マヨネーズ、刻んだパセリを混ぜ、ポケットに詰める。④ 春巻きの皮を半分にカットし、端にはんぺんをのせて包むように巻く。⑤ 薄力粉を水で溶いて、もう半分の春巻きの皮の端に塗り、④のはんぺんをさらに巻いていく。⑥ フライパンに深さ1cm程度の揚げ油を入れ、よく温めてから短時間でカリッと揚げる。
※チーズが溶けて流れ出てしまうこともあるので、油をよく温めてから短時間で揚げるようにしましょう。
面倒なら春巻きの皮はナシで作ってもいいくらいです。ただし、皮のパリパリ感がイイので、余裕のあるときはぜひ巻いてみてください。皮で包むことでチーズが溶けても流れ出しにくくなり、ツナのうまみたっぷりの油も流出することなく、はんぺんに染みます。
あと一品欲しいときによく作る副菜です。大根おろしを使うと味がよく絡みます。おろすのが面倒なときはなくてもOK。お好みでごまを加えたり、しょうがを加えたりしても◎。マヨネーズをかけるとクリーミーな味わいになります。豆腐にかけたり、うどんや素麺、パスタにのせてもおいしい万能副菜です♪
材料(3~4人分)・ツナ缶……1缶・きゅうり…2本・大葉……10枚・乾燥わかめ……4g・大根おろし……150g・めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ2
作り方① きゅうりは輪切り、大葉は千切りにする。乾燥わかめは水に浸けて戻してから水気を切る。② 大根おろしにめんつゆを混ぜ、すべての材料を和える。
ツナおろし和えはほかの食材にも使えます。夏には旬のトマトときゅうりを乱切りにして和えるとおいしいですよ♪
さっと加熱した野菜をツナと一緒に調味料を加えて和えれば、箸が止まらない無限サラダに。ツナのコクで、もりもり野菜が食べられます。この味つけは万能なので、キャベツの代わりに白菜や小松菜などでもおいしくできます。
材料(4人分)・ツナ缶……1缶・キャベツ……200g・もやし……200g・にんじん……1本・ごま油……大さじ3・ごま……大さじ2・めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ3・塩こしょう……適量
作り方① キャベツ、にんじんを少し太めの千切りにし、もやしと一緒に洗った水分がついた状態でポリ袋に入れる。口を軽く縛って耐熱皿にのせ、電子レンジ600Wで3~4分加熱。② 冷水を注ぎ入れて色止めしてから、ポリ袋の上から絞り、しっかりと水を切る。③ 残りの材料を入れて混ぜる。
※作業と洗い物を最小限にするためポリ袋で作りましたが、普通に鍋でゆでても大丈夫です。※ポリ袋を使って電子レンジで加熱する際は、蒸気が出て袋が膨らんでくるので、密閉しないように軽く口を閉じる程度にしましょう。
ツナ缶はそのまま食べてもおいしく、使い方はとっても簡単。料理に加えるだけでうまみやコクを加えて、おいしさをUPさせてくれます。加熱しすぎるとパサつき感が出てしまうこともあるので、煮込むような料理に使う場合は、仕上げのときに加えるようにするとイイですよ♪
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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