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これまで「乱暴な口をきく子どもは、親の影響を受けているに違いない」と思い込んでいた青鹿夫妻。しかし、夫婦揃って丁寧な口調で話しているはずなのに、娘・ふーみんが急に悪い言葉を使うようになってしまって……。
その昔、娘が生まれる前の私は、乱暴な言葉を使う子どもを見て、日常的に親がそうした言葉使いをしていたり、その子に向かって言っていたりするのだろうと眉をひそめていました。
ところが、ある日突然、うちの子が「おまえ」「じごくにおちろ!」と乱暴な言葉を使ったのです。
我が家では、私も夫も「おまえ」などという言葉を使う習慣がありません。真っ先にテレビの影響を思いついたのですが、私たち夫婦はほとんどテレビを見ることがなく、ふーみんが生まれてからは有名な幼児向けアニメかEテレの子ども番組をつける程度です。
そのため、「もしかして保育園で何かあったのだろうか!?」と不安になったのですが、何に影響されて「おまえ」という言葉を使いだしたのかはすぐにわかりました。
それは国民的幼児向けアニメに出てくるキャラクターのセリフだったのです。
アニメ全体を見れば決して言葉遣いがひどく悪いとはいえず、クスリと笑ってしまう憎めないキャラクターなのですが、小さな子が「おまえ」という単語だけを使って大人を呼びつける姿には、ちょっとぎょっとしてしまうほどの破壊力がありました。まさかそこからの影響だとは思ってもみませんでしたし、幼児向けアニメを禁止するのは無理ゲーすぎます。
ちなみに、もう一つの「じごくにおちろ」は、絵本の「くものいと」と、Eテレの子ども番組内にある閻魔大王が出てくるコーナーが元ネタでした。
私たち夫婦は、これまで子どもが乱暴な言葉を使うのは親の影響だろうと思い込んでいました。しかし、冷静に考えたら子どもは親のコピーではないし、言葉は親からのみ学ぶものでもありません。絵本や幼児向けアニメにだって、「バカ」「間抜け」「お前」「~しろ!」などといった言葉はよく出てきますし、保育園や幼稚園、学校で様々な人と触れ合います。
「子どもの発言=親の発言」ではないのだと思い知りました。
産前の自分たちの浅はかな決め付けが今になってブーメランのように心に刺さり、大反省。そして、ふーみんにはあらためて、言葉には種類があること、相手が傷つく言葉もあることなどを丁寧にわかりやすい言葉を選びながら伝えました。
しかし、1回注意したからといって「はい!もう使いません」とはならないのが人間。特に子どもはマネしてほしくない言葉ほど1回で覚えて使いたがり、そのたびに何度も何度も地道に根気強く注意する毎日……。子育ての難しさを痛感しました。
子供の発言に「どこでそんな言葉覚えてきたの!?」と驚いたことがあれば教えてください!
#子どもの驚き発言
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次回更新は、11/24(日)の予定です。どうぞお楽しみに!
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(編集協力:大西まお)
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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