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小さいうちから子どもに英語に触れさせたい。親としておうちの中でどんなことができるでしょう……?
0歳から天才を育てる乳幼児親子教室「輝きベビーアカデミー」代表の伊藤美佳先生による、書籍『モンテッソーリ式英語が好きな子の育て方』(日本実業出版社)。本書ではモンテッソーリ教育(子どもの好奇心に沿った遊びを通じて、集中力や自立心を育てる)の考えをベースに、子どもの「英語を好きな気持ち」を育む方法を紹介しています。
前回に続きモンテッソーリ教育×英語遊びの“魅力”についてお届けします。
4つめは、英語があって当たり前の環境をつくりやすいこと。
※画像はイメージです
モンテッソーリでは環境づくりがとても大切だとお話ししました。モンテッソーリの幼稚園では、年齢に合った教具が、子どもが出し入れしやすいように棚などにきれいに収められています。「言語」「数」「感覚」などの分野ごとにコーナーができていて、子どもたちは思い思いに自分が今やりたい教具を取り出し、集中して遊んだあとは元に戻すということをしています。
おうち英語を行なう場合も、幼稚園のようにしてくださいとは言いませんが、子どもが英語に触れたいと思ったときに、すぐに手を伸ばせる環境づくりをすることが重要です。
(『モンテッソーリ式「英語が好きな子」の育て方』より)
可能なら、リビングや子ども部屋の片隅に「英語のコーナー」をつくって、そこには英語に関するものしか置かないようにするのもおすすめです。
また、子どもの手が届きやすいところに絵本を置いておき、子どもが絵本を「読んで」と持ってきたらいつでも読んであげる、「歌を歌って」と言われたら一緒に楽しく歌う……そんなことができるのも、おうち英語ならでは。
四六時中、英語漬けでは親子ともども疲れてしまうので、決して無理はしないでほしいのですが、子どもの「今やりたい!」という気持ちを逃さずに応じる余裕が持てるのも、家庭で行なうからこそのメリットではないでしょうか。
5つめは、生活の実感とともに英語が自然に身につくこと。
※画像はイメージです
学校で習う英語では、主に「読むこと(Reading)」「書くこと(Writing)」「聞くこと(Listening)」を教えてくれます。でもなかなか英語を話せる(Speaking)ようにはなりません。
でも家庭では、たとえばママやパパがキッチンで料理をしながら“Look,it’s a eggplant”と子どもに見せたら、紫色の野菜が「ナス=eggplant」であることを経験から理解していくことができます。
これが英語教室なら、ひとつの単語を覚えたら、すぐ次のレッスンに行ってしまうかもしれませんが、家庭では生活のなかで繰り返し出てくるから、子どもにもしっかり定着していきます。経験から身についたことは記憶に残りやすいのです。
絵本に卵(egg)が出てきたら、実際に卵を持たせてみたり、卵を割って料理のお手伝いをしてもらったりすることもできるのです。
モンテッソーリ式おうち英語ではリラックスして体験を通じて英語を学べる
著者・伊藤美佳先生と娘・聖夏さんに聞いたおうち英語のインタビューはこちら!▼
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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