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親や祖父母から譲り受け、さらに子どもへ受け継ぐ宝石「ヘリテージジュエリー」。この連載では、「私のヘリテージジュエリー物語」と題して、読者から寄せられたヘリテージジュエリーにまつわる素敵なエピソードを紹介します。今回は、成人したときに母からリングを譲り受けたという35歳女性、ききょさんのエピソードです。
(※写真はイメージです)
20歳の成人式のとき、母からエメラルドのシルバーリングを譲り受けました。この指輪は母が父と付き合っていたときにプレゼントされた物で、母の誕生石である大きなエメラルドがスクエア型で中央に配置されているシンプルなデザインです。
母はあまりアクセサリーに興味がなく、高価な物だけれど赤系の色が好きなため微妙な気持ちだった模様。父の気持ちはうれしかったものの、ずっとタンスにしまっていたそうです。
(※写真はイメージです)
母は、私が大人の仲間入りをしたタイミングで譲ろうと思っていたそうです。どんな理由にせよ、アクセサリー好きな私は高品質な宝石をもらえることに喜びを感じました。
デザイン的に少し古かったので、指輪からペンダントトップに加工してもらい、今でも普段使いして大切に身につけています。緑の色が元気をくれるし、若かりしころの両親の想いを知ることができる大切な宝石です。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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