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大泉書店は12月13日、ソーシャルスキル絵本『このきもちどうする? ずるいって おもっちゃう!』(作・絵:わかる/監修:渡辺弥生)を発売しました。
『ずるいっておもっちゃう!』書影
同書は、2023年に刊行されたソーシャルスキル絵本シリーズ・感情を育てる『じぶんのきもち』の第2弾。「ずるい!」と思う気持ちをテーマにした1冊です。
作・絵は、SNS総フォロワー25万人超、ニコニコしたイラストで人気のイラストレーター、わかるさんが担当。
「ずるい」という言葉は3〜4歳くらいの成長期から発信されます。おもちゃの取り合い、お友だちの取り合い、食べ物の取り合い、お母さんの取り合い、園の先生の取り合い……例をあげたらキリがありません。
さらに、大人になっても「ずるい」と思う気持ちはついてきます。子どものように泣いたり喚いたりと騒ぎ立てることはそうそうないと思いますが、社会生活のなかで湧き起こる感情のひとつと言えるでしょう。
「ずるい」という感情の背景には、悔しい、悲しい、怒り、我慢、嫉妬などいろいろな気持ちが入り混ざっています。それゆえ、抑えきれない気持ちをぶつけ合ってしまうことも多々。幼稚園や保育園、家庭内のあちらこちらで「ずるい」という言葉が飛び交いケンカに発展してしまうことも多いのではないでしょうか。
『じぶんのきもち』で「いやだ!」という主人公の気持ちにやさしく寄り添ってアドバイスをしてくれた、著者のわかるさん考案のシリーズオリジナルキャラクター・ふわふわした犬の「エモしょん」が今回も大活躍!
主人公をはじめとした子どもたちは、「ずるい!」という気持ちにどう折り合いをつけていくのでしょうか?
お話の最後は、読み手に問いかけるページとなってます。親子の読み聞かせで子どもと一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
なお巻末には、法政大学文学部心理学科教授で発達心理学専門家の渡辺弥生先生の解説も掲載されています。
作・絵/わかるwakaruイラストレーター・アーティスト。ニコニコした顔をシンプルな線で表現したイラストが特徴。現在は広告、書籍、Web媒体へのイラスト提供を行う。著書に『今日は早めに帰りたい』(KADOKAWA)、『疲れたあなたをほめる本』(ポプラ社)、『感情を育てる じぶんのきもち』(大泉書店)、『わらって!』(講談社)がある。近年は展示も積極的に行い、ロンドン、スペイン、韓国、香港など海外での展覧会も開催している。●X:@wakarana_i●Instagram:@wakarana_i2
監修/渡辺弥生専門:発達心理学。子どもの社会性や感情の発達について研究。教育学博士。筑波大学大学院で心理学を学んだのち、現在法政大学教授。途中、ハーバード大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で客員研究員を経験。主著に『ソーシャル・エモーショナル・ラーニング非認知能力を育てる教育フレームワーク』(福村出版)、『 親子のためのソーシャルスキル 』(サイエンス社) 、『子どもの「10歳の壁」とは何か? 乗りこえるための発達心理学』(光文社新書)、『感情の正体』(ちくま新書)、『子どもに大切なことが伝わる親の言い方』(フォレスト出版)、監修に『感情を育てる じぶんのきもち』(大泉書店)、『こども語彙力えほん きもちのことば』(ナツメ社)など多数。
【発行】大泉書店【タイトル】このきもちどうする? ずるいって おもっちゃう!【作・絵】わかる【監修】渡辺弥生(法政大学文学部心理学科教授)【対象年齢】3歳〜【版型】180×180mm【頁数】32ページ【定価】1,430円【ISBN】978-4-278-08718-5【書籍詳細】https://amzn.asia/d/eEK7Ckh
大泉書店http://oizumishoten.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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