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小さい子は乗り物に弱くて酔ってしまうこともしばしば。長距離移動をする際は家族全員が疲れきってしまいますよね……。今回は、あるパパが新幹線内で親子ともども助けられたというエピソードを紹介します。
(※写真はイメージです)
長男が幼いころ、家族で東京から京都に帰省したときのことです。
子どもは乗り物酔いがひどく、新幹線でも酔ってしまうので、京都に行く際は毎回各駅停車の「こだま」を使っていました。「こだま」なら、各駅で子どもを下車させて外の空気を吸うことができ、ぐずった子の気を紛らわすことも出来るという理由からです。
しかしその日は特に息子の乗り物酔いが重く、かなり早いうちから吐き気が始まり、激しく具合が悪くなってしまいました。
(※写真はイメージです)
すぐにトイレやデッキへ行けるように、車両の一番後ろの席を予約していたのですが、具合の悪さからグズッて大泣きしはじめてしまい……なかなかおさまらず、困り果てていました。
途中駅で気を紛らわしても一瞬で、焼け石に水の状態。そんなとき、車掌さんから声をかけられました。
(※写真はイメージです)
車掌さんは、私たちを多目的室に案内してくれました。
授乳中はよく利用させてもらっていたのですが、さすがに大きくなってからは……と思っていたので、「多目的室を利用したい」とはなかなか言い出せなかった私。
多目的室に入ると周りの目も気にならず、子どもの気分もかなり紛れたようで、京都までなんとか乗り切ることができました。
長時間の多目的室使用を許してくれた車掌さんにはもちろんのこと、困っている渡たちを見て車掌さんに連絡してくれた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。どなたか見知らぬご親切な方、大変ありがとうございました。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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