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高機能ポリ袋の「アイラップ」は電子レンジ調理もできる優れもの。上手に使えば1枚で連続して作業ができ、レンチンだけで作れるメニューもたくさんあります。使い方をマスターすれば、ごはん作りがもっと楽になるかも!
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
電子レンジで調理できてしまう時短レシピは、忙しいときや暑い時期に重宝しますよね。試してみると意外なほどあっけなく完成できるメニューもあって、びっくりします。
レンジ加熱するときに便利なアイテムといえばアイラップ。高機能でレンチン加熱にも耐えられる優れものです。
そこで今回は、アイラップを使った電子レンジで作れるレシピを集めてみました。
アイラップは熱に強い「高密度ポリエチレン」の袋。耐冷温度は−30℃、耐熱温度は120℃となっているので、その温度内であれば加熱調理や冷凍までOK。電子レンジや湯煎加熱が可能なポリ袋として、さまざまな料理に利用することができます。薄くやわらかな袋ですが、意外に容量もあり、すぐに破けてしまうこともありません。
特に電子レンジでの使い方は多様で【ゆでる】【煮る】【蒸す】といったことがアイラップを使ってできてしまいます。お鍋で湯を沸かしたり、時間をかけて火加減を調節する必要はありません。設定してスイッチを押すだけで、加熱調理ができるなんて手軽ですよね。
それだけでなく、【混ぜる】【揉み込む】【漬ける】【浸ける】【冷やす】【保存する】などのさまざまな工程を、同じ袋で連続してできたりするので、とても経済的。洗い物もゴミも最小限。最後はゴミ袋としてしっかり使い切ってムダなし。とっても使いやすくて活用の幅が広いのが魅力です。
安全に失敗せずに活用するために、ちょっと気をつけなくてはいけない注意事項もあります。
⚫︎高温になるものは避ける耐熱温度以上になるような油分の多いものなどは、高温になって破ける可能性があるのでNG。
⚫︎密閉しない加熱すると蒸気が上がってきます。密閉すると膨らんで破裂する危険があるので、口は軽く閉じる程度に。水分を飛ばしたいときには開けて加熱します。
⚫︎耐熱皿(容器)にのせて加熱する必ず耐熱皿にのせて使用しましょう。
⚫︎爪や尖ったもので穴を開けないように気をつける揉み込んだりするときには穴を開けないようにやさしく!
⚫︎火傷しないように加熱直後は高温になっており、口を開けたときの蒸気で火傷することも。袋の上からほぐしたりするときも、ふきんなどで包んで触るようにすると◎。
フライパンも中華鍋も要りません! レンチンして混ぜるだけの炒飯でも、なかなかおいしくできますよ♪
材料(1人分)・ご飯……茶碗1.5杯分・卵……1個・ベーコン……20g・カニカマ……3本・ねぎ……10cm・しいたけ……1枚・マヨネーズ……小さじ1・オイスターソース……小さじ1・中華だし……小さじ1・ごま油……小さじ1・塩こしょう……適量・紅しょうが……お好みで
作り方① アイラップに卵とマヨネーズを入れてよく混ぜる。② ねぎは小口切り、カニカマ、しいたけ、ベーコンは1cm角程度に切って①に入れる。③ ご飯と調味料も入れる。④ 口は閉じずに開けたままにして耐熱皿の上にのせ、600Wの電子レンジで3分加熱。⑤ 袋の上から全体がまんべんなく混ざるようにほぐす。
※冷や飯を使う場合は、あらかじめ温めておいてください。※加熱後はかなり熱くなっているので、ふきんで包んでほぐすようにしてください。
アイラップを被せた状態のままお皿に盛りつければ、手を汚さずに上から形を整えられます。
ねぎや紅しょうがをお好みでのせてくださいね。
トマトパスタにめんつゆを加えてほんのり和風な味に。トマトの甘みとうまみが意外に合うんです。パスタはそのまま水分を吸ってちょうどいい状態になるので、湯切りは不要。よく混ぜて完了します。
材料(1人分)・スパゲッティ……100g・ベーコン……40g・キャベツ……1枚・しめじ……1/3株・大葉……3枚・にんにく……1片・バター……10g・ケチャップ……大さじ2・めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ1・水……200ml・塩こしょう……適量
※ゆでるときの水分はスパゲッティ100gに対し240~250mlくらい。水と加える調味料などと合わせてそのくらいにすると、ゆで終わったときに水分があまり残らない状態になります。水分が多い食材を具として加えるときはその分を微調整。※今回はゆで時間が8分のスパゲッティを使用。もっと長くゆでるものなどは、加える水分を少し増やしてみてください。
作り方① スパゲッティを半分に折ってアイラップに入れ、薄切りにしたにんにく、ケチャップ、めんつゆ、水を注いでから袋をふって混ぜる。② 耐熱皿の上にのせて口を数回折りたたみ、600Wの電子レンジでスパゲッティのゆで時間通りの時間加熱。③ いったん出して、袋の上からスパゲッティをもみほぐす。④ 1cm幅に切ったベーコン、ざく切りのキャベツ、石づきを切り落としてほぐしたしめじを入れる。⑤ 口を再度折りたたんで600Wの電子レンジで3~4分追加加熱。⑥ バター、塩こしょうを加えて全体をムラなく混ぜる。⑦ 皿に盛りつけて刻んだ大葉をのせる。
※電子レンジでパスタをゆでるときは、袋に記載されているゆで時間+3~4分程度でアルデンテになります。今回は具材がプラスした時間で火が通るものだったので、規定のゆで時間加熱してから具材を加えて再加熱しました。もっと時間がかかる具材の場合は、最初から一緒に入れて加熱したり、途中で加えるタイミングを調整してみてください。
ゆであがりはかなり高温ですが、素早く混ぜないとスパゲッティがくっついたまま固まってしまいます。ふきんで包んでもみほぐすようにすると早いのでオススメ。
和風味なので、大葉やねぎ、海苔なんかも合います。めんつゆの代わりにコンソメを使えば洋風トマトパスタに。
しっとりやわらかな鶏チャーシューもレンチンで。アイラップで蒸らして、しっかり火を通していきます。味つけをアレンジしてもイイですね♪
材料(4人分)・鶏もも肉……2枚・にんにく……1片・しょうが……1片・しょう油……大さじ3・はちみつ……大さじ2・オイスターソース……小さじ1・塩こしょう……適量
作り方① アイラップに鶏肉を入れ、フォークで全体を刺す。② にんにくとしょうがはすりおろし、ほかの調味料も一緒に入れて揉み込む。③ 耐熱皿に皮目を下にしてのせ、口を数回折りたたむ。④ 600Wの電子レンジで4分加熱。⑤ ひっくり返してさらに4分加熱し、そのまま10分放置して蒸らす。
※電子レンジによってクセがあるため、加熱時間は火の通り具合で調整してください。鶏肉なので、しっかり中まで火が通るよう気をつけてください。
鶏のうまみたっぷりの煮汁はそのままタレに。サラッとしているので、少し加熱してとろみをつけると◎。ご飯の上にのせてタレをかけたらおいしそう!
加熱しすぎると固くなるので、追加加熱は1分ずつ様子を見てくださいね。
材料を切って、調味料と一緒にアイラップに入れてレンチンするだけ。そのまま冷ませば、味がなじんでジュワっとやさしい味が染みた煮びたしになります。
材料(3~4人分)・小松菜……1束・油あげ……1枚・白だし(3倍濃縮)……大さじ1・砂糖……小さじ1・水……100ml・かつお節……お好みで
作り方① 小松菜はよく洗って4cm幅に切り、油揚げは短冊切りにしてアイラップに入れる。② 白だし、砂糖、水をよく混ぜてまわしかける。③ アイラップの口を数回折りたたみ、耐熱皿に乗せて600Wの電子レンジで3分加熱。④ 袋をふって全体を混ぜ、空気を抜いて口を縛って冷ます。
※空気を抜いて縛ることで全体に汁が浸かり、ムラなく味が染みます。※やわらかめがお好みの場合は、加熱時間をプラスしてください。
相性抜群の粒マスタード&マヨネーズにゆで卵。クリーミーでコクがあって、見た目もおいしそうなできあがりに。いつものポテトサラダより手間も材料も少ないのに、華やかなビジュアルと味になります。アスパラガスをブロッコリーにしたり、ハムを加えても◎。お好みで具材も変えて作ってみてください。
材料(4人分)・じゃがいも……4~5個・卵……3個・アスパラガス……3本・たまねぎ……1/4個・粒マスタード……大さじ2・マヨネーズ……大さじ3・塩こしょう……適量
作り方① じゃがいもは皮をむいて8つに切り、アイラップに入れて水を注いでアク抜き。② 水を抜いて耐熱皿にのせ、口を数回折りたたむ。600Wの電子レンジで3分加熱。③ アスパラガスは根元の固い皮をむいてから4cm幅に切り、たまねぎは薄切りにして②に加える。④ 別のアイラップに卵を割り入れ、爪楊枝で数ヶ所黄身を刺す。⑤ 耐熱皿の上に③と④をのせて、それぞれ口を数回折りたたみ、600Wの電子レンジで3~4分加熱。⑥ 粗熱が取れてきたら、じゃがいもの袋のほうに粒マスタードとマヨネーズ、塩こしょうを入れる。袋をふったりして全体を混ぜる。⑦ 卵を粗くつぶしてに加えて、軽く混ぜる。
※卵は必ず黄身を刺してください。刺さずに電子レンジで加熱すると爆発する危険があります。※卵は、黄身が半熟くらいの状態が色はキレイに仕上がるのでオススメです。余熱で火が通るので、白身は固まり、黄身が少しやわらかいくらいがちょうどいいです。※電子レンジによってクセがあるので、どちらの袋も火の通り具合を見て加熱時間を調整してください。
卵は大ぶりのほうがデリ風に見えます。今回はじゃがいももつぶさずにちょっと崩れるくらいにして、ザックリ混ぜた感じのサラダにしましたが、通常のポテトサラダのようにつぶしてもOK。袋の上からそのままつぶせるので、マッシャーも要りません。
耐熱性のあるアイラップは、電子レンジでの加熱に使えるポリ袋です。上手に使えば、手間も時間も最小限に、効率よく料理が完成します。
耐熱温度以上になるような油分の多い食材を避け、加熱時は袋を密閉しないで耐熱皿にのせるなど、注意事項を守って安全に使うようにしましょう。また、量が多いと火の通りが悪くなって、かえって時間がかかることも。その場合は通常通り鍋やフライパンを使って調理しましょう。
ご家庭の電子レンジのクセによって加熱時間などは多少変わってくるので、様子を見ながら調整するようにしてくださいね。
この記事のライター
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