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古代中国でダイヤモンドよりも重宝された「玉」すなわち「王の持つべき石」とは? 遺体の腐敗を防ぐ効果もあると信じられていた

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目次

特別な力があるとされ、お守りとして親しまれてきた翡翠。古代中国で人々に愛されたその理由とは……?

\美しく、まばゆく、ときに妖しく光る宝石の世界/

国内最大級の宝石専門情報メディアKARATZ(カラッツ)が贈る、宝石の世界。『小さな宝石の本』(リベラル社)は、各地に伝わる宝石の言い伝えや、偉人が愛した宝石、さらに文学や絵画に登場する宝石など、多方面から宝石を楽しめる1冊です。

今回は、古代文明に愛された宝石たちに秘められた物語を、一部抜粋してお届けします。

死者を弔う翡翠

古代中国では、半透明に輝く硬い石を「玉(=王の持つべき石)」と呼んでいました。とくに翡翠の玉は、身につけた者に五徳(仁・慎・勇・正・智)をもたらし、不幸や災いから身を守る力があるとして、ダイヤモンドよりも重宝されたそうです。

また、翡翠には遺体を腐敗させない効果があると信じられていました。そのため、死者を納める棺の中に、副葬品として翡翠の彫刻が入れられたことがわかっています。

©鈴木みのる

さらに、翡翠には生命を再生させる力があると考えられていました。残された人たちは、死者の復活を願い、遺体の目や耳、鼻、口の穴などに翡翠の玉を入れたのです(葬玉)。

漢の時代には、身分の高い人物を埋葬する際、翡翠の板で覆われた埋葬衣を着せて送り出しました。

板と板をつなぐ糸は死者の身分によって決まっており、王族だけが金の糸を使うことができたそうです。

あの世に安らかに旅立ってほしいという願いは、時代や国が変わっても変わりません。古代中国の人たちは、その思いを緑の石に託したのではないでしょうか。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

※本記事は、『小さな宝石の本』著:小山慶一郎、監修:KARATZ(リベラル社刊)より抜粋・再編集して作成しました。


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