ナポリ名物のイタリアンスイーツ「ババ」が食べられるお店♪

今回紹介するのはイタリアの伝統的なスイーツ

レストランに行ったら、おいしそうなスイーツがないかついついチェックしてしまうものです。見たこともないようなスイーツや、珍しいスイーツって、食べてみたくなります。それが、どこかの国の名物だったりしたら、さらに興味津々！

今回は、イタリアの伝統的なスイーツをご紹介したいと思います。日本でいうところの大福のように古い歴史があるスイーツです。それは「ラ・トリプレッタ」で食べられるババです！

ミシュランにも掲載されているピッツェリア

「ラ・トリプレッタ」は、ピザがおいしいお店としてミシュランにも掲載されている人気店。店名はイタリア語でサッカー用語の「ハットトリック」を意味するそう。ハットトリックが決まったときにスタジアムで観客が感動と興奮を共有するように、食を通じてゲストとスタッフがそれらを分かち合えればとの思いが込められているのだとか。

店内は、南イタリアをイメージした陽気な雰囲気。イタリアから直輸入したオーダーメイドのテーブルや食器を使い、クラシックだけどカジュアルなナポリのピッツェリアといった印象です。自慢の薪釜はナポリの名工Stefano Ferraraさんによるもので、随所にこだわりがいっぱい！

イタリアから直輸入した素材を使用

料理の素材にももちろんこだわっていて、イタリアから直輸入していたり、国内から厳選して取り寄せていたりするようです。イタリア産小麦粉を使い、薪釜で一気に焼き上げるナポリピザは、もちもちの生地がクセになります。自家製ピクルスや自家製ソーセージなど、一品料理もおすすめです。

ナポリの名物ドルチェは至福の味

デザートには、ナポリの名物ドルチェ、ババをぜひ。ババとは、小麦粉、卵、牛乳、バターを混ぜた生地を焼いて、ラム酒に浸したイタリアの伝統スイーツです。

イタリアに行くと、どの街にもスイーツ専門店があり、ババが売られています。カフェでも定番のスイーツです。こちらのババには、フルーツとアイスクリームが添えられていました。

しっとりとした生地をカットすると、じわ～っとラム酒が染み出します。口に運ぶと、ラム酒の香りがフワリと漂い、大人のデザートといった味。本場イタリアで食べたことがあるのですが、それよりもさわやかで、甘さもくどくありません。ピザで満腹だったのに、しっかり別腹しちゃいました！

南イタリア風のお店でナポリピザを食べて、ナポリの名物ドルチェを食べれば、日本にいるのをひととき、忘れてしまいそう。イタリア旅行をしたみたいな気になれて、一石二鳥かも。

店名: ラ・トリプレッタ
住所: 東京都品川区小山3-13-12
営業時間: ランチ11:30～15:00（L.O.14:30）、ディナー17:30～23:00（L.O.22:30）
定休日: 火

＜記者プロフィール＞
日本のみならず、全世界の「おいしいもの」を求めて食べ歩くグルメ担当記者。実際にお店に出向いて食べ、撮影した料理しか記事にしないのがポリシー。美味しかった料理、興味深かった料理、心に残った料理しか記事にしないため、記者としてコスパがとことん悪いのが難点。