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「et vous?」食べてキレイになるフレンチフードレストラン

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あなたは、どういう瞬間に幸せを感じますか?「美味しいものを食べること!」という方も多いでしょう。今回ご紹介するフレンチレストラン「et vous?」の岡部シェフもそう考える一人です。でも岡部シェフの考える幸せは食べる瞬間の幸せだけを指すのではありません。「Life Food」という岡部シェフの思いが溢れる料理を体験しました。

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目次

「Life Food」(ライフフード)とは?

太陽を浴びた布団がふかふかになるように、おいしい料理は、食べた人の気持ちをふっくら柔らかくしてくれる…という岡部シェフの言葉からも分かるように、本当に美味しい料理は、心を豊かにし、胸の奥底から幸せを感じさせてくれるものです。

そして、幸せを考えるには、健康であることも大切です。

体にやさしく、人生を豊かにしてくれる食をお客様に届けたい。この岡部シェフの思いが、お店のコンセプトである「Life Food」という言葉に込められています。

心も体も、食べて健康(キレイ)になるランチコース

「et vous?」のランチコースは、ヘルシー(1,800円)、しっかり(2,300円)、スペシャル(3,500円)の3コースが揃っています。今回は、スペシャルコースをいただきました。

食前酒にお店特製のサングリアをいただきます。

一皿目は美しい前菜です。

「et vous?」の料理は、野菜をたっぷり使っています。特に旬の野菜は、その時期に必要な栄養素を分け与えてくれるので、こだわって使用しているのだそうです。

鶏ハムのサラダにはミョウガのマリネが添えてあり、香りと酸味がさわやかに楽しめます。ほのかにトリュフの香りがするバルサミコソースとカッテージチーズが素敵なアクセントです。

小さなグラスに入っているのは、小松菜とほうれん草とパイナップルのスムージー。青い野菜の苦みは全く無く、パイナップルの甘さがするっと喉を通ります。

ガラスの皿には、大根、トマト、キュウリとスモークサーモンのマリネです。 野菜のこりっとした食感が楽しめます。

温かいパンとオリーブオイルの組み合わせは、シンプルなのについつい手が止まらなくなります。

お肉たっぷり茄子のパスタ。

出てきた瞬間、チーズの香りがふわっと漂ってきます。もちっとした麺に絡まるのは江戸甘八丁味噌を隠し味に使ったソースです。江戸甘八丁味噌とは、その名の通り東京の味噌で、「et vous?」のすぐ近くにある味噌の老舗の万久味噌から取り寄せているのだそうです。

メインは、肉、魚、羊と選べます。この日の肉料理は豚肉のローストでした。

噛みしめるごとに旨味が口の中に広がる豚肉には、麦味噌のソースが添えられています。パスタと同じく万久味噌の味噌だそうです。

付け合せは大根、いんげん、蓮根、茄子、人参、サツマイモの素揚げ。素揚げのようなシンプルな調理方法では素材が持つ味が美味しさを左右しますが、この野菜たちは力強さを持っており、野菜そのものの味を堪能できました。

お肉は箸で食べられるように、あらかじめ薄く切られています。「et vous?」では、箸だったりフォークだったり、その料理が一番食べやすいカトラリーが用意されるのです。このおかげで、「ベビーリーフがフォークでうまく掴めない」というような小さなストレスすら感じずに、食事を楽しむことができるのです。

お待ちかねのデザートは、2品盛り合わせ。

デザートともにコーヒーもしくは紅茶もいただけます。

バニラのアイスクリーム。

ほうじ茶のムース。沖縄の黒糖とココアでまるでティラミスかのように仕立てられたもの。ゆるゆるとした柔らかさです。

浅草寺から徒歩5分、路地奥の出会い

「et vous?」の所在地は浅草です。浅草というと天丼や鰻といったコッテリ系のお店が多いのかと思いがちですが、舌にもお腹にも優しいお店もあるのです。

浅草寺の二天門を出て、隅田川の方向に5分弱歩くと到着します。浅草寺の喧騒が嘘のような静かな環境で、野菜たっぷりの美味しい料理をゆっくりと楽しむことができるお店です。

店名
et vous? (エヴ?)
住所
東京都台東区花川戸2-9-11 キンランビル 101
営業時間
Lunch 11:30~14:00 LO
Cafe time 15:00~17:00 LO
Dinner 18:00~21:00 LO
定休日
月曜日、第1・第3火曜日
電話番号
03-6796-7601


この記事のライター

琴市しづか

会社員ブロガー。得意技は「もやもや」や「なんとなく」を言語化すること。趣味は野球観戦と旅行と美味しいものを食べること。美味しいお店の中でも、人通りの少ない裏通りにひっそりと存在する小さなお店が大好きです。「こんなところにこんなに美味しいものが!」という感動を探して、日夜歩き回っています。20代のうちに47都道府県全てを訪れた旅行好きで、旅先の名産を食べることは生き甲斐の一つです。

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