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フレンチトーストは昭和時代から定期的にブームが訪れていますが、いまやブームというより定番のスイーツとなって多くの女子を魅了しています。ここ最近、単なるフレンチトーストでは飽き足らず「新たなカタチ」を求めてカフェをめぐる女子たちが、このお店に注目しているようですよ。いったいどんなカタチ!?
秋が深まり、肌寒い日が増えてきた今日この頃。こんな季節に食べたくなるのは、ふんわり優しい甘さで、あたたかなスイーツです。
甘党さんにはすっかりおなじみのフレンチトーストですが、お店によって趣向はさまざま。
今回ご紹介する「シマダカフェ」特製のフレンチトーストは食感がカリッとろっと実に楽しい、とっておきの一品です。
神楽坂フレンチトースト 950円
都内でフレンチトーストを食べられるカフェは、数えきれないほどあります。
その中でシマダカフェの「神楽坂フレンチトースト」にとりこになる人が多いのは、一体なぜなのでしょう。それは、使用するパンに秘密がありました。
このお店のフレンチトーストで使うのは、香ばしいバケット(フランスパン)。
そのためカリッとした食感とふんわりとした歯ざわりの両方を楽しめるのです。
おいしいフレンチトーストをつくるために、製法にもシェフのこだわりが光ります。
メニューとしてテーブルに出すまで、かかる時間はなんと2日間。人気店で頻繁にオーダーが通りますが、一皿にじっくりと時間をかけています。
まずはバケットをカットしてから、おおよそ1日かけて乾燥させます。季節や天候によって変わる気温や湿度を見ながら、毎日スタッフがバケットの状態をベストに保ちます。
ここでよく乾燥させるのが、次の工程のために不可欠なのです。
次に、十分に乾燥させておいたバケットを特製のアパレイユ(卵液)に、また1日かけて内部までしっかりと浸透させます。
なんとアパレイユに使用するのは卵と牛乳、砂糖だけ。たった3つのシンプルな素材を黄金比で配合しているのです。
ていねいに仕込んだフレンチトーストは、オーダー後に高温のオーブンで短時間で焼き上げます。それによって表面はこんがり香ばしく、中はじゅんわりとアパレイユがしみこんだままの、極上のフレンチトーストができあがります!
テーブルにサーブされた一皿は、熱々のフレンチトーストに、メープルシロップとパウダーシュガーがたっぷり。トッピングもリッチです。
もう我慢できません。
サクッとナイフで切り分けていただくと、表面の焦げ目ががりっと、中はもっちり!アパレイユのやさしい甘さや香りが、温かなトーストをかむたびに、じんわりと広がります。
また添えられたバナナやアイス、ホイップクリームを組み合わせれば、あっと言う間に一皿ペロリ。
時間をかけて作られたものなのにもったいない?いえいえ、おいしさの余韻が食後も残るので、問題ありません。
「シマダカフェ」のフレンチトーストはプレーン、ア・ラ・モード、チョコレート、期間限定の全4種類あります。
スイーツ好きの友達を誘って、いろんなお味をシェアして楽しむのもひとつの手です。
この記事のライター
michill グルメ・おでかけ
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