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東洋館出版社より、認知機能を育むひらがなドリル『ひらがなコグトレ』が、5月11日(水)に発売される。
今回発売の『ひらがなコグトレ』は、累計発行部数120万部超えのベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の著者・宮口幸治氏がつくったひらがなドリル教材。タイトルの「コグトレ」とは、Cognition(認知)とTraining(トレーニング)をつなげた言葉だ。
認知機能は、見る、記憶する、想像するといった基本的な社会生活を営むのに必要とされる能力で、「学習の土台」にもなる。
たとえば、ひらがなを学ぶには形を正しく認識して覚える力が必要となり、計算では数字を記号ではなく量として知覚する力が必要。「コグトレ」では、漢字を書いたり計算をしたりするうえで、その土台となる認知機能をトレーニングする。
『ひらがなコグトレ』は、幼児期や小学生の教育から、知的なハンディキャップをもった子どもへの学習支援にも使用可能。
一般的なドリル帳とは違って同じ文字を何度も書くといったことはなく、遊び感覚で、楽しく取り組むことができる。
同書には、ひらがなを使った認知機能トレーニングを100題掲載。
トレーニングは、不規則に並んだ点の中から特定の形を見つけることで、ものをよく見る力、形を認識する力を養う【ひらがなさがし】や、
視覚認知の基礎力を向上させることで、ひらがなの形態を正しく認識する力や、手先の微細運動、視覚と手先運動との協応の力などを養う【てんつなぎ】、
断片的な情報から全体を想像する力や、ストーリーを考えることで時間概念や論理的思考力を養う【物語づくり】、
文字を違う方向から見ると、どのように見えるのかを想像することで心的回転の力を養う【心で回転】、
ひらがなをかたまり(量)としてまとめることで、数の感覚を養う【ひらがなまとめ】などで構成される。
学習の土台となる「想像する力」「見る力」「注意する力」を育む『ひらがなコグトレ』を手にとってみては。
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