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「ゴールドリボン・ネットワーク(GRN)」は、9月の「世界小児がん啓発月間」にあたり、9月1日(木)~30日(金)の期間、小児がんとともに生きる子どもたちの実情と、小児がん支援のシンボルマークであるゴールドリボンを広く知ってもらうめのオンラインイベント「Gold Ribbon Month 2022~たいせつなもの~」を開催中だ。
同イベントでは、作品や動画により小児がんを患った子どもたちや小児がん経験者が「たいせつなもの」を表現した。それぞれの「たいせつなもの」を通じて、小児がんについて関心を持ってもらえたらという。
「Gold Ribbon Month 2022~たいせつなもの~」について詳しく見てみよう。
同イベントでは、小児がん患児、経験者の子どもたちが制作した作品のオンライン作品展を開催。「たいせつなもの」を表した作品をその想いとともに展示している。
また、同イベントでは、小児がんとともに生きる未就学児、高校生、大学生の最新動画3本を公開している。同法人のスタッフが本人と家族にインタビューし、小児がんを経験して「たいせつにしているもの」は何か、その想いを掘り下げた。
さらに、小児がんと関わりのある人が自身の経験や想いを綴る“小児がんを語る”も公開。
第3回となる今回は、小児がん経験者が治療後の人生で直面する晩期合併症(後遺症)のフォローアップを専門とする国立病院機構名古屋医療センター小児科医長の前田尚子先生が執筆した。
「世界小児がん啓発月間」とは、小児がんの患者とその家族、小児がん経験者の強い思いによって始まった、小児がんの世界的な啓発キャンペーン「Global Gold September Campaign」で、毎年9月に各国政府や国際機関を含む小児がんの支援者が、世界各地の名所をゴールドにライトアップを行ったり、ゴールドのリボンを掲げるなどで支援を表明し、様々なチャリティーイベントも開催される。
日本では2021年に初めて「小児がんの子どもたちとご家族が輝かしい未来を“笑顔”で過ごせるように」の思いを込めて、「日本小児がん研究グループ(JCCG)」など様々な団体がイベントを実施、2022年は2回目となる。
「GRN」の名称やロゴの「ゴールドリボン」は、小児がんの子どもたちを支える活動の世界共通のシンボルマーク。ゴールド(金)が貴重な金属であるように、子どもたちは私たちの「最も貴重な宝物」であるという考えがその理由。
小児がんについて知ることのできる「Gold Ribbon Month 2022~たいせつなもの~」に参加してみては。
■Gold Ribbon Month 2022~たいせつなもの~
期間:9月1日(木)~30日(金)
公式サイト:https://www.goldribbon.jp/archives/6229
(角谷良平)
この記事のライター
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