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殺処分ゼロの一歩先へ!次世代の担い手を育てる「人と動物の共生プロジェクト」始動

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目次


殺処分問題をはじめとした“人と動物の共生”にまつわる課題解決を目指し、2012年より活動を続ける人と動物の共生センター。

同団体は、全国各地で活動する次世代の実践者育成プロジェクトをスタートし、その資金調達のため、11月1日(火)より「ふるさと納税(ふるさとチョイス)」を活用したクラウドファンディングにて寄付を受け付けている。

殺処分ゼロは課題の解決ではない

かつて、100万頭を超えた犬猫の殺処分だが、今や、多くのボランティアや行政などの努力によって、都市部を中心に「殺処分ゼロ」が達成されつつあるという。

一方、収容限界の犬猫で溢れる保護施設も多く、一部の施設では、犬同士の咬傷による死亡事故も報告されている。

つまり「殺処分ゼロ」の達成だけで、課題が解決しているとは言えず、「ゼロ」だけでは救えない命を救うべく、全国各地に活動者を輩出したいという。

殺処分の一歩先!保護すべき犬猫が生み出されない社会へ

同団体が目指しているのは、殺処分ゼロだけでなく、その一歩先の、保護すべき犬猫が生み出されない社会。より上流の蛇口、蛇口の“元栓”を閉める活動に力を入れている。


たとえば、飼い主の無知から捨てられる犬をなくすために、しつけ教室「ONELife」での適正飼育の普及や、犬猫の問題行動を専門に扱う「ぎふ動物行動クリニック」での相談・治療を実施。


災害時のペット同行避難も社会問題となりつつあるとし、災害時にペットを飼っていても安心して避難できる社会を目指し、年2回の「動物避難所」開設訓練を行っている。

その他、高齢者とペットの共生にまつわる支援活動も行っており、万が一入院や病気でペットを飼えなくなった時に備える仕組みづくりを推進している。

ふるさと納税で寄付すると


これまでの活動で得られた専門知識を社会に還元するため、オンライン市民大学「人と動物の共生大学」を設立し、獣医師や大学で教鞭を執る講師陣によるオンラインセミナーやワークショップを実施しているという同団体。

その内容は、動物行動学、動物福祉学、適正飼育、ペット防災など多岐にわたり、月に4〜8回のペースで開催し、11月現在登録者数は2,700人を超えた。人と動物の共生大学の講座などはすべて参加無料で、その運営は「動物のために何かしたい」と考える人たちの寄付等によって成り立っている。

そこで今回、“使いみち”を特定して納税先を選べる「ふるさと納税」にて寄付受付をスタート。集まった寄付金は、次世代の担い手育成のための講座開催費用として活用する。

寄付した金額から2,000円を差し引いた額が、住民税などの税額控除の対象となる(10,000円を寄付−2,000円=8,000円控除)。実質的な負担は2,000円のみで、自治体に支払う税金を寄付金に充てることができる。

殺処分ゼロの一歩先のお手伝いを検討してみては。

■ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/gcf/?header
プロジェクト名:殺処分ゼロの一歩先へ 『次世代の担い手』を育てる、人と動物の共生プロジェクト

(さえきそうすけ)



この記事のライター

STRAIGHT PRESS

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