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「投票型喫煙所」が「ASK THE TOBACCO」に名称を改め、全国展開を開始

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目次


コソドは、ポイ捨てをなくす社会の実現に向けて、これまで展開してきた「投票型喫煙所」を「ASK THE TOBACCO」として名称・灰皿をリニューアルする。

また、同社は公式サイトを開設し、今後の展開を広げていく。

街の美化に大きく貢献した「投票型灰皿」

コソドの「投票型喫煙所」は、灰皿に「人生に大事なのは金か、愛か」など、誰しもが悩む究極の2択の設問を記載し、吸い殻を自身が選んで捨てられる「投票型灰皿」を設置した喫煙所だ。

楽しみながらたばこのポイ捨てを減らすことを目的としており、行動経済学(ナッジ)に基づいた喫煙者が能動的に吸い殻を捨てたくなる仕組みが特長だ。

2022年に渋谷センター街、宇田川クランクストリートに土日限定で「投票型喫煙所」を設置したところ、設置前後で宇田川クランクストリートのポイ捨て数は90%減少し、街の美化に大きく貢献したという。

また、渋谷の実績を踏まえて、現在「投票型喫煙所」が常設されている横浜駅西口五番街でもポイ捨て削減80%、松本駅近辺では1週間の実証実験で40%のゴミ削減を実現している。

「ASK THE TOBACCO」の名称で全国展開を開始

SNSや各種メディアでも「投票型喫煙所」が話題になり、たばこの吸い殻のポイ捨て問題を抱える多くの自治体や事業者からの設置の要望を受けていることから、同社は「投票型喫煙所」を「ASK THE TOBACCO」の名称で全国展開を開始する。

コンセプトは「楽しく話題に」


「ASK THE TOBACCO」のコンセプトは「楽しく話題に」だ。灰皿に二者択一の設問を記載し、ナッジ的なアプローチにより、つい使いたくなる仕組みは継続し、投票ボックスの質問は自由に作成することを可能にした。

街や場所に関連する情報など自治体や事業者のニーズに合わせた設問を設置することで、街やスポットの認知・話題喚起につなげることが可能となる。

スタイリッシュかつPOPなデザイン


「ASK THE TOBACCO」は、メタリックな金属仕上げで、風雨などの環境でも汚れを目立たせずに、デザインと耐久性を両立させることを狙いとしている。

また、質問票はマルチカラーで展開することで、全体的にPOPな印象も残している。

吸い殻処理のオペレーション負担を軽減


さらに、吸い殻の清掃対応を簡単にするため、受け皿の用意や背面からの取り出しなど、担当者の清掃におけるあらゆる負担を軽減した設計をしている。

全国展開を開始する「ASK THE TOBACCO」の今後にも注目してみては。

「ASK THE TOBACCO」公式サイト:https://cosodo.co.jp/ask-the-tobacco/

(角谷良平)



この記事のライター

STRAIGHT PRESS

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