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大正大学の学生らによる地域貢献活動「Cleanup & Coffee Club」や「養源寺子ども食堂」について紹介しよう。
大正大学の学生が中心となり実施している巣鴨でのゴミ拾い活動「Cleanup & Coffee Club」が、5月14日(日)の9:30~11:00に開催される。
「Cleanup & Coffee Club」は、地域のゴミ拾い活動だが、活動目的は街をきれいにすることではなく、地域で友達を作ること、そして地域で活動をはじめる人を応援することで、友達を作る手段として、毎月一回のゴミ拾いとその後のコーヒータイムを実施している。
巣鴨での活動は3月から開始され、大正大学の地域創生学部の学生が店舗の企画・運営をおこなうSDGs社会貢献型店舗「ガモール堂」を拠点として行われている。
この拠点づくりにあたっては、大正大学地域創生学部・地域創生学科3年の田中萌々花さんが中心となり、現在8つある拠点のうち、巣鴨では引き続き田中さんを中心に活動を続けていくという。
田中さんは、大正大学の授業で巣鴨の住民と接する機会があり、まちづくりに関わりたいという思いを持つ人々にたくさん出会ってきた。
そのような人々が動き出すきっかけになる人脈づくりをしたいと考えた田中さんは、「Cleanup & Coffee Club」の運営メンバーと話し合い、巣鴨の「ガモール堂」を拠点としたこの活動の開始を計画。自ら企画書を作成し、「ガモール堂」に提案を行った。その結果、見事企画が通り、SNSなどでの呼びかけで集まった地域住民と共に、3月より巣鴨での活動を行っている。
ゴミ拾いと清掃後のコーヒータイムを通して、巣鴨での新しいつながりを創出する地域貢献活動に参加してみては。
■ガモール堂
住所:東京都豊島区西巣鴨2-7-9
営業日時:土曜日と日曜日の10:00~18:00まで
Instagram:https://www.instagram.com/gamalldo/
Cleanup & Coffee Club Instagram:https://www.instagram.com/cleanup_coffee_club/
大正大学の心理社会学部・臨床心理学科3年の大畠花帆さんが運営する「養源寺子ども食堂」が、5月5日(金)に養源寺の一角に開設される。
この取り組みは、大正大学の奨学金制度「人材育成奨学金」を活用して大畠さんが始めた自主活動で、奨学金をお弁当や調理器具購入などの運営資金として活用し、教職員は一切関わらず、学生が一からすべて自分の力で準備や運営を行っている。
大畠さんは公認心理師資格取得という目標を持ち、大正大学に入学。2年次にはボランティアとして様々な子ども食堂へ何度も訪問をおこない、その際に気づいた良い点や改善点をもとに自分でも子ども食堂を開設したいという希望を持った。
大畠さんがアルバイト先で出会った養源寺の関係者が大畠さんの熱意を感じ、お寺の一角を提供。「養源寺子ども食堂」を開設にすることになった。
「養源寺子ども食堂」では「親と子どもが笑顔になる子育てサロン」と題し、子どもの孤食防止や親が子育ての悩みを相談できる居場所づくりを目指している。
季節を感じる食材を盛り込んだお弁当が提供されるほか、こどもの日や七夕、クリスマスなどの季節に合わせたイベントも同時に行われる。
お弁当の提供は5月5日(金)を初回として、7月7日(金)、8月11日(金)、10月27日(金)、12月22日(金)の18:00~19:00に実施される予定だ。
大畠さんは「将来、医療・福祉・教育の現場のうちどの領域で働きたいかは定まっていませんが、この子ども食堂での活動や大学での授業を通して明確にし、現場+地域で活躍できる公認心理師になりたいです」と話している。
■養源寺子ども食堂
住所:東京都文京区千駄木5丁目38-3
公式サイト:https://fuwapeach7.wixsite.com/my-site
地域貢献を目指して自主的に活動に取り組む大正大学の学生の活動に注目してみよう。
(yukari)
この記事のライター
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