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現代文学についての日仏対話の機会に。フランス文学の祭典「第16回 読書の秋」開催

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目次


アンスティチュ・フランセは、フランス文学、バンドデシネ及び児童書のフェスティバルである「第16回 読書の秋2023」を、10月27日(金)〜12月2日(土)に全国各地で開催。20以上のワークショップ、対談及び講演会を、東京、横浜、京都、大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌で実施する。

アンスティチュ・フランセについて


日本では、2012年9月にフランス大使館文化部と東京日仏学院、横浜日仏学院、関西日仏学館、九州日仏学館が統合し、アンスティチュ・フランセが誕生した。東京、横浜、関西(京都/大阪)、九州(福岡)、沖縄の5支部6都市を拠点にフランス政府公式機関としてフランス語講座を開講し、フランス発の文化、思想、学問を発信している。

フランス語は英語に次いで日本で最も多く翻訳されている言語で、年間180冊から200冊の作品が和訳されている。書籍・グローバル討論会部門では、フランスとフランス語圏の作家の作品を紹介するためにイベントを開催し、翻訳出版の促進と普及に努めており、「読書の秋」はその一環として2008年から開催されている。

フランス文学の祭典「読書の秋」

「読書の秋」は、日仏の作家、芸術・文学の専門家を繋いで、現代文学についての日仏対話の機会となることを目指して開催されている。

「第16回 読書の秋2023」では、フランスの現代文学作品にフォーカスを当て、日本における文学界のプロ、専門家やフランス文化に興味のある人向けに、フランス人作家、イラストレーターと直接交流できる機会も提供される。


また、第16回目を迎える今年は、2023年にアンスティチュ・フランセが刊行した小冊子『新しい暮らし方に目覚める』で取り上げた「エコロジー」をテーマに、人間と自然との関係性や暮らしを問うために「エコロジー」に関連する4人の招聘作家の作品を紹介する。

ハイライトイベントの紹介

東京でのハイライトイベントは以下。


11月3日(金)18:30~20:00には、「読書の秋」の開講イベント「自然と付き合うこと」を開催。アラン・コルバン氏と堀江敏幸氏、小倉孝誠氏が登壇する。会場は、東京日仏学院、エスパス・イマージュ。入場は無料。

11月26日(日)11:00~18:30には、青少年文学をめぐるヨーロッパ文芸フェスティバルとのコラボとして「青少年向けの文学(皆が楽しめる):現代ヨーロッパ青少年文学の素晴らしい世界」を開催。子ども向けのバイリンガル朗読会及び講演会と対談を実施する。会場は、東京日仏学院、エスパス・イマージュとメディアテーク。入場は無料。


11月29日(水)14:00~15:30には、エレーヌ・ドウルヴェール氏と板橋区立美術館館長の松岡希代子氏によるイラスト分野のプロ向けのイベント「エレーヌ・ドウルヴェールとの対談」が、板橋区立美術館にて開催される。

このほかのイベントなどはプログラム詳細ページで確認を。

「第16回 読書の秋2023」に参加して、フランス現代文学作品の世界に触れてみては。

読書の秋プログラム詳細ページ:https://www.institutfrancais.jp/blog/2023/10/04/ffa16/

(山本えり)



この記事のライター

STRAIGHT PRESS

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