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和歌山県海南市にて約35種類の梅酒を製造販売する酒造・中野BCは、ボージョレ・ヌーボーのように、今年収穫したての南高梅100%を使用した梅酒の新酒を楽しむ「中野梅酒NOUVEAU」720ml/1515円(税込)~を、11月24日(金)から解禁・発売。
国が地域の飲食品の地域ブランドを守る地理的表示(GI)として、2020年9月7日に和歌山県産梅を使用した梅酒「和歌山梅酒」が指定され、風味や味わいなどを審査した上で「中野梅酒NOUVEAU」も和歌山梅酒として認められた。
同商品は、ウメ(南高梅)に、醸造アルコールと砂糖のみで仕込む“本格梅酒”。酸味料や着色料、香料を一切使用しない無添加にこだわっている。また、同社が梅酒に使うウメは、南高梅の中でも約4cmの2Lサイズ以上の粒が大きいものを使用している。
梅酒づくりは通常、ウメの漬け込みから半年となるこの時期に、実を一旦タンクからすべて取り出し、半年から1年かけて酒蔵内で長期熟成させて出荷する。
同商品は、今年6月からウメの実の漬け込みを開始し、タンクからウメの実を取り出したばかりの原酒をそのまますぐに瓶詰めし、熟成させる前の“新酒”として出荷する。
今年のウメの出来を楽しめる果実のフレッシュな味わいと、南高梅のフルーティーな香り、さらに熟成前ならではの透明感のある鮮やかな黄金色が特徴だ。
同社の梅酒造りを指揮する“梅酒杜氏”の藤原氏が、ウメの仕入れ・仕込み・実の取り出しまでを統括。同氏は、今年の出来について「スッキリ感のあるウメの風味が抜群に良い味わい」とコメントしている。
また、毎年変わるラベルデザインも中野梅酒NOUVEAUの特徴。
今年は、タンクの中に香りの良い南高梅がスノーボールのように楽しくにぎやかに舞っていくさまをコンセプトに。ウメのトルネードを描きながらタンクの中で舞う様子をアート感のあるフレッシュテイストなビジュアルで表現している。
梅酒NOUVEAUは発売当初より、スタイリッシュなデザインの200mlもラインナップし続けている。中身も限定仕様で、梅酒のタンクから取り出したばかりの「ヌーボーの中のヌーボー」を“無濾過”で250本に瓶詰め。このうち100本を、2013年6月に仕込んだ10年熟成の「ヴィンテージ梅酒」(200ml)と合わせて「梅酒プレミアムセット」3850円(税込)として販売する。
長期熟成により、芳醇な香りでどっしり丸みのある味わいに仕上がった熟成酒と、若々しいウメの香りのする酸味の効いた新酒との飲み比べを楽しむことができる。
梅酒NOUVEAUは、自然な状態のまま常温でウメの若々しい爽やかな香り・味わいを楽しんだ後、炭酸割りやお湯割りなど好みの飲み方で。香りを楽しむには、ワイングラスで飲むのがおすすめ。
販売は、社内売店「長久庵」、公式オンラインショップ、楽天市場店にて。
2022年は予約受付で完売したので、興味のある人は早めに手に入れよう。
GI和歌山梅酒公式サイト:https://giwakayama.com/
中野BCオンラインショップ:https://shop.nakano-group.co.jp/c/umeshu/nouveau
(山本えり)
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