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武林製作所は、長年培った金型製造の技術を活かして生まれたプラスチック成形マスクフレーム「マスクのほね」の製品パッケージを、12月19日(火)、様々な感染症の感染リスクの高い場面がひと目でわかるデザインにリニューアルした。
飛沫による感染予防に高い効果が認められている不織布マスクの息苦しさや話しづらさを解消する、1本のほねのような形状のマスクフレーム「マスクのほね」。製品パッケージで感染リスクの高い場面をひと目で伝えることで、公衆衛生向上の役に立つことを目的としてリニューアルされた。「マスクのほね」の中身自体は変わらない。
「マスクのほね」は、歯ブラシ用の金型を製造する大阪の町工場が、コロナ禍に自分たちの技術を活かし、困っている人の役に立ちたいと企画された商品。
不織布マスクにワンタッチで装着でき、コロナ禍において不織布マスク着用時の不快感を解消できる点が多くの支持を集め、これまでに50万本以上を販売している。
材質はPBT(ポリブチレンテレフタレート)。サイズは175ミリ用/165ミリ用/145ミリ用/125ミリ用を展開している。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に分類され、アフターコロナの時代と呼ばれる状況においても、人混みにノーマスクで行くと感染リスクは高まる。
武林製作所は、インフルエンザなど新型コロナ以外の感染症も流行するなか、様々な感染症の感染リスクの高い場面がひと目でわかるよう、従来のデザインを新たに5つの用途に分けたデザインにリニューアルした。
こちらは日常・通勤・通学用の新パッケージ。通勤や通学で混みあった電車に乗ること、また不特定多数の生徒と交流する学校もリスクの高い場面の一つだ。
医療施設・病院用の新パッケージは、病院をはじめとした医療施設や介護施設も、感染リスクに注意が必要であることを喚起している。
飲食店や食品工場なども、感染を防ぐため、衛生面からマスクの着用が多い場面の一つとなっている。
不特定多数の観客が大声を出すライブやフェス、スポーツイベントも感染リスクの高い場面。
旅行の移動中の新幹線や飛行機なども、感染リスクが高い。
今回のパッケージリニューアルは、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に分類された後に実施したアンケート(※)がきっかけとなった。アンケートでは「マスクのほね」の使用頻度について、およそ8割の人が「毎日使用している」「週に数回使用している」ことがわかったという。
使用場面(複数回答可)については、「公共の場(88.7%)」「医療施設や歯科医院・介護施設(55.3%)」「飲食店での食事(31.3%)」「旅行(26.7%)」「スポーツイベントやコンサート(26%)」が上位を占めた。感染リスクの高い場所では依然としてマスクが着用されていることがわかったとともに、新しいパッケージに記載する利用シーンの参考にしたそうだ。
この機会に、パッケージが新しくなった「マスクのほね」をチェックしてみては。
マスクのほね公式サイト:https://tmc2017.shopselect.net/
※「マスクのほね」購入者を対象に、2023年7月12日~7月19日に実施(n=150)
(さえきそうすけ)
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