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ネクイノが西武鉄道と連携し、9月20日(金)より、西武鉄道所沢駅ならびに池袋駅において、トイレの個室で生理用ナプキンを常備し無料で提供する「toreluna(トレルナ)」を順次設置し、サービスの提供をスタートした。
「トレルナ」は、「トイレットペーパーと同様に、生理用ナプキンについてもさまざまな施設で無償提供できるようにしたい」という想いから生まれたサービス。スマートフォンアプリとトイレ内のディスペンサーが連動することで、ナプキンを無料で受け取ることができる。
「トレルナ」が設置されているトイレ個室に入ると、デジタルサイネージにトレルナパートナーの動画が表示され、持続的にサービスを提供できる仕組みだ。
今回、所沢駅ならびに池袋駅に設置される「トレルナ」は、西武グループで推進するサステナビリティアクションのマテリアリティ「安全・安心なサービス」を実現する取り組みの一つとして、日常の鉄道利用はもちろん、災害時や緊急時であっても利用者に寄り添ったサービスを提供する取り組みの一つとして、生理用ナプキンを提供できる環境の整備を行うもの。
導入の検討に当たっては、西武鉄道の駅で事前に実証実験を行い、利用者のニーズや寄せられた意見を確認し、賛同した利用者の声が多くあったこと、また、ネクイノの掲げる「必要とする誰もが、いつでも生理用ナプキンを手に入れられる社会」を実現するという想いが合致したことから、西武鉄道の駅での「トレルナ」導入が決定した。
なお、鉄道駅の改札内にある女性用トイレへ同サービスを本格導入するのは、関東大手民鉄で初めての取組みとなっている。
所沢駅では、9月20日(金)から、中央改札内および南改札内女性用トイレ(2カ所・16個室)、池袋駅では、9月27日(金)から、地下女性用トイレ(1カ所・10個室)に「トレルナ」を設置予定。
設置された個室には、ステッカーが貼付される。
「トレルナ」の利用料は無料だが、スマートフォンで専用アプリ「toreluna(トレルナ)」のダウンロードが必要。
アプリを起動し、トイレ内設置のデバイス画面内右下のQRコードを読み込んで、生理用ナプキンを受け取ろう。
ナプキンを1枚受け取ると、アプリ上で2時間ロックがかかる仕組み。1カ月に受け取れるナプキンの枚数は、7枚が上限だ。
「トレルナ」を提供するネクイノは、医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。
これまで、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリースし、企業向け福利厚生サービス「スマルナ for Biz」や、アスリートを支援する「スマルナ for Sports」を提供。オフラインの医療体験の場として大阪・心斎橋のユース世代向け相談施設「スマルナステーション」の運営や婦人科クリニックのプロデュースも行っている。
そして今年5月より、トイレの個室に生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービス「トレルナ」が本格始動した。
生理用ナプキンを忘れたり、急に必要になったときは、トイレの個室で生理用ナプキンが無料で受け取れる「トレルナ」をチェックしてみては。
出典元「トレルナ」:https://toreluna.com
「トレルナ」WEB設置場所:https://toreluna.com/#spot
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です
(佐藤ゆり)
この記事のライター
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