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洗えて快適、大阪の町工場がつくった「マスクのほね」

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目次


1972年創業、大阪府八尾市のプラスチック用金型製造会社、武林製作所は自社オンラインショップでプラスチック成形マスクフレーム「マスクのほね」を販売中。

この「マスクのほね」は、もともとは歯ブラシ用の金型製造で国内トップシェアを誇る同社が、コロナ禍に自分たちの技術を活かして何か困っている人の役に立てることはないかと考えて企画したもの。

医療の現場はもちろん、対面での販売や美容院などのサービス、工場の製造ラインといった現場で働いている人たちは、マスク着用が義務のなか、マスクが口まわりにピタッと密着していると息苦しかったり、中が蒸れたりし、余計なストレスがかかる。

ワンタッチで装着!内側に空間をつくる


「マスクのほね」は不織布マスクの中心を一本の線で支えるスマートなかたち。マスクの両端にフックをかけてワンタッチで装着でき、フレームでマスクを支えることで内側に空間をつくり、口まわりに触れることがなく快適に。

息苦しさや蒸れ、メイク崩れといったマスクによるストレスが改善されるだけでなく、一本のフレームで支えるため、見た目にも目立たない。​さらに、使用後は水洗いができ、繰り返し使えるため経済的だ。

「マスクのほね」は10本セット、50本セット、100本セットの3タイプで、材質はPBT(ポリブチレンテレフタレート)、色は白色。日本製。

独自の製造技術と笑いのエッセンスをこめて

同商品は、白いプラスチックを成形した細長い形状をみた同社社長の「それ、骨みたいやな!」という一言から、大阪の町工場らしいユーモアのあるネーミングで、“さまざまな現場の方々にクスッと笑ってもらえたら”という想いで名づけられたという。


大阪府優秀技能者表彰「なにわの名工」を3名も輩出するなど、多くの受賞歴を誇り、50年近く積み上げてきたプラスチック用金型の製造技術と、大阪らしいあたたかい笑いのエッセンスによって誕生した、マスクの中心を一本の線で支えるストレスフリーなマスクフレーム「マスクのほね」。

早速手に入れて、マスク着用時の不快感を解消してみては。



この記事のライター

STRAIGHT PRESS

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