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鮮やかなスカーレットの和式豪華客船「御座船安宅丸(ござぶねあたけまる)」が、10月16日(土)より、神戸港遊覧船として営業運航を開始する。
「御座船」とは、江戸時代の参勤交代の際に将軍や大名が使用した豪華な船のこと。
「御座船安宅丸」は、1988年の瀬戸大橋開通を機に、1986年7月、瀬戸内海に就航した船。2011年4月からはその活躍の場を東京湾に移し、約10年にわたり将軍家光の御座船安宅丸が東京で蘇る、として東京湾の遊覧船として運航してきた。
今年6月7日、東京湾での役目を終えた同船は、大阪・関西万博を控えた神戸港に入港。そしてこの度、満を持して新天地での運航を開始することとなった。
船内は2艙構造となっており、様々なイベントに十分対応可能な設備を有している。
JR九州「ななつ星in九州」や、しなの鉄道「ろくもん」のデザイナー、水戸岡鋭治氏が手掛ける「御座船安宅丸」の船内は、温もりのある木をふんだんに使った品格のある空間。乗船する全ての人を、優雅な海遊絵巻の世界へと案内する。
出航時刻は、10:15/11:15/12:15/13:15/15:15/16:15/17:15。乗船案内は、各便15分前より開始される。
料金は大人1,300円(税込)、中高生・シルバー1,100円(税込)、小人650円(税込)。6歳未満の子どもは無料だ。
また、運航初日、10月16日(土)10:15の初便に乗船した先着100名には、「御座船安宅丸」就航記念で制作する御船印がプレゼントされる。
この機会に、神戸港に鮮やかに映える和式豪華客船で、情緒あふれる港町神戸を船上から楽しんでみては。
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