更新日:2022年9月30日 / 公開日:2022年9月30日
生で食べる機会が多い葡萄。今年は少し趣を変えて、焼き菓子として味わってみませんか?そこで、アーモンドプードルを多めに使った葡萄のアーモンドケーキをご紹介します。混ぜて焼くだけの簡単レシピです。秋のティータイムに、ぜひ作ってみてください。
米粉 60g
アーモンドプードル 40g
ベーキングパウダー 3g
きび砂糖 45g
卵(Lサイズ) 1個
無塩バター 35g
ピオーネや巨峰 適量
・卵を室温に戻す。
・材料を計っておく。
・タルト型にオイル(分量外)をぬる。
① 無塩バターを600Wのレンジで50秒〜温め溶かし、オーブンを170℃に余熱開始。
② 葡萄をきれいに洗い水気を拭く。半分にカットし、種を取る。
③ ボールに卵を割り入れ、溶きほぐし、きび砂糖を加えよく混ぜる。
④ 溶かしバターを加え、もったりするまでよく混ぜる。
⑤ ザルでふるいながら粉類を加える。
☆アーモンドプードルとベーキングパウダーはダマになりやすいので、ふるうのがおすすめです。
⑥ ゴムベラで全体をよく混ぜる。
⑦ オイルを塗ったタルト型に生地を流し入れ、軽くゆすって平らにならす。
⑧ 半分にカットした葡萄を並べる。
⑨ 170℃のオーブンで30分焼く。
⑩ つまようじで刺して、緩い生地がくっついてこなければOK。型のまま冷まし、完成!
完全に冷まして、5〜6時間経つと生地が落ち着くのでおいしいです。半日くらい置くとより一層、生地がなじんで味わい深くなります。
暑い時期は冷蔵庫で保存して、食べる前に常温に戻しましょう。冷たいまま食べるより、しっとりしていておすすめです。
水分のあるフレッシュな葡萄を使っているため、作った日を含め3日くらいで食べきるのが良いと思います。
いちじくやプラムが、アーモンドケーキによく合います。洋梨やリンゴもいいですね。あまり完熟していない、実の固いフルーツを選ぶと作りやすいです。
今回は、葡萄を半分にカットして使いました。種なし巨峰やピオーネが手に入ったら、丸ごとのせると豪華になりそうです。
バニラオイルを加えたり、ラム酒を入れたりすると風味が変わるのでおすすめです。その場合は溶かしバターの後に加えて、混ぜてください。
甘くておいしい葡萄ですが、栄養もたくさん含まれています。主な成分をご紹介しましょう。
葡萄の皮には、アントシアニンやタンニンなど、数種類のポリフェノールが含まれています。眼精疲労や動脈硬化を予防してくれるそうです。今回のアーモンドケーキのように、皮ごと食べるのがいいですね!
カリウムはむくみを防止し、体内に塩分が多いとき、利尿作用により余計な塩分を排出してくれます。
疲労物質である乳酸を分解し、エネルギーに変える働きがあります。そのため疲労の蓄積を抑えたり回復させたりするといわれています。
これ以外にも、エネルギー源であるブドウ糖や抗酸化作用のあるビタミンE、貧血気味の方におすすめしたい鉄分などが含まれています。甘くておいしい上に、体にもうれしい効果があるなんて素敵なフルーツですね!
今回は、葡萄のアーモンドケーキをご紹介しました。焼き菓子にした、ジューシーな葡萄をぜひご賞味くださいね!
この記事のライター
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