更新日:2022年12月9日 / 公開日:2022年12月9日
米粉マイスターいづみです。クリスマスが近づいてきましたね。ケーキはもちろん、シュトレンも食べたくなりませんか?今回はドイツの定番のパンを米粉で作りました。混ぜて焼くだけで本格的なお味が楽しめます。初心者さんでも作りやすいレシピをご紹介します♪
シュトレンとは、ドイツの伝統的な菓子パンのことです。酵母の入ったパン生地に、ラム酒漬けのドライフルーツやナッツを練り込んで焼き上げ、表面に粉糖をまぶしてあるのが特徴です。
クリスマスシーズンになると、地域や家庭、お店によってさまざまな種類のシュトレンが作られ、違った味が楽しめます。
日本では「シュトーレン」という名前が定着していますが、ドイツ語では「シュトレン」という発音の方が近いです。
今回はそんなシュトレンを、米粉をつかって作るレシピをご紹介します!グルテンフリーでできるので、食物アレルギーがある方も安心して食べられますよ。
豆腐 100g
米粉 80g
アーモンドプードル 20g
きび砂糖 20g
シナモン 3g
ベーキングパウダー 4g
くるみ 30g
好みのドライフルーツ(レーズン・クランベリー・ドライイチジクなど) 100g
ラム酒 適量
無塩バター 15g~
好みでしょうがパウダーやオールスパイスなど 適量
溶けない粉糖 適量
レーズン・クランベリーはザルに入れ、お湯をかけて洗い、キッチンペーパーで水気をふき取る。
※洗うことでオイルコーティングや汚れ落とし、柔らかくなるのでラム酒が浸み込みやすくなります。
カットしたドライイチジクと合わせて、ラム酒を加え混ぜ合わせる。
※時間があれば一晩置くと、ラム酒がより一層浸み込みます。お好みに合わせてください。
① オーブンを170℃に余熱開始。
② 軽く水気を切った豆腐をボールに入れ、なめらかになるまでホイッパーで混ぜる。
③ 米粉・アーモンドプードル・ベーキングパウダー・きび砂糖・シナモン・ドライフルーツ・クルミを加え、ゴムベラで混ぜる。
※生地が緩ければ米粉を少し加えて調整してください。
※お好みでしょうがパウダーやオールスパイスなどを入れても◎
④ オーブンシートを引いた天板に丸く整えた生地を置き、水で湿らせた手のひらで楕円に伸ばす。奥から手前に二つ折りにする。※この時、下になる生地を長めに残すとシュトレンらしい形になります。
⑤ 170℃のオーブンで25分くらい焼く。
⑥ つまようじを刺してみて、ゆるい生地がくっついてこなければ焼き上がり。※緩い生地がくっついてきたら、追加で3分~焼いてください。
⑦ オーブンシートを敷いたままケーキクーラーに置き、あら熱を取る。
⑧ あら熱を取る間に無塩バターを湯せんで溶かす。あら熱が取れたら、溶かしバターを全体に塗る。
⑨ 茶こしに溶けない粉糖を入れ、全体に振りかける。※裏側もサイドもしっかり振りかけましょう。
⑩ ラップで包み、ひと晩寝かせる。
⑪ 仕上げに再度粉糖を振りかけて完成!
通常シュトレンは、クリスマスの前に毎日薄くカットし、一切れずつ4週間に渡り食べるものです。
このシュトレンはお豆腐を使っているため、作った翌日から3日~4日ほどで食べきるのがおすすめです。
粉糖をたくさんまぶしてあるので、シュトレンそのもののお砂糖は少なくしました。そのため、より賞味期限は短くなるかと思います。
20度以下の低めの室温で保存してください。冬は室温でも20度以下だと思いますが、暖房の効いている部屋や、直射日光は避けましょう。
波里さんの米粉を使用しました。吸水率が高いため、豆腐の水気を吸い、成形しやすい米粉です。他のメーカーの米粉を使用する場合は、生地が緩くなるかもしれません。その時は米粉を少しずつ足して、調整してくださいね♪
特濃ケンちゃんを使用しました。使い切りで量もちょうどよくおすすめです。パックを開けたときに、手で押さえて軽く水気を切ればOKです。水切り不要、手間も省けます。
お好きなものをお使いください。ラム酒が苦手な方は、ラム酒なしでも大丈夫です。今は100均でも少量パックのドライフルーツを販売しています。クルミやアーモンドプードルもあります。上手に活用してくださいね!
今回は米粉とお豆腐で作れるシュトレンをご紹介しました。冬の定番レシピに、ぜひ加えてくださいね!
この記事のライター
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