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お正月といえば…おせち料理ですよね。数ある品目の中で私のナンバー1はだし巻き玉子です。おせちを作るときはちゃんと出汁をひいて作りますが普段にも手軽に作れるように白だしで作ります。
暮れも近づいてくると…というより年々12月の声を聞くと、スーパーに並ぶものも数の子にかまぼこなどなど色とりどりのおせちの準備の食材が並びはじめます。我が家のおせちは未だに実家の母が弟一家の分と我が家分と3世帯分を作ってくれます。
いつ頃からかわからないですが、お嫁にくるずいぶんと前からだし巻き玉子だけは私が焼き担当なんです。これは料理上手な母より私のほうが得意だと思っています。
好きこそものの上手なれ、なんていいますがほんと卵が大好きで、好きなものを上手に作っておいしく食べたい、私の得意料理のひとつです。
おせちの時は30個分の卵でだし巻きを作りますよ。新鮮なおいしい卵を使って。お重に敷き詰められただし巻き玉子を見ると思わずニヤリとしてしまう私なのでした。
今年、1年前にオーダーしていた銅のエッグパンが届きました。金属工芸作家の水野正美さんのものです。玉子焼き・だし巻き玉子のための道具、なんだかとっても贅沢ですよね。一生ものと思って買いました。
我が家は息子が卵アレルギーなので、私の卵愛とは裏腹に全くもって食べられません。普通のサイズよりも幅を狭くしてもらい卵2個でも十分に厚みのあるだし巻き玉子が作れる仕様にしてもらいました(写真は卵3個で作っています)。
使い始める前にくず野菜で油をなじませること数回。早く使いたくって使いたくって、初おろしの時はワクワクしながら作ったのを覚えています。熱伝導がとってもいい銅はそれまでつかっていたテフロン加工の玉子焼き機とは全然違って、ふっくら厚みのあるだし巻き玉子が作れるのです。
簀巻きで巻かなくともピシッと形も決まってなんとも美しい焼き上がりです。
いつものように娘に食べてもらったら、何?今日のはすごくおいしいんだけどって。食べても違いがでるほどなんです。たかが道具、されど道具。使ってみて納得。ちゃんとお手入れして末永く道具に寄り添っていきたいと思っています。
ではでは、作り方です。
・卵…3個
・白だし…小さじ1
・水…大さじ1
・太白ごま油…適宜
※使う白だしの分量表記で薄めて使っています。
① エッグパンを中火にかけてよく温めます。
② ボールに卵を割りほぐし白だしと水を加えてよく混ぜます。
③ 適量②の卵液を流しいれて表面が乾いてきたらお好みの大きさに巻いていきます。
④ ③を数回繰り返して完成です。
⑤ お好みで大根おろしを添えてお召し上がりください。
白だしはとっても便利で、おいしいだし巻き玉子を思い立った時にすぐに作れます。我が家では常備しています。
ぜひ、おせちの一品に、普段のごはんに、お弁当に、作っていただけたらと思います。
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この記事のライター
masayo
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夫と小学生2人と暮らしています。結婚してからパンやお菓子作りに興味を持ち現在に至っています。作るのも食べるのも大好きです。器好きでもあり、作家さんのものをはじめアンティークまで幅広く収集しています。2016年5月より自宅で小さな教室(パンやお菓子を作る会)を始めました。
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