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今回は、我が家のとっておき。博多に暮らしていた頃の思い出の味、モツ鍋レシピを紹介します!モツ鍋というと、お店でないと無理かと思う方も多いかも知れませんが、実は家で作るのだって簡単!新鮮なモツさえあれば、あとの材料は家にありそうなものばかり。お家でも、モツの旨味たっぷりの博多の味、楽しみましょ!
長く暮らした博多を離れて12年。時折、無性に無性に食べたくなるのが、モツ鍋。
ぷりっぷりのモツに、ニラとニンニクの何とも食欲を促す香り、モツの旨味を吸ってくたくたに煮えたキャベツ、そのお隣で脇を固める名脇役のゴボウ…。大好き!
モツ鍋も、お店によって様々なレシピがありますが、我が家のモツ鍋レシピは、私が博多時代に食べたモツ鍋のあれこれいいとこどり。
さらにお家で作りやすく、面倒なことはぐっと省いて、簡単にアレンジしたものです。作ったら、皆さんきっと「何だ、簡単♪おいしい!」と驚かれることと思います。ぜひお試しください。
ただ、ホルモンだけは、新鮮な牛ホルモンを選ぶことが大切です。ホルモンは傷みやすいので、信頼できる精肉店などで購入し、その日のうちに調理するのが確実です。
・牛ホルモン(ミックスホルモン。小腸、大腸、センマイなどお好みで)…200g
・豆腐…1/2丁
・キャベツ…1/4玉
・ニラ…1/2束
・ごぼう…1/2本
・ニンニク…2片
・水…2カップ
・昆布(7.5cm四方)…1枚
・赤唐辛子…1本
・しょうゆ…大さじ2
・みりん…大さじ2
・塩…小さじ1/2
・ごま油…小さじ1
① 鍋に水2カップ、昆布(7.5cm四方)1枚、にんにくのスライス1片分を入れておきます。
② 材料を切っておきます。豆腐は6等分に切ります。キャベツは5cm四方の正方形、ニラは4cm長さ、ニンニクは輪切り、ゴボウはささがきにし水にさらしておきます。赤唐辛子は種を抜き、キッチンはさみで輪切りにしておきます。
③ ホルモンは、大きければ食べやすい大きさに切っておきます。
④ 鍋にたっぷり湯を沸かし、③のホルモンをさっと茹で、ザルにあげます。臭みが気になるようであれば、アクをとりながら長めに茹で、さっと水洗いします。新鮮で嫌な匂いなどしないホルモンであれば、さっと茹でるだけで大丈夫です!
⑤ ①の鍋を火にかけ、沸いてきたら、醤油、みりん、塩、ごま油を入れ、ベースのスープを作ります。
⑥ ⑤に豆腐、キャベツ、ゴボウを入れ、ふたをして煮ていきます。
⑦ キャベツがくたっとしてきたら、④の牛もつを入れ、最後にニラ、残りのニンニク、赤唐辛子を散らしてできあがり!
・ちゃんぽん麺…1玉
・もつ鍋のあとのスープ…適量
・赤唐辛子(輪切)…適宜
① もつ鍋のあとのスープを煮立て、ちゃんぽん麺を入れます。麺がほぐれ、麺の輪郭がふわっとしてきたらできあがり。赤唐辛子を散らして召し上がれ。
モツ鍋、美味しいですよねー。今やすっかり全国区なモツ鍋ですが、私が学生の頃はまだまだ珍しくて…。
博多で初めて食べたモツ鍋の、鍋の許容範囲を明らかに超えて高く高く盛られたキャベツとニラの山に驚いたことを思い出します。
そして、モツはもちろん、そのキャベツが底無しにおいしかったこと!そう、モツ鍋って野菜も美味しいんですよねー。
皆さんも、お家で博多のもつ鍋、ぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6038
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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